【雑談】整体師人生の転機になった言葉
今日はあんまり良い話のネタが思いつかなかったので、、、
以前に質問をいただいた内容をお答えしたいと思います。
質問内容は下記の通りです。
『いつもラジオ楽しく聞かせていただいております。ふとした疑問なのですが、整体師さんのイメージって身体の歪みを治すとか、硬い身体を柔らかくする人だと思っていました。でもメンタル的な話が割と多くて、たくさん悩みを抱えてきた経験からとても刺さる話が多く、学びになっているのですが、なぜ、整体師さんなのにメンタル的なお話が多いのですか?もしきっかけとかありましたらお話していただければ参考にしたいです』
本記事(収録)ではこの質問にお答えします。
とはいえ、あまり皆さんにとって有益な話ではないので、今回は雑談です。
興味のない方はスルーでお願いします。。
本記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録台本にもなっています。本記事は箇条書きで要点をまとめた記事ですので、本編はラジオ収録で解説しています。内容をしっかりご理解するために下記のラジオ収録もご視聴ください。下記ラジオは本記事の本編になります↓
自分の考えに合わない人は過去
・ぼくは医学を学び始めて7、8年間は、身体は身体の問題、心は心の問題としてみていた。
・身体の痛みやコリなどの症状は、筋肉と骨、関節の問題から来る考えて診ていた。
・それで痛みが取れないと、心の問題として「自分の範疇じゃないな」と排除していた。
→ある意味、自分の思い通りにいく患者さんを患者さんとして診て、思い通りに行かない人は、本来自分自身がしょぼいだけなのに、患者さんのせいにしていた。
考えが180度変わった2つの言葉
転機になった言葉①
・「お前は病気や教科書を見てるだけ。人をみていない。」
この言葉は、ぼくの師匠に出会った当初に言われた言葉。この言葉を言われる前、師匠の治療を見学していた。
・ある60代の女性患者さんをひたすら順番抜かしする。その意図は、患者さんをイライラさせた状態で治療を始めたからだそう。その方が言いたいことバンバン言える。それでとてもスッキリする。それが治療になる。
転機になった言葉②
・身体や動作の観察において大切なことは、「身体が動く以前に動くものをみること」
・「食べ物に手が伸びる」という動作の前に、動いているものは?
→「お腹がすいた」という心。
・もう少し具体例を。「野球の投手の投球動作」
・肩が痛い=投球動作に問題点を当てる。それもひとつ。でも、その投球動作に至るまでに動いているものは?
それは、どういう投球をしたいのか?、打者をどう抑えたいのか?という部分。ここが力みにつながったりするケースがある。
身体を機械ではなく、人としてみるようになる
・こういった経験から、身体を骨や筋肉でできた機械物ではなく、メンタルを持ち合わせた「人」としてみるようになった。
・心を大切にしている〜というと、うつ病専門の整体師さんですか?と言われれることも多いですが、そうではないです。
・人の全ての動作には、必ず動作以前に動いているものがある
・それが「心の動き」心が動き、身体の動作が生まれる。身体の動作が筋肉を形作る。つまり、筋肉や骨にはその人の生きてきた歴史が刻まれているとも言える。
・それが身体。解剖学や生理学は過去の偉人たちの叡智の結集。でもそれだけで成り立っているものではないと思う。
・解剖学はあくまで死体の学問。それを参考にしつつ、生きた人間の観察に生かすことが大切。そのために解剖学や生理学があるのだと思う。
記事執筆者紹介
整体庵大空 下大前陽介(シモオオマエ ヨウスケ)
<プロフィール:整体師歴19年>
スポーツトレーナー、トレーニングコーチ、プロ野球選手のサポート歴
スポーツ整形外科、産婦人科での施術を経て、整骨院開業。
現在は保険診療を廃止し自費診療で整体院を夫婦で営んでいます。
ファスティング歴10年以上、-25kgのダイエット経験者
定期的にファスティング講座をオンラインで開催しています。
妻(美容鍼灸師)、子供2人、猫1匹の5人家族です。
整体を希望の方、ご予約は下記ホームページよりお問い合わせください。
>>Twitterはこちら(日常役立つカラダやココロのことを発信中)
初心者向けのオンラインファスティング講座開催中
今回のファスティング講座では「ファスティングはやったことがないけど興味あって一度やってみたい!」という方向けに、
・ファスティングの基礎知識
・食べすぎと病気の歴史について
・週1日ファスティングの具体的な方法
これらについて約2時間でお伝えします。
質疑応答の時間もあるので、疑問点も解消して充実した講座にしたいと思っています。
参加料金:3000円
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?