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1か月でIELTS6.5達成?!_フィリピンでIELTSを受けてみて

どうも!
セイタです!!
北京大学修士課程で社会学を学んでいます。


2023年の8月にフィリピンのマニラ近郊にあるケソンシティに位置するEnglish Breakthrough(以下EB)という語学学校にてIELTSのスコアリングのために1か月語学留学を行いました。



この記事の対象者は
・IELTSのスコアが必要な人
・フィリピンでIELTSを受けたい人

となります。


以下の記事が概略になります。



現在北京大学の修士課程に在籍しているのですが、交換留学に行きたいなと思っています。その申請のためにIELTSのスコアが必要だったため、フィリピンでIETLSを受けることにしました。ちなみに2回受けときました(笑)


フィリピンで受けた理由としては2つあります。ひとつが、語学学校で学んだ英語を忘れる前に受験したかったからです。毎日6時間英語に浸かっていられるような環境を中国で作るのは難しいからです。もう1つの理由がフィリピンで受けた方が安いからです(笑)
※この点は後述させていただきます。






フィリピンのIELTS事情について

この章ではフィリピンのIELTSを取り巻く状況に関して簡単に説明させていただきます。



IDP's Gear up for IELTS Seminar

自分は語学学校の先生に勧められて、IELTSのセミナーに行ってきました!!セミナーはIDPというオーストラリアの団体によって開かれていました。
※ちなみに、IELTSはブリティッシュ・カウンセルというイギリスの団体及び上記のIDPのどちらかで受けることができます。自分はIDPで受けました。


マニラの都心部にある高級ホテルのセミナー室で開催されていました。パッと見たところ100人程度参加していたように思います。



スピーカーは英語教育に長らく関わっているカナダ人の男性でした。


このセミナー自体はIELTS’sの基礎的な内容や解き方のTipsが大半で、そういうのはしっかりと調べるタイプなのでそこまで学びは多くありませんでした。

ただ、フィリピンのIELTS事情に関して面白いなと思ったことが2点あります。1点目が、フィリピンでIELTSを受ける人の大半はAcademicではなく、Generalを受けるということです。Generalは移民や仕事のために必要な試験タイプで、Academicは大学入学のための試験です。たしかに、フィリピンだと大学に行くより、働きに行く方が多いのは納得できます。日本人で、しかも自分のような大学生だと、みんなAcademicを受けるのでこのことは新鮮でした。

また、世界的な傾向としてみてもAcademicの方が受験者が多いようです。

IELTSは2019年にアカデミックモジュールは2,867,031名、ジェネラルモジュールは857,749名が受験しています。割合では、アカデミックモジュールが77%、ジェネラルモジュールが23%となり、留学や進学を目的としたIELTSの利用が盛んであることがわかります。

Metropolitan Academy of English


2点目が、Speakingのセクションに関してです。IELTSのSpeakingはTOEFLと違って、対面で行います。その面接官なのですが、なんと国籍の制限はありません!!!なので、「フィリピン人でもIELTS9.0かつ特定の要件を満たせば、面接官になる可能性がある」といわれました。


TOEFLがアメリカの大学に進学するための試験で、英語もすべてアメリカ英語です。その点、IELTSはグローバルな試験であり、ネイティブ限定ですがいろいろな国の英語で話されます。とはいえ、面接官がノンネイティブの可能性があるというのは少し驚きました、、



IELTSの受験料

ここでは、IELTSの受験料について日本とフィリピン、ついでに自分が住んでいる中国の比較をしていきます


まず、日本で受けようと思うと
25,380〜27,500円
かかるそうです。


次に、フィリピンで自分が受けたときは
12,350ペソ
でした。

これを自分が受けた当時のレートである1ペソ=2.56円(2023年8月15日時点)に換算すれば
・31616円
となります。日本より全然高いです、、


なお、中国だと
・2020元
となります。

これを本日のレート1元=20.76円(2023年11月17日時点)に換算すれば
・41935円
となります。なんでこんなに高いんでしょうね、、、


といういうことで
・日本:25,380〜27,500円
・フィリピン:31616円
・中国:41935円

となります。


みなさん、IELTSは日本で受けましょう(笑)





IELTSの受け方

日本よりもフィリピンの方がIELTSの受験料の方が高いので、受けたい方は少ないかもしれませんが、ここではどのようにすればテストを受けれるのかについて説明していきます(笑)
※中国よりはフィリピンの方が安いので~



前述のとおり、IELTSはブリティッシュ・カウンセルとIDPの二つの団体で受けれます。サイトの作りとかを見たところ、ブリティッシュ・カウンセルの方がしっかりしていたのですが、試験日程が埋まってしまっていたので、IDPから自分は受けることにしました。IDPから受けたい人は以下のサイトから登録ください。



基本的にサイトの登録自体に大きな問題はないかと思います。問題があるとすれば、受験料の支払いのみです。支払方法自体はたくさんあるのですが、現実的に日本人ができうる支払方法は2つかなと思っています。


1つがPAYPALを使った支払いです。僕も本当はこの方法を使いたかったのですが、身分証明をするための免許証が手元になかったため、うまくできませんでした、、これは日本にいるうちにPAYPALをダウンロードして、銀行口座とかクレジットカードを紐づけておいた方がいいと思います。


もう一つがBDOというフィリピンの銀行に行って、送金依頼をだすことです。ただ、わざわざ行くのがめんどくさいのと、詳細に送金依頼書を書かないと、マッチングがうまくいかないのであまりお勧めはしません。。。






IELTSを受験してみて

それでは、IELTSをフィリピンで受験してみた感想について書いていきます。


試験当日に関して

試験当日はGrabというタクシー配車サービスで会場まで向かいました。フィリピンは交通状況が劣悪なので、時間にかなり余裕をもって向かいました。


自分は二日連続で受けたのですが、ともに午前中はSpeaking、休みを挟んでReading、Writing、Listeningの試験を受けました。


少し驚いたのは、初日のSpeaking面接官が日本人だったことです(笑)
たしかに、ノンネイティブでも面接官になれるというのは知っていたのですが、まさか日本人と当たるとは思ってもいませんでした。ちなみに、「あなたの国の○○について」という質問がめちゃくちゃ答えにくかったです。2日目はどこの国かわかりませんが、名前は南米系でした。多分ネイティブです。


あと、体調に関して言えば、初日はものすごく体調が良かったです。前の日の寝る時間や朝食べるものすべてがうまくいき、これ以上ないほどの体調でした!!一方、2日目は最悪でした。初日のパフォーマンスが良すぎて、興奮してしまったため、夜眠れませんでした


しかも、2日目に受験した時は日曜日だったため、初日で時間をつぶしたスターバックスが休みだったり、近場の店がすべて閉まってました、、


なので、初日は自信があったのですが、2日目のテストは少し自信がありませんでした。



IELTSの結果

それでは、1か月の語学留学の成果としてのIELTSのスコアについて書いていきます。


まず、初日の点数なのですが、

・Listening:6.0
・Reading:7.0
・Writing:6.5
・Speaking:5.5
・Overall:6.5


ということで目標としていた6.0を超えて、6.5のスコアを獲得することができました!!!やはり、日本人らしくReadingとWritingの点数が比較的高いですね(笑)Speakingは1か月勉強した割にあんまりでした。。





もうすでにスコアを獲得できていたのとパフォーマンスが低そうだったので、2日目の試験はあまり興味なかったのですが、一応確認してみました。

結果としては、

・Listening:6.5
・Reading:7.5
・Writing:6.0
・Speaking:5.0
・Overall:6.5


ということで全く変わりませんでした(笑)
集中力を必要とされるListenigとReadingでむしろ点数が上がっていました(笑)


この経験から、そこまで体調を意識しなくてもいいのではないのかと思いました



以上が、自分がフィリピンでIELTS試験を受けた感想になります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。フィリピンでIELTSを受けることに関して少しでもイメージを持っていただけると幸いです。



下記のマガジンでは、フィリピン滞在に関することをまとめております。



以下の記事ではフィリピンの語学学校(English Breakthrough)でどんな授業を受けたのかを書いているので、合わせてご覧ください。




また、下記のマガジンで英語学習に関しての情報を紹介していく予定です。



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