甲斐桂

ファンタジーWeb小説書き。2018年のスペイン巡礼後に登山デビュー。湧き水ファン。最…

甲斐桂

ファンタジーWeb小説書き。2018年のスペイン巡礼後に登山デビュー。湧き水ファン。最近、少女漫画絵のリハビリ中。 個人サイトhttp://seireijubaku.floppy.jp/でオリジナルファンタジー小説連載中。

マガジン

  • 甲斐桂の日記

    甲斐桂の日記まとめマガジンです。

  • 登山1年生、山と出会う

    登山初心者の甲斐桂が、前に登った山のことを思いだして書く回想山日記、または登った直後にリアルタイムで書く山日記。

  • フォトブック

    あの旅、楽しかったなぁ……と思う旅から帰ると、個人的にTOLOTでフォトブックをつくるのが長年の習慣。つくったフォトブックの写真を、言いたいことがあるところだけキャプションつきで上げていきます。

  • 妄想練習

    ファンタジーWeb小説書き甲斐桂が、定期的に小説の練習をして、小説の筋肉をつけたいマガジン。自分のInstagram(https://www.instagram.com/katura.aliyah/)の古い投稿を遡り、写真に物語をつけていきます。1回800字以内。

  • 短編小説

    甲斐桂が書いた短編小説をまとめています。

最近の記事

  • 固定された記事

巡礼とファンタジー小説と、なりたい自分のこと

 初めまして。甲斐桂(かい・かつら)と申します。  ファンタジーのWeb小説を書いて、個人サイトと小説投稿サイトで公開しています。  このnoteは個人的に「文章書きたい手帳」と名づけ、2019年9月1日に始めました。  最大の目的は、2018年5月から6月にかけて行ったスペイン巡礼の回想記を書くこと。それくらいスペイン巡礼は楽しかったし、人生を決定的に変えてくれたという感触があったんです。 (サンティアゴ・デ・コンポステラ巡礼路のうち、「フランス人の道」の風景)  も

    • 「たったひとつのやりかた」を探してる、ずっと。

      ばたばたしているうちに、8月も半ば! 7月からこっち何をしていたかというと、主に旅をしていました。6月の繁忙期が過ぎたあと、ひと段落した気分になる間もなく、バタバタとスイスへ出発。帰国したと思ったら、また7月下旬から繁忙期に入り、それが終わり切る前に尾瀬へ。 きのう尾瀬から帰って、今日、繁忙期を終えた(職場の刊行物が校了した)ところです。お盆の時期は重複する仕事がお休みになるので、刊行物にだけ集中できるのがありがたい。厳密には集中できるわけではないんですけども。編集つき事

      • 〆切を守れません。

        さて、7月ですよ! 6月は、やっと……終わった……! という体感でした。 今の職場では6月が大きな山場のひとつで、加えて自分の最大の担当仕事は偶数月に〆切が来るので、二重の繁忙期。加えて、歌の先生が発表会を急にこの時期に入れてしまったので、忙しさのトリプルコンボに。 6月中旬にそのピークが畳みかけるように来たあと、すぐに休憩して回復したかったのですが、なぜかそういうときに限ってやたら埋まっている休日の予定……休憩に使えるほど有休も潤沢ではなく……。ようやく休憩するだけの休

        • 相変わらず書くことのルールを考えている

          6月ですね! 5月もあっというまでした。でも、個人的にいつもとは少しちがう体感の5月で、すべてが思いどおりに進んだわけではないものの、少しずつ変えていければいいなと思っています。 以下が、先月決めた、今後の書くことのルールでした。 月初にnoteを書いて前月を振り返る。創作のことはもちろん、近況も。 毎月の課題として、某サイトで開催中の賞(いろいろテーマがある)に短編小説を投稿する。 上2つをこなしたら、単発長編の作業に着手する。これは年1作完成をめざす。 時間が

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        • 甲斐桂の日記
          29本
        • 登山1年生、山と出会う
          8本
        • フォトブック
          3本
        • 妄想練習
          4本
        • 短編小説
          3本
        • スペイン巡礼2018回想記
          51本

        記事

          書くことにまつわる悩みと、ヒント

           またまた、久しぶりのnote更新です。  前回の更新から丸3か月。2月末に初めて新型コロナにかかり、しばらく倦怠感と戦っていたのもありますが、やはり主に、現職場でエッセイ的なもの原稿用紙2枚を毎月書いているのがいけないですね。あまり多くないエッセイ欲が、簡単に満たされてしまいます。  もともと、私はエッセイの類い(要はフィクションではない文章)は書けない、書くことがないと思っていた人間です(大してロマンのある人生でもなし)。   スペイン巡礼に行ってから、初めて「書けるか

          書くことにまつわる悩みと、ヒント

          書くことにまつわる発見と、2024年の抱負

          遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。甲斐桂です。 本年も、無理せずちまちまとnoteを書いていく所存です。 新年なので、久々に近況をば。相変わらず、ブラック(グレー)企業2社を経て入社した会社に勤めています。役に立てているのかいないのかわからないときもありますが、とにかく制作物の締切は守りつつ働いています。 月に1回、何を書いてもいいエッセイを原稿用紙2枚分書くのが定例業務のひとつです。この業務、何を書いてもいいと言われているだけに、中身はnoteで書いて

          書くことにまつわる発見と、2024年の抱負

          小田急民、江ノ島に泊まる

          物心ついたときから小田急線沿線に住んでいて、一度引っ越したものの、相変わらず小田急沿線にいる。 「江ノ島」といえば、小田急民にとって「遠足」の行き先だ。近場で旅行といえば箱根、登山といえば(丹沢)大山、遠足といえば江ノ島。 先日、箱根よりずっと近い江ノ島に、初めて泊まりの旅行にいってきた。 結論としては、すばらしかった。 海といえばなぜか茨城ばかり行っていた我が家だが、片道1時間の海もすばらしい。遠くの海もいいが、近くの海もいい。そんな当たり前のことを、今さら知った旅

          小田急民、江ノ島に泊まる

          「わたしのワンピース」をつくる

          絵本『わたしのワンピース』と私 私が生まれたとき、母の知人が絵本をプレゼントしてくれたらしい。  らしい、というのは、それを知ったのがつい最近だからだ。幼いころの私は、誰かがくれた本だとか、そんなことには思いをいたすこともなく、ただ与えられたものを享受するだけだった。  絵本のタイトルは『わたしのワンピース』。西巻茅子さんの作品で、1969年の刊行以来、187万部(2023年現在)のロングセラーとなっている。  ある日、うさぎのところに空から1枚の白い布が降ってくる。

          「わたしのワンピース」をつくる

          人生初、ごはんがおいしい

          実は私、あまりコメが得意ではない。 子どものころは食が細く、おかずにしろ白飯にしろあまり入らなかった。その代わりというか、牛乳が大好きで、牛乳を食前に飲んでおなかいっぱいになり、ごはんを残すのが常だった。 大人になって日本舞踊を習いだし、初めて食欲があるという状態を知った。就職してから声楽を習いだし、その仕事を辞めたあと登山デビューして、ますますよく食べられるようになった。運動恐るべし。 けれど、登山のためにカーボローディングをしろ、登山の前日にコメをはじめとする炭水化

          人生初、ごはんがおいしい

          Apple Watchこれから買う人に伝えたい(後日談)

           お元気ですか? 私は最近、元気になったところです。  6月中旬に喉風邪(新型コロナ陰性)にかかりまして、咳の発作と戦いながら繁忙期を乗り越えたり、3度発熱をぶり返したり、10日ほど発熱で動けなくなったり、3日ほどろくにものが食べられなかったりしていましたが、7月中旬から仕事に復帰しました。  今はおおむね本調子ですが、体力や筋力は万全でないまま7月が終わろうとしています。というか、6、7月の溶け去った感がすごいです。  そんな中、前に書いた記事「Apple Watchこれ

          Apple Watchこれから買う人に伝えたい(後日談)

          熊野古道、暗い森を抜けて

          前書き  2023年5月13日(土)、これまた念願の熊野古道に行ってきた。  川苔山に続いてまたまた念願なのだが、今の職場もたぶんようやく慣れてきて、これからは仕事のことだけではなく、自分の人生でやりたいことをちゃんと実現していきたい! という気分が高まっている(現在進行形)せいだ。  ということで、急速に、実現したい! 実現したいんだー! という思いに駆られた私は、旅行予定の2週間前を切ったころに、バタバタと航空券や宿を予約。  かように、古道沿いの素敵な民宿を予約

          熊野古道、暗い森を抜けて

          川苔山、水と緑輝く天国と奈落の底

          前書き  2023年4月23日(日)、登山1年生のときから憧れていた川苔山にようやく行ってきた。  登山デビューは、スペイン巡礼に行ったあとの2018年7月。その後5年間、行きたい〜行きたい〜新緑と水〜と念じつづけてきたのだが、いざ決行してしまうと、気づいたら登山口に立っていて、必死で歩いているあいだに登山口に戻っていた。  いつもながら、始まるとあっというまだなぁ。時間にして、たった3時間半ですものね(私の決めたルートでの私の所要時間)。  5年もグダグダしていたのは

          川苔山、水と緑輝く天国と奈落の底

          ドラミちゃん/桂ちゃんの(理想の)一日

           相変わらず、日々働いている。  前職(ブラック寄り)は入社後1年弱でクビになったので、まだ今職も疑っているところはあるが、年明け後はようやく安心して働けるようになってきた(たぶん)。  最近は思ったより忙しく、つまり有休がとりにくく、大丈夫か? このまま行って私の望む生活が送れるようになるのか? と若干心配になっている。が、仕事自体は9割8分方おもしろく、もう少し慣れたら余裕が出てくるといいな〜と思っている。  でも、ここしばらくは、平日懸命に働き、休日は一日中ダウンとい

          ドラミちゃん/桂ちゃんの(理想の)一日

          Apple Watchこれから買う人に伝えたい

           先月、おくればせながらApple Watchデビューしました。  デジタルネイティブ最初の世代で、日本にWindows95が来る前からMacユーザーの私(アメリカ滞在歴あり)。Apple Watchが出たとき導入しなかったのは、端的に無用だったから(時計にそんな高機能求めてない)。  このたび導入したのは、心房細動の件がバズったのがきっかけです。健康オタク魂をくすぐられました。  それに加え、無職終わってお金ができましたし、前に使っていたWithingsのスマートウォ

          Apple Watchこれから買う人に伝えたい

          "世界について話をしよう"

           こういうタイトルがついた読み物は、たいていは政治や社会問題がテーマのような気がするけれど、私の引き出しにはそれがほぼない。  何の話かというと、ファンタジー世界の「世界」に近い。  何度か書いているとおり、私は2022年8月に無職を脱出し、今もいちおう働いている。今までの仕事の中では、いちばん好きな仕事だ。ライターなどではない職種なのに、いつもこのnoteに書くような文章を書いている。  前職の専門紙記者時代、自分の書きたいものとはほど遠い文章を書いていた(そしてまったく

          "世界について話をしよう"

          Twitterの表示数表示から逃げてnoteでつぶやいていましたが、今日から泣く泣くTwitterに復帰しました! 写真は年末に行った精進湖の逆さ富士。

          Twitterの表示数表示から逃げてnoteでつぶやいていましたが、今日から泣く泣くTwitterに復帰しました! 写真は年末に行った精進湖の逆さ富士。