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梨こそは熱のすわぶきとむるなり 耳の鳴るをも治するなりけり - 養生やまと歌092

歌にあるように、梨は冷やし潤す性質があるので、熱性の咳の時に、よく噛んで汁がゆっくり喉を通過させるように食べると、のどの渇きや熱が軽減していきます。⠀

耳鳴りの場合も、のぼせ感や熱感のあるものが適応で、これは梨の持つ「降火」という作用によるものです。⠀


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養生やまと歌とは
和歌形式の養生書、食物本草書、経穴書から、養生のキホンが学べる100首を厳選し、イラストを付けてご紹介していきます。

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養生やまと歌凡例
凡例や参考文献は第一首目の下部に掲載されておりますので、以下のリンク先からご覧ください。
 https://note.com/seishindo89/n/nf1741632a9

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