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自分でライナーノーツ ③ あの strawberry dream 前半

SEINARU HAPPA です。
自身のアルバム

『この世にある美しい全てを』

購入して頂いた方のために、
ライナーノーツを自分で書きます。

自分で?💧

そう、誰も書いてくれそうもないんで、
お許しを。

【曲解説】
あの strawberry dream 前半
アルバム3曲目。

この曲は僕にとってとても重要な曲です。
今までに3回レコーディングしました。
最初は89年頃。

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こいつに。
カセットMTR YAMAHA CMX100
一本のカセットテープの表と裏のL、Rを使った
4トラックレコーダー。

ピンポン録音を繰り返して、なんだかモヤモヤの
酷い音になったっけ。
でも、その試行錯誤の過程が、自分の中に蓄積されていくことが大切なんですよね。
録音の技術って、ある意味職人技なんで、
肌感覚で会得してゆくものなのです。

とは言え、僕はエンジニア志望ではなかったから、その辺は今でも、本当にクソ面倒臭くて嫌いなんだけど、その知識は自分の音楽をより的確に表現する為に必要なんだと思います。

2度目はデジタルレコーダーDR4d
録音のメインに。

ところで、自宅録音の話しばかり書きますが、
レコーディングスタジオでの録音をしたことがない訳ではありません。むしろ、そちらを何度か経験し、結局、納得いくものができなかったから、
その反動で自宅で録るようになったのです。

Beatles やサザンオールスターズのように使いたい時に使いたいだけスタジオを使えればいいのですが、まず、予算があります。そいつが潤沢にある方は別として、予算に応じての使用時間になります。

なかなか、限られた短い時間の中で、
追い立てられるように決断を迫られ、
その日のうちに一気にミックスダウンまで、
などというお安いプランだと、もう、
心身ともにボロボロ。
家に帰ってベッドに倒れ込むようにして眠り、
翌日目が覚め、出来上がった音を聴いて、

「なんだこれ!」

そんな苦い経験から自宅でのレコーディングに徐々にシフトしていきました。
もちろん、短時間でのスタジオ録音で納得のいく
作品を録る方も大勢いるでしょう。
でも、僕のように人にゆだねることの出来ない、
面倒臭いヤツは宅録が向いているのかもしれません。

ともあれ、2回目は自宅でDR4d。心ゆくまま。
納得のゆくまで〜。

でも、実はこれが本当は1番良くない。

それは、なぜか?
長くなりそうなので、この曲はもう一回やります。









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