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かっこいい大人は次の世代のことを全力で考えていることに感激した夜ー「異端のチェアマン」と振り返る激動の8年間」出版イベントに参加してきましたー

12月7日、LOFT9 Shibuya にて「出版記念イベント「異端のチェアマン」と振り返る激動の8年間」に参加してきました。


宇都宮徹壱さんとは実は結構長いお付き合い。スポーツの写真展を見学に行ったのがきっかけでした。その際とても優しくしていただいたので正直こんなにすごいライターさんと知らなかったのです。



ちなみに宇都宮さんがシンガポールで日本代表の取材をする際にはシンガポールの我々の家に宿泊していました。後でネタバラシをした際に宇都宮さんのファンという方に「なんで教えてくれなかったの!!」とものすごく怒られたこともありました。

マレーシアに移っても、そして日本に帰国しても交流は続きました。ありがたやです。カナダに行く前にご挨拶させて頂きました。宇都宮さん全然お変わりない。。

左が2023年、右が2012年です



そして本日このイベント。おそらくこのイベントの中で私は一番マレーシアサッカーのスタジアムに行ったことがあるサッカー素人だろうなと思いながら緊張しながら話を伺いました。

今日のミッションは

1:息子のために本をもう1冊買うこと
2:村井さんにサインをもらうこと

という野望を抱えていざ拝聴。

いやあ思った以上に面白かった。そしてこの本は単なるサッカーノンフィクション本じゃないなって改めて思いました。

同時に佐伯さんのお話を聞けたことは今日の素晴らしい体験でした。佐伯さんのお話が心を揺さぶりました。

「Jリーグはもっと旧日本的かと思っていたけどとても先進的だった」
「現在イスラエルではサッカーができない。ホームゲームを自国で安全に開催できることは素晴らしいこと。平和と安全を当たり前と思ってはいけない時代が来ている」

そうなんですよ!と私は思わず立ち上がりそうになりました。
海外に長くいたからわかる日本の良さってあります。マジで。

日本の組織って組織によっては正直外国よりよっぽど先進的。個々にも素晴らしい人がいっぱいいるんです。思わず帰り道に佐伯さんの本もAmazonで買いました。村井さんの本も買わなきゃです。


東南アジアに9年住んで現在カナダの大学に留学中の私の息子にもそういう人が日本にも日本人にもいっぱいいると知ってほしかったので沢山会ってもらってる。宇都宮さんもその一人です。本当にありがとうございます。

そして佐伯さんの平和についてのコメントは刺さりました。。戦争や紛争ってどこに生活してるかでニュースの受け止め方が全然違うんですよ。
私は東南アジア生活時、異国で外国人として生活することで多くの違いに遭遇しました。その違いをしっかり受け止めて自分なりに考えたいと思いました。

そして村井さん、宇都宮さん、原博美さんもおっしゃってましたが「次世代のためにその時できることを全力で」という姿勢には感激しました。正直これからの世界はより混沌としていくでしょう。だってこの3年間、まさかこんなことが起こるとは、という気持ちで皆様世界中で生活していたはずです。
しかし私たち50代以上は「すでに若い時を過ぎている、ある程度の経験はさせてもらっている」わけです。でも若い人はこれから。だから「今次世代のために今できることを全力で、包み隠さず、次世代を守るために我々が我々の言葉で発信する、行動する」という姿勢。素晴らしいじゃないですか。

全ての世代の人たちにこういう人たちがちゃんと日本にいることはもっと知られるべきだよなって本当に感じました。
そのことを知らせることができるのがこの本であり、宇都宮さんは知らせるための素晴らしい書き手なんだなあと再確認させて頂きました。




宇都宮さんにはマサルに向けて本をもう1冊買わせて頂き村井さんにサインを頂きツンさんには「えーシンガポールから来たの?」と言われ「本帰国してもう1年以上経ちましたよ」と再度ご挨拶。(ツンさん、今年花見で会ってるじゃん。。)

本帰国した私は高齢の母を訪問サポート中なので懇親会は出ずに帰りました。お子さんとの交流がない人には実感ないのかもしれないけど今、マイコプラズマ肺炎とかコロナとかインフルエンザとかすごく流行ってますからね。
用心しながら年末年始を乗り切りたいと思います。あったかい格好で本をじっくり拝見させて頂きます。

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