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めまいなど自律神経に悩む人との会話で意識すべきこと【症状の原因<目的】

※この記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録台本となります。本編が気になる方は、下記のラジオをご視聴ください。

>>ラジオ「整体師のカラダとココロの話」

■関連ツイート

■本記事はこのような方におすすめ

・家族がめまいや頭痛など自律神経失調症様の症状で悩んでおり、接し方で悩んでいる方

・セラピストをしていて不定愁訴に悩む人への接し方が苦手な方

・自分自身が自律神経失調症で悩んでいる方

悩みの背景は一人一人違いますが、基本的な思考方法のお話し


■めまいなど自律神経に悩む人との会話で意識すべきこと

「症状の原因よりも、症状が持つ目的を観察すること」

・悩みの原因よりも、なぜあなた(私)は、その悩みを必要としているのか?という視点が大切

・病気を治したい人と病気のままでいたい人もいる

・症状の原因を探すと(例:食事?他人や環境ストレス?薬が合わない?)迷路に迷い込みやすい


■実際にあった症例

※多種多様な症例があるので、紹介しきれない部分はあります。

□症例1/頭の圧迫感、動悸、全身硬直、過呼吸など体調不良に悩んだ女性経営者Rさん

・30代女性

・1年ほど前から上記症状で悩み、あまりの不調さに数回入退院を繰り返す

・仕事ができなくなり全ての事業をたたむかどうかまで考えていた

・この方がなぜこの症状を必要としていたのか?

→人を信頼できないことへの無自覚的違和感の解消したい

・Rさんとの会話で意識したこと

→ひたすら自分の考えを深く質問する→自分で自分の思考に気づいていく

・現在は事業をスタッフに任せたり、パートナーを信頼することで安定して仕事を楽しんでいる

・Rさんの整体を受けた感想

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□症例2/強迫性障害による動悸や息苦しさ、不妊でも悩むYさん

・30代女性

・数年前から何度も鍵を確認したり用心深いことで悩み強迫性障害と病院で診断を受ける

・二人目不妊でも悩んでおられた

・動悸や息切れで、過呼吸にもなる(その不安もあり精神安定剤を服用)

・この方がなぜこの症状を必要としていたのか?

→何度も確認をしてしまう自分がダメな人間だという自己否定を緩衝すること

・Yさんとの会話で意識したこと

→360度いろいろな角度の価値観を持った人がいないと世の中は成り立たない

・現在は繰り返し確認する自分を肯定的に捉えている。2人目も妊娠中。

・Yさんの整体を受けた感想

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■治すことを目的としていない人もいる

・こういう場合は治そうとするほどに治らなくなる

・病気であることで満たされる「何か」がある。

・こういう方にやれることはなかなか少ない

・そのまま進むと大きな怪我や病気になってしまうこともあり要注意

・本人は自覚ないことが多いので、伝えるべきタイミングが重要


■まとめ:なぜその症状に悩む必要があったのか?と考えることが大切

・症状を引き起こす原因を環境に求めると迷路になりやすい

・スマホで病状を調べても不安になるだけなのはこの迷路のせい

・あなた(自分)がその体調不良を経験する必要があったとすると、それはなぜなのか?という視点で考え接することが大切


■自律神経失調症などの詳しい解説&整体施術方法はこちらをどうぞ

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