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7月25日の未来を作るサロン;提案のブラッシュアップ、そして、オンラインコミュニケーションの可能性〜『予測の技術』
1 ミラつくゼミ
7月24日実施の7月24日に実施した未来を作るゼミは、31日に提出する提案のブラッシュアプでした。コロナ禍におけるアラートのあり方とか、オンライン授業の法的な検討とか、伝統工芸の担い手の国際化とか多様な議論がされました。それぞれに、事実にこだわるところ、実際の効果への着目などがあり、いい感じの提案になりそうです。
2 オンラインコミュニケーションのあり方
ご提案のコアは、やはりオンラインのコミュニケーションをどのように考えるのか、オンラインでのコミュニケーションを促進するためにどんな制度を設計するのかということでした。そこで、考えるべきは、オンラインコミュニケーションの深化をどのように予測していくのかということかと。予測力が弱いために、社会課題への対応力が下がってしまうのではないかと。
3 『シグナル未来学者が教える予測の技術』
そこで、参考になるのは、↑のご本です。
アマゾンによれば「ブラックベリーはなぜスマートフォン時代を見逃したのか?
グーグルが自動運転車を走らせているのはなぜか?
ウーバーと他のスタートアップとの最大の違いはどこにあるか?
アメリカで大暴走したAIボットは、何を示唆しているのか?
世の中を変えるような画期的な新製品やサービスが世に出てくる前には、必ずなんらかの兆候があるはずだ。だが、なぜ大半の人はそれを見逃してしまうのだろう・・・
次なる主流となる本物のトレンドと、一過性のニセモノとの違いをどう見分ければよいのか・・
未来を見通せるような特殊な力を持つ起業家やビジネスリーダーがひと握りしかいない、と考えているあなた。いいえ、決してそうではない。本書を読めば、明日のトレンドをつかみ、新ビジネスを成功へ導くコツを身につけられる!
と書かれています。
彼がいうにはステップには以下の7つあって↓
① 社会の端っこに目を凝らす〜「想定外のニューフェース」を探す。
② CIPHER(サイファ)を探す[CIPHERとはC(矛盾:Contradiction)、I(変曲:Inflection)、P(慣行:Practice)、H(工夫:Hack)、E(極端:Extreme)、R(希少:Rarity) の頭文字をとった略語]〜隠れたパターンを探す。
③ 正しい質問をする〜本物のトレンドかどうか見極める。
④ ETA(到着予定時刻(Estimated Time for Arriving)を計算する〜今がベストなタイミングかどうか
⑤ シナリオと戦略を考える〜もしAならばBせよ
⑥ 行動計画の有効性を確認する〜戦略をストレステストにかける
⑦ 人類にとっての意味化〜未来をリバースエンジニアリングする
その中で気になったのは、第一章の社会の端っこに目を懲らすと言うところです。ここでの鍵は、以下の6つの問です。この6つで各種つながりを検討すべしということでした。
① この分野に直接、間接係わっているのは誰か
② 誰がこの分野の実験に資金を出しているのか
③ この出来事によって直接的影響を被るのはだかか
④ 変化を阻もうとする動機、進めようとする動機はなにか
⑤ このアイデアを壮大な事の出発とみる可能性はあるのか
なるほどというところです。問いかけにより進めるというセンスもいいなぁと思いました。そして、第六章のストレステストです。仮に想定以上の負荷がかかったら・・というチェックの段階です。たしかに、ここの推論が足りないところに多くの課題があるかと思っております。ご関心のかたは是非。
ありがとうございます!