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かむかむウォーキング・しっかり噛めると脳と体が目覚める!

口の機能について調べていたら、こんなユニークな本と出合いました。
ガムを噛むのは、唾液を出し、お口の環境を整えるためにいいのですが、
ガムを噛みながらウォーキングする、運動すると、相乗効果も発揮されるという事です。

私はガムを噛みながら歩くと、リズム感も出て、スピードアップしました。

この本の中にはこんな話も!

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脱力してプールに浮かんで、顎を右にずらしたら・・・・
不思議!!体が回転する!!
口の筋肉と体の筋肉、連動していることがわかりますね。
人間の身体って、本当に不思議。
わからないことだらけです。

この本の著者[石上恵一先生プロフィール]
東京歯科大学スポーツ歯学研究室主任教授。日本大学歯学部卒業後、1986~88年までU.M.D.S.GUY’S HOSPITAL(UNIV.LONDON)に日本大学海外派遣研究員として留学。1998年、東京歯科大学助教授、1999年からCOLLEGE OF DENT.KYUNG HEE UNIV.(KOREA)客員教授。2001年から現職。1997年から日本オリンピック委員会(JOC)強化スタッフ・スポーツドクター。日本スポーツ 歯科医学会理事(教育普及担当)

内容説明
ガムを噛みながら動くと、運動効果がアップ!
噛むことで、足の筋力が強くなる。
下あごの位置を正しくすると、高齢者も転倒しない。
いい噛み合わせと咀嚼が、認知症を予防する。

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噛むことの効用は、口周りだけでなく全身の運動機能にも影響を及ぼしていることがわかってきました。
例えば、ものをしっかり噛むと“咀嚼筋(そしゃくきん)”が活動し、大脳の咀嚼に関する部位の興奮を促しますが、その刺激は体を動かす筋肉、骨格筋を支配している脳の他の部位にも伝わり、結果、全身の筋肉(骨格筋)をウオーミングアップの状態にしていることが解明されています。
さらには、噛む動作が平衡感覚、動体視力も高めているという報告もあります。

スポーツ選手が試合中にガムを噛んでいるのも、リラックスのためだけではないのです。

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“噛むこと”には、まだまだ解明されていない身体効果が隠されていると考えられています。
中高齢者をはじめとし、私たちの「健康」は今、自らの努力でつくる時代となりました。本書は噛むことが全身に与える効用を解明する研究最前線を探り、それをわかりやすく解説するとともに、ウオーキングなどのスポーツと連動させる新たな健康づくりへの応用とその可能性も考えます。

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