北京の二郎系ラーメン3選
どうも!
セイタです!!
現在北京大学修士課程で社会学を学んでいます。
この記事では、自分が北京で食べた二郎系ラーメンを3店紹介させていただきます。
2023年の現在は北京で二郎っぽいラーメンが食べれる店が3つもあるのですが、自分がかつて交換留学していた2015年には北京に二郎系ラーメンが食べれる店がありませんでした。
なので、二郎系ラーメンが食べたい場合は吉林省の省都である長春にまで新幹線で8時間かけて行く必要がありました。長春には二郎三田本店で修業した中国人が店を構えていました。
自分は日本で社畜をしていたころの唯一の楽しみが外食であり、食べログでレビューをし続け、気づけばレビュー数が700を超えるようになっていました!
その中でも二郎系ラーメンには目がなく、食べた二郎系ラーメンは30を優に超えています。直系に限っても
・三田本店
・京急川崎店
・目黒店
・品川店
・新宿小滝橋通り店
・新宿歌舞伎町店
・相模大野店
・横浜関内店
を訪問しています。
※個人的なベスト二郎は新橋の味方と関内二郎です。
自分は汁なしそばが好きなので、ともに汁なしそばのレビューが載っています。
自分の星の付け方としては、食べログの評価に比較的近いかと。
・星3.2を標準としてます。
・星3.0がちょっと微妙。
・星3未満はかなり不満。
・星3.5以上でリピートしたいお店。
・星4以上はかなりの高評価です。
今回のせっかくなので、食べログ形式でレビューしていきたいと思います。
※ラーメンの評価をするときは、味とコスパに重点を置いてます。
それでは、紹介させていただきます。
①满面二郎系拉面
・総合評価:3.2
・料理/味:3.2
・サービス:3.4
・雰囲気:3.6
・CP(コストパフォーマンス):3.0
自分が北京で初めて行った二郎系ラーメンである。店内は日本のポスターが貼られてたり、J-popが流れていたり、日本っぽさが充満している。
頼んだのは
・二郎系ラーメン小(48元)
・煮卵トッピング(8元)
合計:56元(1,120円)
少なので麺の量は100gと少なめだが、日本で食べる時もこのサイズなので問題なし。野菜とニンニクマシにて。周りの中国人を見ると、大を頼んで二人で食べている。日本だとNG。そのような文化の違いもあり、二人で来るお客さんが多かった。
肝心の味は「まあがんばってるけど、、、」といった感じである。スープの作りや麺の再現性に一定の努力は見られるが、おいしいかどうかでいえば、そこそこ。日本にあったら、再訪はないといった感じ。値段も高いのもマイナス、、ただチャーシューは炙り加減と脂が程よくておいしかった。
②拉面莊梦语拉面
・総合評価:3.6
・料理/味:3.8
・サービス:3.3
・雰囲気:3.5
・CP(コストパフォーマンス):3.4
ここは一番街という日本食レストランが固まっている場所にあるラーメン屋さん。駐在員におすすめの二郎系ラーメンを聞いたらここを教えてくれた。どうやら「夢を語れ」の系列のようだ。「夢を語れ」の大阪店には何度かお邪魔したが、汁なしそばが本当においしかった。
この店は二郎系ラーメンと日本の町中華が一体になったような店である。カウンターとテーブル席に分かれている。メニューを見ても、日本の中華屋さんで売られてそうな商品が並ぶ。
自分の目的は二郎系ラーメンだったので、頼んだのは
・二郎系ラーメン小(45元)
である。ここはなんとヤサイニンイクアブラマシができるので、全マシにしておいた。
サーブされたラーメンは二郎としか言いようのない見た目をしている。
まず、野菜と背脂を絡めて食べ進めていくが、背脂の味付けが良い塩梅である。一方、くたくたした野菜が好みなので、若干ゆでが足らない気がする。
スープも二郎そのもので、全く違和感がない。
麺も日本で食べる酒井製麺の麵というわけにはいかないが、非常によくできている。
トータルでかなり完成度の高い一杯であった。この店は汁なしそばも提供しているが、個人的には通常のラーメンの方がおすすめ。汁なしそばにはスープがない分、別途調味料で味付けが必要であり、それこそが汁なしそばの魅力であるが、、この店はそこの努力があまりなされていない。
北京に来て半年も経たないが、すでに3回くらい来ている。今後も足しげく通う。
③喜目食堂·二郎日式拉面·塔可寿司手卷
・総合評価:2.8
・料理/味:2.9
・サービス:3.2
・雰囲気:3.5
・CP(コストパフォーマンス):2.5
大衆点評という中国の食べログ上に「二郎」と探せば出てきた店だったので訪問することにした。ショッピングセンターの中にある。店は日本の居酒屋風である。寿司と二郎を推しているという珍しい店である。
頼んだのは
・二郎辛口ポタージュラーメン(42元)
である。トッピングはできないようだ。
サーブされてきたラーメンを見てびっくり!
二郎っぽさが皆無である。この時点で失望している。写真で載っていたドカ盛りの野菜とチャーシューはどこに行ったのやら、、
味ももちろん残念。何よりスープが辛味を付けたお湯を飲んでいるみたいな味である。チャーシューも薄っぺらくうま味がない。
この店のメニューの日本語が明らかにおかしいことからも、日本人が経営に携わっていないのはわかる。
まとめ
以上、この記事では北京で食べれる二郎系ラーメンを三つ紹介させていただきました。結論としては、「拉面莊梦语」一択になるかなと思います。それ以外の二郎系ラーメンはそこまでおいしくありません。
中国の二郎系ラーメンは日本のようにかっちりとルールが決まっていないので、初心者でも行きやすいと思います。また、二人で行ってシェアするとコスパよく食べれます。なので、北京に長期滞在する予定のあるかはぜひご賞味ください。
それでは、本記事は以上とさせていただきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
本記事のような北京大学の食堂の料理や中国の食文化に関しては
下記のマガジンで今後も紹介していく予定です。
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