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最期の引越し"ムーブ・トゥ・ヘブン"遺品整理士という仕事

NETFILXでこのドラマご存知でしょうか。
ムーブ・トゥ・ヘブン 〜 私は遺品整理士です〜

アスペルガー症候群の青年と、これまでずっと疎遠だった彼の叔父が、ある事情から突然同居することに。二人は遺品整理会社を経営していくなかで、故人が生前に伝え切れなかった思いを残された人に届けていく。

遺品整理士を初めて聞くという人もいるだろう。

遺族に代わって、部屋の物の整理や清掃をする仕事

家族が遠方に住んでいるなどの事情から、遺族だけで遺品を整理するのが難しい場合に代行を依頼される形で仕事をします。

また最近は孤独死などの事例も増えていることから、利用する人が多くなっている。


日本では映画「アントキノイノチ」で遺品整理業が注目されていました。


この職業を知ったのは
18歳の頃、法要・お墓管理をしていた会社で売上拡大を見込んで提携案が出たのが遺品整理業。


キーパーズという会社があります。
「アントキノイノチ」もこの会社が題材です。

当時の私は、なんだか聞いたこともない職業に興味を持ち始めました。

法要・お墓管理会社を辞めようとしていた時なので
関連会社の募集要項を検索かけていました。


でも年齢制限が25歳〜・・・
そして車の免許(しかもマニュアル)・・・
夢絶たれて医薬品卸会社に転職しましたね 笑


本題に戻ります。

タイトルの意味は、天国への引越し


ドラマの内容としては
故人様の物を片付けていくと、遺された人たちに向けたメッセージが散りばめられている。

事故、事件、孤独死・・・
たくさん死に方はあるけど、そこに隠された真実は謎のまま明かされないこともある。


主人公はその僅かなメッセージを読み取り
大切な人たちへと届けています。


ドラマなので、実際遺品整理業にて
このようなことはしないでしょう。

でも、物を見れば、その人がどんな性格でどんな生活を送っていたか。

きっと分かる気がする。


私も納棺師になって故人様はどんな人だったか毎回思う。

苦しい表情や朗らかな表情。

生きてきた道筋が違うからこそ、
この人はどんな人だったか、周りにいる人たちは
どんな人が居るんだろうと考える。


だけどその、たった1時間〜2時間の間に読み取れるのは難しい。


でも病気をしたり、
その人が抱えてきたものの痛みは、
身体の傷痕で目に見えて感じる。

必死で生きようとした証が。

あとは、遺族が故人様に対する愛情表現が
より一層際立ててくれる。


いつ何時でも死と隣り合わせで生きている私たち。


物の必要性を考えたり
人間関係、生活習慣の見直し
仕事のやりがい
プライベートの充実感

全て、生き方に精通する。


死んでも物・お金は墓場に持って行けない。
持ちすぎても、突然死んだらゴミ。


私たちは常に見直しが必要。
後悔なく死ねるように。
遺すモノは必要最低限がいいのかもしれない。


本来の身体に戻す自然療法クレイセラピー
CLAY OCEAN
クレイセラピスト:SEINA

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