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初心者エンジニア目線で語る、優良テック企業の特徴5選

こんにちは。BugFix LLC エンジニアのセイトです。

今回は「初心者エンジニア目線で語る、優良テック企業の特徴5選」というテーマです。
僕は以前Web系の開発会社でVPoEをしていましたので、この経験をもとにご紹介させていただきます。

まず前提として、優良企業の定義はさまざまですが、今回は「皆さんのキャリアにとってプラスになるかどうか」という一点だけに集中してオススメ企業の特徴を発表します。

皆さん、本当は企業に求めたいことが色々あるのではないでしょうか。
キャリアになることは前提として、他にも給料が良いかどうか、会社の雰囲気がどうかなど様々あると思います。

しかし、未経験や若手のうちは全部を求めるのは難しいでしょう。
なぜなら、好条件が揃っている一流の企業には優秀な人を含めた多くの応募があるため、企業側が選り好みできてしまうからです。

そういった会社はレベルアップした後に転職するタイミングで選ぶこととして、初めはとくにキャリアになるかどうかに的を絞って転職活動をするのが良いかなと思います。
逆にそこを捨ててお金や会社の雰囲気を優先してしまうと、今のうちは良いかもしれませんが、今後転職する際に活きてこないため、長期的に見ると損してしまう可能性があります。

それでは早速、皆さんがエンジニアとして一社目に入る上でキャリアになるかどうかに特化して特徴をご紹介していきます!

①エンジニアが多い

エンジニアが多いことは、エンジニアにとっては直接的な恩恵が得られます。

例えばプロジェクトメンバーとして働く中で、何かエラーが起きたり、難しくて分からないことがあった場合に、エンジニアがたくさんいるとそれだけ聞ける人が多くなります。
他にも、自分が病欠で休んでしまったり、チームメンバーが何かしらの事情で来れなくなってしまった時に、カバーがしやすいです。

また、単純に人数が多いと会社での発言権もある程度得ることができます。
例えば、エンジニアが「コーディングの生産性を上げるためのアプリケーション・パソコン・設備を導入してほしいな」と思ったとしましょう。

エンジニアが多い会社であれば、賛成票多数ですぐ可決となりやすいです。
しかし、会社全体に占めるエンジニアの割合が一割未満の場合、その一割未満の人がいくら要望を上げたところで会社の上層部からは「一部の人が言っているだけだから無視で良いか」と思われてしまうかもしれません。

IT/Web系の会社や自社でサービスを持っている会社であれば必然的にエンジニアが多くなりますが、幅広いビジネスを展開しているうちの一つとしてIT部門があるという会社の場合、極端にエンジニアが少なくなってしまうことがあります。
最悪の場合、自分含めて一人〜二人しかいないような会社もあるため、入社する前にある程度エンジニアがいるかどうかを確認しておくことをオススメします。

②オフィス環境に実用的な投資をしている/一部リモートワークOK

これは単純に生産性と健康面の問題です。
エンジニアをしていると、1日8時間座り続けてひたすら画面と向き合って仕事をします。常に同じ姿勢で仕事をしているため、ここにはこだわる必要があります。

例えば、座り心地の良い椅子があったりデスクが広く使える環境があると、すごくありがたいです。
中にはそういった環境がないために、腰・首・肩を壊してしまう人も少なくありません。

これでは健康的にも良くないうえ、生産性も上がりません。
ですので、オフィス環境を気遣ってくれたり、あるいは一部リモートワークを認めてくれる会社が健康的にも生産性的にも良い環境だと思います。

また、パソコンのOS(Windows/Mac)を選べたり、デュアルディスプレイを認めてくれる会社だとなお良いです。
というのも、Web系の言語やツールを扱う時にWindowsだと苦労することがしばしばあります。

Macだと動くけれどWindowsだと動かない、Macだと情報がたくさんあるけれどWindowsだとなかなかないというような場面が多々あるので、ぜひWeb系の会社であればMacを選ぶことができたり、希望した人にはデュアルディスプレイを提供してくれるような会社をオススメします。

③勉強を支援する仕組みや制度がある

これは募集要項や会社のHPに載っている場合もありますが、技術書の購入制度や社内外の勉強会がある会社は、キャリア的にプラスになる開発会社である可能性が高いです。

正直、技術書の購入というのは大した金額ではないので、会社にとってそこまでマイナスの経費にはならないのですが、そういった制度があるだけでも「勉強するエンジニアを応援しよう!」という会社側の意気込みが感じられます。

また、勉強会は社内で根付かせるのが難しく、定着している会社は珍しいです。
そのため、勉強会が定着している会社には学習意欲が高く「チームをもっと良くしていこうぜ!」という心意気のエンジニアが多く在籍している可能性が高いです。

これらの制度がある会社は、皆さんのキャリアにとって非常にプラスになると思いますので、是非確認してみてください。

④自社でブログを持っている

ブログを持っている会社、特にエンジニアのアウトプットとしてブログを持っている会社は非常に素晴らしいです。

ブログを見ればその会社のエンジニアが業務で実際にどんな技術を使っているかが分かるため、自分のやりたいことがその会社でできるのかどうかが分かりやすいという特徴があります。

また、エンジニアのレベルや勉強へのモチベーションについても、そこから読み取ることができます。
アウトプットとしてのブログがある会社には非常にモチベーションの高いエンジニアの人たちが在籍している可能性が高いでしょう。

実際に僕の会社もブログを持っていますし、他にも有名な会社でいうと、LINE、DeNA、Goodpatch、GREEなどのテクノロジーに強そうなイメージのある会社は、エンジニアがブログを書いて情報発信をしたりしています。

⑤CTO/VPoEがいる

CTOは直訳すると「最高技術責任者」、つまりエンジニアサイドで一番偉い人のことです。

VPoEはVice President of Engineeringという現在僕がやっているポジションなのですが、簡単に言うとCTO+人事のトップで、CTOと人事を足して2で割ったようなポジションです。
VPoEは欧米発祥で、最近ではメルカリやSanSanなどの技術的に強い会社が取り入れているポジションです。

CTOやVPoEはエンジニア出身かつ発言権のある経営幹部です。

彼らは「エンジニアの声を吸い上げて組織をどう変えていこうか」「こういう制度があった方が良いのではないだろうか」「これはやめたほうが良いのではないか」というようなことを経営のトップとの話し合いの中で言ってくれる存在です。
どちらもエンジニア全体の技術力の底上げや、モチベーションを保って生産性高く仕事ができる環境を作るという部分に責任があり、実際に僕もかなり注意しています。

もしこういったポジションの人がいないと、エンジニアサイドで発言権のある人がいない組織になってしまいます。
そうすると、営業やプロジェクトマネージャーなどの他のポジションの意見が強くなってしまう可能性があるのです。

ですので、CTOやVPoEが在籍している会社には、エンジニアファーストの会社を作っていくという意思や、自分たちの技術力を高めて優秀なエンジニアを採用していきたいという意思があると捉えることができます。
ぜひこちらも検討してみてください。

さいごに

以上、未経験でエンジニア転職・就職する人が企業を選ぶ上で抑えておくべきポイントをご紹介させていただきました!

僕自身は新卒一社目で営業職の強い会社にエンジニアとして入り、すごく苦労しました。
ぜひ皆さんには今回ご紹介したポイントに注意していただき、楽しく、最低限キャリアにつながる会社に入っていただければなと思います。

また、BugFix LLCでは下記のサービスを展開しています。ご興味ある方はぜひ、お気軽にお問い合わせください!

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