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Bear strikes back but I'm still aliveー20230703ー。勝つためには戦術が大事なのだ。


勝ったかどうかはこちらが決める。異論は認めない。


「Bear strikes back but I'm still alive」ー厄介な奴に逆襲されてるが、俺はまだ生きている!ーは10年前に乳がん宣告を受けた後シンガポール、マレーシアに住みガチのロックダウンを乗り越え、息子の受験を乗り越えて日本に本帰国。息子の大学入学を見届け母親の介護をしながら新たな人生をって思ったら甲状腺癌と子宮頸がんの可能性を指摘されたアラフィフおばさんが病気と共にしぶとく世界を駆け抜ける記録です。
面白くなってきたぜ!



びっくりするくらい落ち着いている時とどうしようもなく不安な時がある。でも、よく考えるとそんなの前から。
そう思えば別にいいやと少しだけ気持ちが切り替わってきた。


このメンタル。嫌いじゃないぜ。


今回、自分が気にしている点を整理する。子宮頸がんの検査入院、診察、そして本格手術の経緯において8月までのスケジュールの優先順位を考える。どうしてもはずせない用事に関して、自分が今できることを整理する。
子宮頸がんに関しては正直知識がなかったのでとりあえず本を読む。

これでまず、何が始まるのかを確認。ただ、10年前に乳がんの手術を受けた際に読んだ本との雰囲気の違いについて驚く。
10年前に読んだ本はすごく簡単に言うと「なんかすごくドラマティック」。正直読みながらすごく不安になった。このドラマに自分が加われるのか?と不安になった。

まあ乳がんの手術をした後にシンガポールに家族で引っ越して子供をインターナショナルスクールに入れて自分で乳がんの専門医を探して引っ越すっていう俺の人生の方がよっぽど「ドラマティック・レイン」!!!

そしてお仕事的な影響もあるのだろうけど、古村さんがお仕事をちゃんと継続され、何度も海外に行かれている様に更に勇気を頂く。
なんとかなるやろ。何故か気持ちが安心する。そう、気の持ちようとはよく言ったもんだ。


甲状腺疾患に関してはこちらの本が参考になってる。


なぜインターネッツの世界なのに本?と言われたら。そりゃ書籍のほうがファクトチェックがちゃんとしてるからだ。ネットに上がってきた情報なんてものはファクトのへったくれもありゃしねえ状態なのは自身がよく知ってる。


2つの腫瘍とどう付き合うか、そして家族の予定、自分の予定とどう関わるか。こちらをガントチャートのように考えていく。

そして本当に周りの人に恵まれている。今回の息子さんを留学に出す際「俺がやらなきゃ誰がやる(号泣)」案件がない。息子さんはもう17歳。しかも大学入学。自分でやろうと思えばできる歳である。そしてカナダ側のエージェントさんが本当に素晴らしくてマジで泣けてくる。これで息子さんが万が一、一人で渡加しても大丈夫な形が見えてきた。
お仕事に関しても思いやりを持って頂きながら今まで通り参加させてもらっている。

別に癌に限った話ではない。病気でも、事故でも、介護でも、人の状況は急に変わる。その時にどう対応できるのか、そしてどう対応していくべきなのか。それをじっくり考える機会にしたい。


再びサムネ画像は「戦場で戦うおばさん(いらすとや風)」。何が何だかわからない。何が何だからわからないのはまさに今なので、これが正解なのかもね。