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【最近嬉しかった話】想いを伝えることと、強要の違い

突然ですが、みなさん日常の中で「嬉しいな〜」って感じる瞬間はありますか?

些細なことであっても嬉しいなと感じることは、なんてことない日常に彩をもたらしますよね。

以前、何かの本で「幸せはなるものではなく、気づくもの」という言葉を聞いたことがありますが、確かにその通りだなと思いますね。

今日はつい先日あった整体をしていて、とても嬉しかったことを皆さんに共有できればなと思います。

なにがあったか一言で表すと、「自分の想いが、伝えようとせず相手に伝わる」と言う体験です。

小さなことかもですが、すごく幸せな気持ちでした。

ぜひ記事と同時に、本編のラジオ収録まで視聴いただければ幸いです。

本記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録台本にもなっています。本記事は箇条書きで要点をまとめた記事ですので、本編はラジオ収録で解説しています。内容をしっかりご理解するために下記のラジオ収録もご視聴ください。下記ラジオは本記事の本編になります↓


ある患者さんに言われた言葉

・1年ほど月1、2回通って頂いている患者さん

・どこかが特別辛いわけではないものの、1ヶ月ぶりにお越しになられ、その治療後にこんなお話してしてくれた。


『私がここに整体にきて一番良かったのは、身体の痛みや症状が治ったことではありません。何かしら症状が出た時に、早く治そうと不安になるのではなく、この症状によって何を調整してくれているんだろう?と考えるようになったことです。そう考えると、本当に身体に感謝できるようになりました。以前なら本当に症状が出ないかどうかが不安だったし、症状が出たら不安で仕方ありませんでした。』


・この言葉、ぼくは冷静に聞いているふりをしていたけど、とてもとても嬉しい言葉。ぼくが一番、皆さんに伝えたかったことがこの内容に凝縮されている


ぼくが整体を通して伝えたいこと

・症状を緩和したり、改善することはまず大切。そう上で大切なこと。

・患者さんの苦痛を取り除くことにとどまらず、それに加えて患者さん自身が自分の身体を信頼できるようになってほしい。

・これは多くの人には、全く意味を感じないことだと思う。ぼくの勝手な信念であり、相手(患者さん)にそれを強要しようとは全く思っていない。

・一言で言うと、健康不安とは、自分の身体への不信感とも言える。

・整体技術で苦痛を和らげることはできても、その安心は一時的なものになりがち。でも、症状がなぜ身体に必要か?を腑に落ちるレベルで理解すると、身体を信頼できるようになる。このことが、永続的に健康不安を腐食できる唯一の方法だと思う。

・しかし、、、「身体を信用しなさい」とかって新興宗教ですか?みたいな雰囲気がどうしてもある。そうではなく、身体本来の仕組みの話。
ここをもう少し深堀する。


自分の想いを伝えることと、強要の違い

・自分の意見や想いを伝えること
→自分の本音に主体があるので、相手のリアクションは気にならない

・自分の意見を相手に強要すること
→自分の本音より相手のリアクションに主体がある状態=メンタルを消耗しやすい状態へ


なぜ、「症状」が身体に必要なのか?

・症状が不安でしかない人へ…ちょっと考えてみてほしいこと。

・熱が出たり、吐き気がしたり、下痢などの症状が出た時にどう感じますか?
→その症状が出ていることが異常のサインとして「不安」に感じるはず

・でも、もし腐ったものを食べて、吐き下しができないとしたらどうでしょうか?

・もし、不要なウイルスが体内で増加したとして、発熱することで免疫力を上げてウイルスを駆逐できなかったとしたらどうでしょうか?

・症状とは、ぼくらの身体を苦しめたくて出るわけでもなく、不安にさせるために出ているわけでもなく、『体内環境や身体バランスを整えるため』に必要な現象。

・身体は99%は自動運転。しかもミスは全くない自動運転。

・心臓が動いていることも、飲食した後の消化吸収も、全て自分の意志とは関係なく自動で全てうまく行くように調整してくれている。
その調整作用の一つが「症状」を作るということ。

・ぼく達は症状の苦痛な側面しかみていないかもしれない。だから、その苦痛だけが緩まれば良しとする風潮がある。症状は苦痛であることは確かだけど、それだけが症状ではないことも事実。ここを理解することが遠回りのように見えて本質だとぼくは思う。


症状の改善<症状がなぜ必要なの?【具体例】

・苦痛に感じる症状を改善することはもちろん重要。

・加えて、考えるべきことは、「なぜ、その症状を身体は必要したのか?」

(具体例)

頭が痛いと言う辛い症状。これを身体が求める理由は?
→一言で言うと、「頭を休めたい」から。
頭痛が起きると、目を閉じて横になり、頭を使う仕事や勉強などができなくなる。身体としてはこの状況を作りだし、頭を休憩させる必要がある。

つまり、日常的に頭を無理に酷使している状況があるということ。
→頭痛を整体や薬で改善すると同時に重要なのは、頭痛を起こさないといけないほど疲労を溜め込んでいる日常を見直すことにある。


記事執筆者紹介

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整体庵大空 下大前陽介(シモオオマエ ヨウスケ)

<プロフィール:整体師歴19年>

スポーツトレーナー、トレーニングコーチ、プロ野球選手のサポート歴

スポーツ整形外科、産婦人科での施術を経て、整骨院開業。

現在は保険診療を廃止し自費診療で整体院を夫婦で営んでいます。

ファスティング歴10年以上、-25kgのダイエット経験者

定期的にファスティング講座をオンラインで開催しています。

妻(美容鍼灸師)、子供2人、猫1匹の5人家族です。


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