いづくにも心とまらはすみ替よ 流れなければにごるいけ水 - 養生やまと歌 076
何かひとつの事に執着していないか、時々自分のこころを見つめなおして、こころの気をめぐらせるようにしたいですね。
東洋医学では怒・喜・思・憂・恐といった、感情の過度な高ぶりが、五臓を損傷すると考えられ、『素問』という大昔の医学書には以下のようにまとめられています。
怒は肝を傷(やぶ)る
喜は心を傷る
思は脾を傷る
憂は肺を傷る
恐は腎を傷る
何か不調がある時、身体にばかり目を向けるのではなく、こころを見つめなおすことも大事です。
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養生やまと歌とは
和歌形式の養生書、食物本草書、経穴書から、養生のキホンが学べる100首を厳選し、イラストを付けてご紹介していきます。
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養生やまと歌凡例
凡例や参考文献は第一首目の下部に掲載されておりますので、以下のリンク先からご覧ください。
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