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『ガム咀嚼』によって『唾液中の免疫物質(IgA)が2.5倍に増加* 』

さて、皆様は、ガムを健康のために活用しようと思ったことありますか?
ガムを噛むのはお行儀が悪いと言われた時代もありましたが、
最近は、お菓子という分野を超えて、健康という領域にまで広がっています。

柔らか~~いいガムも出ていますが・・・
硬さもきっと結果に影響するのではと感じています。

コロナになって、お口の環境を改善し、細菌の数を減らすことの重要性がますます感じられるこの頃です。
お口のケアだけでなく、噛む重要性についての論文が発表されました。

『ガム咀嚼』によって『唾液中の免疫物質(IgA)が2.5倍に増加* 』することを確認しました。(*ガム5分間咀嚼時と安静時を比較)
2021年02月15日 11時01分 公開|グルメプレス編集部
プレスリリース
株式会社ロッテのプレスリリース
株式会社ロッテ(代表取締役社長執行役員:牛膓 栄一)は、「噛むこと」の健康機能に着目し、様々な研究に取り組んでおります。この度、順天堂大学の小林弘幸教授監修による研究を実施し、「ガム咀嚼が唾液分泌を促進し、口腔内への免疫グロブリンA(IgA:様々な病原体に対する生体防御機構の最前線として役割を果たす免疫物質)分泌が増加する」ことを確認しました。本研究成果は「薬理と治療(2020年48巻12号)」に論文掲載されました。

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■小林 弘幸(こばやし ひろゆき)順天堂大学医学部教授 コメント
よく噛むことは重要だということは誰もが知っています。ではなぜ重要なのかということを考える機会は案外少ないように思えます。今回の試験では一般的に長時間噛むことができる食品であるガムに着目し、研究を行いました。咀嚼することにより唾液の分泌およびIgAの分泌が促進されました。IgAは細菌やウイルスなどと結合することで、様々な病原体に対する生体防御機構の最前線として役割を果たしています。また噛むことの利点は免疫のみならず、肥満の防止やストレスの緩和、自律神経を整えるなど身体全体に及びます。噛むということは手軽にすぐにできることですので、日々の生活に意識して取り入れると良いと思います。
順天堂大学医学部 総合診療科・病院管理学 教授

■唾液とIgA
口は食品中の細菌や空気中のウイルスと最初に接する器官です。これらの外敵に対して唾液は重要な防御機能を持っています。唾液は口の中の外敵を物理的に流して洗浄する効果があります。加えて、唾液の中で重要な働きをするのがIgAであり、口の中に入ってきた外敵に対して即座に反応し、身体の中に入り込むのを阻止するように働きます。感染症の予防には、唾液で口の乾燥を防ぐことと、門番の働きをする免疫物質IgAを口の中で多く分泌させておくことが大切です。

私は、お口の乾燥を防ぐため、ストレスの緩和のために、ガムを噛んでいます。

キシリトール100%のガムは、結構固め。口の筋力をつけるにはいいかも。
でも、顎関節症の方は、固いのは控えた方がいいと思います。

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