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物流における“品質”とは?


物流における“品質”とは?

物流管理を業務における品質とは一体何を指すのでしょう…?

ただモノを移動させたり、運ぶだけではなく、確実に担保しておきたい品質が存在します。

日ごろから物流管理に携わっている人も、そうでない人も抑えておくべき基本的なことをお伝えしていきますので、必ず最後まで目を通すようにしてください。

欠品状態が発生していないか

必要な時に、必要な量、必要な種類の在庫が保管されていなければ、商品を顧客に届けることができません。
しかし、欠品を防ぐために大量の在庫をそろえておくと余剰在庫となり、保管スペースを圧迫したり、管理コストがかさんだりします。

したがって、物流管理システムや在庫管理システムを活用しながら、「にが・どこに・どのくらいあるのか」を常に見える化したり、売上の分析や適正在庫の算出などを定期的に行ったりする必要があります。

納期が守られているか

物流サービスを向上させるうえで、顧客によって指定された納期は厳守することは大前提となります。

ただし、配送までのリードタイム短縮を試みたことで、梱包時や出荷前の検品作業が疎かになってしまったり、情報伝達に漏れが発生してしまったりなど、結果としてミスの発生につながってしまったというケースも少なくありません。

そのため、作業全般におけるスピードと正確さの両者のバランスを保つことも心がける必要があります。

商品の品質が維持されているか

商品の品質を管理し、品質を高く保つことも、物流管理の目的です。

商品に何らかの欠陥があれば、顧客からの信頼を失いかねません。

そのため、品質を決められた水準に保つことは、商品を提供する企業にとって欠かせない業務といえるでしょう。

だからこそ、企業は物流管理において検品を徹底的に行い、不良品を探します。

また梱包方法は適切か、不備はないか、輸送による商品の破損はないかなども、物流管理では厳しくチェックされます。

商品の品質の維持も、物流管理の主な目的といえるでしょう。

依頼通りの梱包がされているか

受注の際に、梱包材やラッピング、荷姿など、梱包状態に関する取り決めをしているケースも多いでしょう。

顧客の注文に確実に応えるために、梱包時にも、受注した際の情報に正確に基づいて業務を遂行する必要があります。

注文通りの商品、数量が届けられているか

顧客からの注文通りの商品や数量を届けるためには、まず注文を受けた際に、商品や顧客に関する情報の正確な管理が重要となります。

この時のポイントは、商品データと顧客情報を一元管理することです。

それぞれ別で管理してしまうと、そもそもデータの確認作業に余分な時間を要することになります。

受注後には、それらの情報に基づいて、商品のピッキングや梱包、書類作成を行います。

受注管理システムをはじめとした、コンピューターによる自動での確認と、担当する作業員による目視での確認を並行して行うことで、誤出荷を防ぐことができます。

おわりに

物流管理における「品質」を紹介しました。
「出来ていて当たり前」と言われてしまう部分だからこそ、基本的なことをきちんと理解して日ごろの業務に生かしていくようにしましょう!!

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