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医療の発展が病人を増やすことにつながる

この記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録台本にもなってます。本編が気になる方は、下記のラジオをご視聴ください。
>>ラジオ「整体師のカラダとココロの話」

「医療が発展し、あらゆる病気やケガに悩む人がいなくなる世の中にする」

これを目指して医学は発展し、そのためにたくさんの研究者の先生方は尽力されてきました。

ぼく自身、以前は整形外科や産婦人科など現代医療の中で整体を行ってきて、現代医療の必要性も、弱点も体験してきました。

その経験の中で、一つの結論に達しました。

それが、「医療が発展するほど病気に悩む人は増える」と言うことです。

でもこの言葉だけでは?が多いのと、語弊も多いので、順々に解説してみます。


大前提として、語弊があることも承知の上

この記事「医療は滅んだほうがいい」という言葉だけでは、かなり語弊があります。

今現在、病気で治療中の方、コロナ渦の中で懸命に仕事をしてくれている医療従事者の方々にも大変失礼ですし、何よりぼく自身も医療機関で過ごしてきた時間が長いので、病院勤務がどれだけ肉体的にも精神的にもしんどいかはよくわかっているつもりです。

それでも、あえてこの話を進めます。この記事はラジオ収録の台本になりますので、この記事を解説している「ラジオ」も一緒にぜひ聴いていただきたいです。

ぼくが整体をする理由ただ一つで、整体にかからなくてもいい人を増やしたいからです。

この記事も、ブログも、ラジオも、根底にある思いとしては「整体にかからなくてもいい人を増やしたい」という思います。


医療が発展した結果…

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(出典:厚生労働省 国民医療費・対国内総生産・対国民所得比率の年次推移 画像:平成27年度 国民医療費の概況)


・上のグラフを見ると、昭和30年は1億円にも満たなかった医療費は、平成27年時点では40兆円を超えている

・当然、インフレ率なども考慮する必要はあるが、それでも医療費の増加率は高すぎる

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(出典:国立がん研究センター)

・上記グラフは、癌になる人の人数を示したグラフです。1985年からのデータですが、2012年までで約2.5倍

・この原因は高齢者の増加とされているが、おそらく違う気がする。

・医療が発展した結果、がんの生存率はやや向上するなどもある反面、病気と病気で悩む人は増加し、医療費は膨らんだ側面もある



医療が発展=病人が増える

・医療が発展→新しい病気が増える→その病気で悩む人が増える(その病気ではないか?と不安に思う人も増える)→さらにその病気を研究しまた新たな病名ができる→さらに悩む人が増える→医療費は膨れ上がる…

・今の医療の発展はこのループ。これでは病気が(病名)が増えるほどに、悩む人が増える


では、医療が滅ぶ状況とは?

・医療の発展は病気が増える側面が強い

・医療が滅ぶとは、「医療を必要とする人が減ること」

・そのためには病気とは何か?を知る必要がある


(例)

風邪は身体の疲れ、精神的な疲れをリセットする意味もある。

風邪症状には、発熱、咳、吐き下し、頭痛など。

発熱=体温が1℃上がると免疫力が30%UP

咳、くしゃみ=不要な物質を体内へ入れない、肋骨を緩めて呼吸を深くする作用

吐き下し=体内の不要物を排出する作用

頭痛=頭の思考を一旦ストップさせて、頭をリラックスさせる作用

これら理由で、ぼくたち家族は風邪で基本病院に行かない


病気、症状は本当に悪か?

・身体が身体を維持する力を、信頼できないことが医療を必要とする理由だと思う

・症状がある=ダメなことではない、その症状により調整されることがある

・病気になるのがダメなのではなく、病気そのものが身体を調整している側面がある

・身体は基本に自動運転、僕らの思考よりも信頼できる自動運転

・身体の自動調整機能が「慢性病」とも言えるので、身体の機能を信頼することができれば、医療にかかる必要はかなり少なくなるはず


絶対必要な医療

・救急医療(事故、急病、妊娠中、小児救急など)全般

・生命を一時的につなぐ対症療法


「対症療法」のメリット・デメリット

・対症療法とは、命の危険がある時の一時つなぎ的処置

・生活習慣病など慢性疾患にまで対症療法を行っている。これは、本来不必要な治療と言える

・糖尿病初期で、血糖値を下げる薬を出して終わり。と言う病院も多い。本来は食生活改善を第一にすべき。でもこれをやると病院は経営できない実情

・正直、医療には身体を治す力などない


まとめ(医療を必要としないために)

・病気や症状がダメではなく、病気になることで調整しなければならない日々の生活習慣、働き方などの価値観を見直すことがまず大切

・医療が身体を治すのではないことを理解する。

・自分の身体を治すことができるのは自分の身体だけ

・医療は命をつなぐ一時的な対処が重要な役割


記事執筆者紹介

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整体庵大空 下大前陽介(シモオオマエ ヨウスケ)

<プロフィール:整体師歴19年>

スポーツトレーナー、トレーニングコーチ、プロ野球選手のサポート歴

スポーツ整形外科、産婦人科での施術を経て、整骨院開業。

現在は保険診療を廃止し自費診療で整体院を夫婦で営んでいます。

ファスティング歴10年以上、-25kgのダイエット経験者

定期的にファスティング講座をオンラインで開催しています。

妻(美容鍼灸師)、子供2人、猫1匹の5人家族です。


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