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サーフィンは考えていても始まらない

そう教えてくれたのは、あるプロサーファーだった。

それまでの私の中のサーフィンのイメージは、
「敷居が高い」
「ヤンチャな人たちがやっている」
そのイメージのせいで、なかなか一歩を踏み出せなかった。

高校2年生のゼミ授業で、初めて波に乗った。
…最高に熱い。

波に乗ったボードが、水面の上を走って行く感じたことのない爽快感や、岸までロングライドした時の達成感。

何より、最高のライディングをした時のサーファーたちの祝福のリアクションがうれしい。

そして、たとえ失敗してもみんなが応援してくれる。

どれも海の上でしか味わうことのできない体験だった。

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とにかく、まずはやってみる。 やってみてから、考える。


とにかく1歩踏み出してみる。
歩き始めてから考えてみればいい。

歩き始めてみたら、行き先が変わることもある。
寄り道することだってある。
雨が降れば、雨宿りだってする。
嬉しいことがあれば駆け出したいし、悲しいことがあれば立ち止まる時もある。

それでも、前に進んでいこう。
そうやって、前に進んでいこう。

サーフィンと出会って、最高の仲間と出会って、そう思えるようになってきた。

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仲間と一緒に波に乗る楽しさを伝えたい


「先生を目指す」
そんな柄ではないことは、自分が一番よくわかっている。

勉強だって得意な方ではない。
むしろ苦手を通り越して「嫌い」な部類に入っている。

でも自分のようにサーフィンに出会って、「何か」が変わる生徒は必ずいる。
そんな経験を、他の「誰か」にも教えてあげたい。

そう思って、私は1歩踏み出してみた。

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「4年間の教育実習」

4月から、つい3月に卒業したこの母校で、星槎大学1年生として、教員免許の取得を目指しながら働くことになった。
サーフィンの授業補助や、野球部の指導を任される。
生徒のことはよくわかっているつもりだが、職員室の中の仕事は全てが1からだ。
とにかく吸収できることは、全て吸収しようと思っている。

自分には何ができるのか、と考える時もあるが、
考えたって答えはすぐには見つからないから、とにかく動いてみることにした。
色々な生徒と話をして、先生方の色々な仕事を手伝っている。

考えるより、動け。

4年間、お世話になります。

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オンショアでグジャグジャな時がある
オフショアで肩 頭な波もある
無風でドパーフェクトな日もあれば
ピーカンなのにフラットもあるのが
自然さ It's like 人生さ
辛く苦しい時があるから笑顔になれるんだ

By Def Tech

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