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唾液は全身状態のバロメーター

マスクをするようになって、お口に注目するようになってきました。

乾燥していないか、舌が落ち込んでいないか~~

お口は老化のサインにもなっていると感じるこの頃です。

唾液について、こんなコメントがありました。医療の現場での話も衝撃です。お口は、いつも潤っていたいものですね。

唾液大事

「唾液は、悪いものをそのまま通さないで攻撃してくれるバリアーの役目を果たしています。唾液には免疫グロブリンをはじめ、ウイルスを撃退してくれる成分も含まれているのです」日本大学歯学部摂食機能療法学講座の植田耕一郎教授

唾液には7つの機能が
 植田教授によれば、唾液には次の7つの機能があると言う。

①口に入った食べ物を飲み込みやすくする「円滑作用」
②味物質を溶かし、味覚を促す「溶解作用」
③口の中を掃除する「洗浄作用」
④酵素の力で消化を助ける「消化作用」
⑤虫歯や感染を防ぐ「保護作用」
⑥細菌の繁殖を抑える「緩衝作用」
⑦病原微生物に抵抗する「抗菌作用」

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「日大医学部の救急病院からの依頼で、救急治療室に運ばれてきた患者さんを診断することがよくあります。救急搬送で点滴を受けている患者さんは摂食機能障害の状態。嚥下のリハビリは可能かどうか救急医療の医師から訊かれるわけです。そのときに、意識がない状態の患者さんでも口の中が唾液で潤っていれば、『この患者さんは予後がいいですよ』と自信を持って言えます。逆に、唾液が出ていなくて、粘膜がオブラート状に張り付いた状態の患者さんは死期が近い。これは9割以上の確率で当たりますね」

 つまり、唾液の状態で、長生きできるかどうかが決まると言うのである。

皆さんのお口は潤っていますか?

ストレスでも乾燥しますし、お口は健康のバロメーターですね。いつも潤っているお口でありたいですね。


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