2021年は挑戦の年。
おはようございます。
巧流-call-の誠也です。
僕ら巧流-call-は2021年、挑戦の勝負の年になります。
そこで、その挑戦ののち、どんな世の中を創りたいと思っているのか改めて考え直し、この記事に留めたいと思います。
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そもそも巧流-call-って?
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巧流-call-とは着物の新時代を創るブランドです。
ブランドを立ち上げた経緯についてはこちらの記事をご覧ください。
https://note.com/seiya_call/n/na2da9775c4fa
着物をファッション文化として取り入れていけるように
プロダクト開発を行なったり
『どんなシーンでも着物って素敵じゃない?』ということを身をもって
SNSで発信しております。
着物の新しいイノベーションとして
・洋服生地で仕立てることで、高品質・低価格が実現。また、洗濯機で洗えるなど、保管が圧倒的に楽に。
・『1分で着れ、気崩れを起こしにくい着物』で”着付け”という概念をなくした。(特許取得済み)
・変化を好まない職人様さんとコミュニケーションを取ることで、”やってみよう”という気持ちを持ってもらえた。
・”ガウンコート”の開発で、着物をよりかっこよく着れる。また、洋服の上からコートとして羽織れるデザインにしているので、羽織ものとして、着物に挑戦できる。
・リバーシブル着物の開発。
ざっと感じのことを、約2年間かけてやってきました。
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2021年の挑戦は何するの?
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2年間活動してきて学んだことがあります。
『文化』とは
”ただ、そこにあるもの”
ということです。
ひたすら一生懸命に文化を創るとただ頑張ってみてもそれは難しく
ちゃんと文化として成り立つ設計をしなければいけないと気づきました。
着物というものを意識するのではなく
気づいたら当たり前に着ていて
気づいたら当たり前に周りに着物がある状態をしっかり設計していくことが大切なんです。
そこで、2021年に挑戦したいことが
『bar』のオープンです。
その場にいると自然と着物が着たくなるような、とびっきりワクワクする内装にして
店内での着物のレンタルは無料化にし
映えスポットを設計する。
そこで出会う人は、それぞれいろんな挑戦をしていて
楽しい出会いが毎回ある。
人が集まる場所を創りたいんです。
それも、一等地で人が集まりやすい場所に。
barというのは文化になっていて、そこに着物を掛け算していくことで
着物自体の文化を創造していくことができると思っています。
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なぜ今までそんなお店がなかったのか?
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『着物×bar』なんてのは、誰でも思いつきます。
でも、なんでそれが今までなかったのか。
そこを要素分解していくことが大事だと思います。
①着物業界の高齢化。
慣れていないことへの挑戦というのはかなり体力を使います。
できればそんなことをしたくないと考える人は多く、ましてや高齢化により、疲れることはあまりしたくないと考えるのは当たり前です。飲食を一から学び、コミュニケーションを一から学ぶ。そんな大変なことなるべくしたくないでしょう。
②ほとんどの着物屋はリピーターで回っている。
もちろん、新規集客をしたいとどこの着物屋も思っていますが、着物離れが進んだ現代では、なかなかそれは難しい。僕らも立ち上げて、ずっっとどぶ板営業で頑張ってきましたが、それはとても大変なこと。小さい会社だからできることなんです。
リピーターで回っているということは、移転するとお客さんが離れる可能性が極めて高く、リピーターを離して新規集客に力をいれていくというリスクの高い選択はなかなかできないでしょう。
③bar集客は片手間では出来ない。
飲食店の集客は単純に難しいです。それを、着物屋をやりながら同時に進めるというのはかなり難易度が高いと思います。
僕らは②でもお伝えしたように、どぶ板営業でやってきました。つまり、たくさん飲みに行き、たくさん友達がいます。そしてその友達が集客力となってくれます。友達が友達を呼び、想いが通じる仲間が集まるコミュニティとなるので、それが大きな集客へと繋がります。それは、インターネットの現代だからこそ”オフライン”が重要になると感じて、2年間頑張ってきたからできることだと思います。
こんな感じの要素があり、今までなかったけど
巧流-call-では実現できることだと思います。
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その先に創りたい未来
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こんな感じでbarと着物を掛け算して創っていきたい未来とはどんな世界なのかを共有したいと思います。
巧流-call-のコンセプトは
『粋ったDesignの”衣食住”』です。
一つ一つにこだわりを持ち、ライフスタイルを豊かにすることで、人生ってとても面白くなるよね。と思っています。
現在、新型コロナウイルスが猛威を奮い、上を向いて歩く人は少なくなりました。
でも、人生って今生きている我々に与えられたとっても美しいもので、絶対に面白いものなんです。
今の時代にはなんでも揃い、物理的な争いは少なく、毎日ご飯も食べれる。
そんな豊かな時代に生まれたこの”ラグジュアリー時代”なんだから、もっと笑顔を増やしたいじゃないですか。
(※ラグジュアリーとは、人が生きていく上で最低限の衣食住が揃った、その先に生まれる、”必要性”のこと。)
一人一人が”粋”を求め、上を向いて歩く。そんな世の中を創っていきたいです。
【そんな未来のためのビジョン】
①和裁学院の設立。
専門学校とは異なり、報酬をもらいながら学ぶことのできる職業訓練校を設立することでどんな方でも和裁士を目指せる環境を整える。また、和裁職は自宅で活動でき、様々な職を持つこれからの時代にマッチするので、そこのノウハウ提供まで行う。
②和裁士が単に仕立て屋ではなくデザイナーとしてデザイン、発信する職業への転換。
着物はほとんど形の種類がありません。これからの時代はそうではなく、和裁士が新しい着物をデザインすることで着物の可能性は広がり、伝統技術の可能性も広がると考えております。そうすることで和裁士という職業は、洋服のデザイナーのように憧れの職へと転換していきます。
③エシカルな生地で着物を製造販売。
着物というのは羽織ることによって着用する為、多少体のサイズが違ったとしても着用することのできる持続可能性の高い衣装と言えます。そのような着物を環境に優しい生地や、フェアトレードで取引される生地で仕立てることにより、購入する方が少しでも自分の着物に愛を持てる商品を販売していきます。
④それぞれのニーズに合わせたブランドを立ち上げる。
今後着物を着る人が増えると、様々なニーズが生まれてきます。低価格重視で既製品のみの専門店や、絹にこだわった高級店、ガウン専門店など、数種類のブランドを立ち上げ、我々の企業で全てのニーズに応えれるよう展開していきます。
⑤教育。
学生に対し、着物のかっこよさ、職人の美しさを伝える活動を行なっていく。(小学校の授業経験あり)
⑥着物を普段着ファッションとして浸透させる。
着物をファッションとし、もっとカジュアルにラフに着物と関わっていく文化を創造していきます。
⑧生地製造、縫製、販売まで自社で行う。
全て自社で行い管理することで、効率的なコストカットが可能になる。また、融通がきくので着物の新しい可能性に挑戦しやすい環境をつくることが出来ます。
⑨『着物×bar&cafe』を全国展開し、海外展開する。
文化とは『ただそこにあるもの』だと認識しています。着物を、食と掛け算していくことで当たり前に着物があり、その輪を広げていくことでいつの間にか文化を創っていけると確信しており、このビジネスモデルは着物業界の救世主です。スピード感をもって、展開していきます。
⑩日本文化を総合的に発信する企業となる。
茶道・華道・書道・着物など、日本を感じ学びを伝える展開を行なっていく。全て自社で行うか、他社と協業するかはどちらでも良く、展開する際の状況で対応します。
以上です。
長い記事でしたが最後までご覧頂きありがとうございます。
一緒に美しい未来を創り、そんな世界を次の世代に渡しましょう。
着物テーラー 元山誠也