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【パニック障害】乗り物恐怖を爆速で克服しました。

この記事は現在パニック障害による
乗り物恐怖で苦しい思いをしている
あなたに向けて書いた記事です。

パニック障害になるとスムーズに
日々の生活を送りづらくなりますよね。

その中でも予期不安で乗り物に乗れない悩みを
抱えている方は多いのではないでしょうか?

今回は私の体験を踏まえた
乗り物恐怖を克服する方法をシェアします。

⚠️現在、パニック障害を発症したばかりの方、
体調が著しく優れない方は
休息を優先して下さいね。

✔️本日のテーマ

乗り物恐怖を克服した方法

✔️筆者について

新卒で大手メーカーの
営業職に就きましたが
過労でパニック障害と診断され
休職を余儀無くされました。

当初は常にめまいがある状況で
頭重感、過呼吸、現実感の消失..
更に不眠症も併発して
絶望的な状態でしたが..

1年4ヶ月で克服して
復職に成功することができました。
(2022年8月現在、
 3年5ヶ月再発なし)

①毎日行動する

「精神論かよ!」

そう思われた方、
多いのではないでしょうか?

確かに魔法のような解答を
期待した皆さん..
申し訳ありません。

私はパニック障害発症して
3ヶ月ほどで新幹線に
4時間乗ることに成功しましたが、

ほぼ毎日泥臭く外出した事が
一番効果があったと自負しております。

もちろん初めは
電車に乗る事すら難儀でした。

駅から実家まで1時間弱かけて
歩いて帰った事もありますし、
車の運転も家の周りを
一周するのが限界でした。

現在のあなたの状況は
分かりかねます..

しかしおそらくですが
初期の私より現在症状が重い人は
少ないのではないでしょうか?

⚠️私と同じぐらい症状が重い人、
又はそれ以上に重たい人も
良くなりますのでご安心して下さい。

今はしっかり休息を取って
少しずつチャレンジして貰えれば
必ず克服できます。

私はほぼ毎日、外出する事を
心がけておりました。
毎日電車に乗らなくても全然OKです。

パニック障害初期の頃は
駅まで行って引き返したり、

散歩だけしたり、

ゴミ出しだけとか

本当に小さなハードルから
クリアして行きました。

毎日毎日外出していると
習慣になります。

少しずつ外出範囲も広くなり、
不思議とできる事も
一気に増えたのです。

そうすると今度は
外食にチャレンジしてみようとか
新たなチャレンジをしたいと
思えてくるようになります。

どんなに小さな一歩でも構いません!
その代わり毎日外出を心がけてみて下さいね!

⚠️何でもお伝えしますが体調が悪いときは
 しっかり休息をとること!

②長期的に考える

毎日外出する事+長期的思考を持つ事が
とても大事です。

理由は焦らない為
そして再燃を防ぐ為です。
(再燃→完全には治っていなかったものが悪くなる事)

残念ながらパニック障害は
1日、2日で
治るようなものではありません。

例えると長い風邪
みたいなものです。

だからこそ焦らず、
長期的に治す!

と心がければ
必ず克服できます!

私自身、当時は
とても焦っていました。

焦ることによる
メリットもありましたが、
再燃の可能性などを考えると
オススメはできません..

私は実際に電車に乗れるように
なったと思った矢先、
電車で強いパニック発作が起きて
症状が再燃した経験があります。

当時発作が起きたのは
東京のお茶の水駅で..
突然の発作に
私はパニックになり、

慌てて電車を降りて
外のベンチで川を見ながら
休んでいたのですが..

それでも発作が治らず
5000円ぐらいかけて
タクシーで自宅に帰った
経験があります。
(休職中に5000円の無駄なタクシー代、とても辛かった..笑)

パニック障害を短期で治したいと
思っていたからこそ
そのときのショックは
計り知れないものがありました。

長期的に見れていれば、
万が一再燃したとしても
ショックを最小限に
抑える事ができます。

更にもう1つ、
回復が6〜7割のとき、
焦って職場復帰しようと
試みた事があります。

その時は会社の産業医に

「まだ早いと思うから
 もう少し休んでみない?」

と言われ復職NGを
喰らった経緯があります。

内心ややショックでしたが
今思えば良かったと感じてます。

パニック障害を
再発してしまう人は
少なくないです。

当時は早く復職したかったので
仮に職場復帰していたら
再発した可能性が高かったと
感じているからです。

産業医さんには今でも
とても感謝をしております。

上記のような私の体験談も含めて
パニック障害を治す過程では
前身したくても後退せざる得ない
日も必ずあります。

それらを解った上で
長い目で見てもらえれば
必ず良くなります。

ゆっくりコツコツ行きましょう!

③発作が起きそうなとき

3-1 力を抜く

発作が起こるときの身体は
呼吸が短くなり、力んでいる状態です。

「パニック発作、起きるな!起きるな!!」

と願えば願うほど
不思議と症状は悪化する事も
少なくないです。

あなたは漸進的筋弛緩法
(ぜんしんてききんしかんほう)を
ご存じでしょうか?

骨格筋を緊張させ(筋肉に力を入れ)、その直後に弛緩(脱力) させることによって、その部位の力が抜けリラックスしている感じを味わう方法です。 漸進的筋弛緩法は、身体の各部位の緊張と弛緩を繰り返しながら、身体全体のリラクゼ ーションを得ていくことをねらいとしています。

8 リラクゼーション紹介講座〈2〉

リラックス法の中でも
腹式呼吸と並んで
代表的なものの1つです。

力んでいる身体に
目を向けてあげて、

勇気をもって
脱力してみると意外と
すんなり落ち着きます。

私もブログでは偉そうに
つらつらと書いておりますが
実際にパニック発作を起こしているときに
冷静となって力を抜く事は難しいです。

普段から弛緩法のように
意識して力を抜く訓練をする事を
オススメします。

3-2 駅員さんを頼る(電車)

電車に乗っている事を
想定したお話しになりますが、

駅員を頼る..
ハイ、当たり前すぎますよね..

しかし人に助けを求める=
迷惑がかかる、恥ずかしい..

など考えてしまい、
ハードルが高いと感じる方も
多いのではないでしょうか?

パニック障害に限らず
電車で体調を悪くする人は
少なくありません。

駅員さんに助けを求める事は
なんら不思議な事ではありませんし、

一般の方に助けを求める事と比べたら
ハードルが低いように思えませんか?

その駅によりけりですが、
ベッドやソファーで
横にさせてもらえる所もありますし
それなりの救護対応もしてくれるはずです。

パニック発作が起こっても
最悪、駅員さんが何とかしてくれる。

このように思うだけでも
電車に乗るリスクが軽減できます。

あなたは一人ではありません。
自信をもってチャレンジしてOKです。

3-3 私がやったこと

私が実際に試してみて
効果があった方法を
3つ紹介したいと思います。

1、手の平に「人」という字を書いて鼻で吸う

私が当時お世話になった
カウンセラーさんに
教えてもらった方法です。

まぁ、
おまじないみたいなもんですね。

今だから正直に言いますが
私も教えてもらったときは
失笑しました。笑

ただ個人的には結構効果あったので
今回シェアさせていただきます。

一般的に緊張した際に
【手の平に「人」を書いて食べる】
というおまじないが
普遍的だと思いますが、

パニック障害の私達は鼻で吸います!笑

ただこれが結構効果ありました。

何故かというと鼻で吸っているので
自然と腹式呼吸をしている訳なんです。

所謂、腹式呼吸の
おまじないみたいなもんです。

騙されたと思ってここぞという時に
やって見て下さい。

2、家の匂いがついているものを嗅ぐ
  
あなたがリラックスできる環境を
外出先でも体現する事が大切です。

私の場合は家の匂いがついた
ハンドタオルを
常に持ち歩いていました。

現代だとマスクに
お気に入りの匂いをつけても
良いと思います。

ハンカチとか小さなものでも
自然で良いですね!

あなたが家でリラックス
できている時の環境を
一度ノートに書き出してみるのも
良いかも知れません。

その答えを外出先でも
体現できると良いですね。

3、目的を持って乗り物を利用する

人は本来誰しもが
乗り物に乗るリスクや恐怖感を
1%でも少なからずもっています。

例えば東京の女子高生は
電車に乗る事への
デメリットやリスクよりも

「渋谷でお友達とスターバックスで
 なんとかフラペチーノを飲む為」に

平気で電車を利用するのです。

今現在あなたは疲れ果ててしまって
乗り物に対しての恐怖が
大きくなっただけなんです。

「パニック障害を治す為に電車に乗る」
「彼女に会いに行く為に電車に乗る」
「銀座の美味しいお菓子屋さんに行く」

とかなんでも良いです。

目標、目的を持って
乗り物に乗ってみましょう。

あなたの事をいつも応援しております。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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