初海外生活の初日に逮捕されかけた話
1/1追記 海外に一人で行ったことがない人は、行ってみたほうがいいです。
理由は、必ずとらぶるからです。
普段からリスクを取るのは苦手、、なかなか突飛なことはできない、、って人に向いてます。
いくだけで、自分の生命力上がります。
楽観的にフライト、予約してみてください。
行くしかなくなったら、行きます。
生命力が上がったエピソードにちょっとお付き合いください!
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今自分の生活に当たり前にあるものが、あえてないところに身を置くことで、
自分が何を愛していて、頼っていて、
自分の強さは、弱さはなにか、見えてきます。
そして、本当の素の自分が出てくる。
留学はその良いきっかけの一つで、
その一日目はその日からの8か月間の中で一番印象深い日になりました。
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(日記日本語訳)シカゴに逆戻り。いつstudy permit受理されるのか考えたらナーバス。空港の人も全然助けてくれなかったし。死ぬほど家族友達恋しいからもらったフォトブックとか手紙読み返してる・・ポジティブになんなきゃ!だけどこんなの経験したことなさすぎて無理!
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私のルーズな性格が仇となって私は出国日から大いにやらかしました。
カナダに留学に行く際、CAQというビザと現地での勉強を許可するstudy permitというものが必要で、CAQは1か月時間がかかるのに対しstudy permitは1週間で受理されるので油断してました。
ぎりぎりまでためて、7日前ちょうどに提出したんです。
なんとか出せたと思っていざ出国!
元々夜10時着の遅めのフライトでしたが
トランジット先のシカゴで遅れが発生し、
モントリオールに着いたのは日付が変わる頃でした。
市内送迎バス、ラスト行く前にはでれそう!
と思ったら入国審査、待たせすぎじゃないですか・・?
かれこれ1時間ほど待ちました。
そこで一言。「ビザが受理されてなくて入国を許可できない」
???
「今日のフライトはないから、明日アメリカに戻ってもらうよ」
???
「明日の朝九時に戻ってこないと逮捕状がでるからね」
時差のことをすっかり忘れていて7日前に出した書類はカナダでいう6日前に申請されていたんです。
人生初の海外長期滞在、時刻は深夜1時、逮捕予告。
頭は大混乱。
タクシーでひとまずこれから住む予定のアパートへ。
そして、一つのスーツケースに10日分ほどの荷物を再パッキング。
親に心配をかけないためにちょっくらシカゴに戻る~くらいのテンションでごまかしつつ、
2時間ほど仮眠をして空港へと戻りました。
そしてあっけなくシカゴへ送り返されたわけですが、私にとって旅行のワクワク感や異国への憧れ、決意など夢を乗せる乗り物だった飛行機に、あれほど不安、恐怖、絶望に包まれて乗り込むのは人生で最初で最後であってほしいと願うばかりです。(大袈裟?)
いつ受理されるか分からない中その日に取ったホテルで家族、友人からのメッセージを読み返し持ってきた歌舞伎揚げを食べながら泣いていたあの日。
たった一人、
二つのスーツケース、
軽い浅はかさから起きた大事件。
ただ私はどうにかやれている。
自分が思っていたよりたくましいことに気づかされた1日目。
シカゴのきらびやかな街並みもその日の私にはなんでもなく。
ある意味人生で一番フラットな目で世界を見れた日でした。
ありがとうほんとうありがとう