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WBCを見て「アジア人は世界でAIに勝つにはオオタニさんのように可愛くなるしかない」と思った話。


オオタニさんは絶対です。オオタニさんはカワイイです。カワイイは正義です。オオタニさんが証明したので間違い無いです。


大谷さん凄いですね。すごいのにまじカワイイですねえ。カワイイのにかっこいい。ほんまにすごいですよね。フィギアスケートの羽生くんみたい。



実は私はかつて野球が大好きな少女でありました。好きな球団は大洋ホエルズ。好きな選手は遠藤一彦投手。そうです、プロ野球大好きだったんです。

しかし時は流れ世界がサッカーに傾き、私の子供もサッカーを行うようになり私はどんどんサッカーの世界にハマりました。なので今回のWBCも本当に久しぶりに見ました。本当におめでとうございます。

今回インタビュー動画などをみて実感した点が2つあります。それは


1)日本のスポーツ界における体育会マインドは確実に変化してる
2)カワイイはアジア人がAIに勝てる最大の武器である


まず1)について。優勝の様子を見て私はこんなツイートをしました。

これは賛同を頂き、こんなコメントも頂きました。大澤さんのnoteも本も本当に面白いので超オススメ!


そこで私ちょっと振り返ったんですよ。そんなにシンプルなのかなって。


私は大学はガチガチの体育会、そして就職した企業で担当したのは(当時の)防衛庁。つまりガチガチの体育会マインドで育ち、生きてきました。そして出産、子育て中に9年間東南アジアにいてほぼその間子供のスポーツの世界の引率をしていました。基本的に小学校内はサッカー、そして学校外ではトライアスロン。セカンダリーではムエタイがメインでした。小学校は豪系だったのでぶっちゃけ「白人大多数」でした。しかも日本人がものすごい少ない学校だったんですね。そうなると「アジア系、日系はガチマイノリティ」。主張しないと参加すら危うい状態になるんです。


つまり、私たち親子は「ガチ体育会の世界」から「実力で決めるぜ(でも選ぶのは人間)という世界」、両方体験しています。「実力で決めるぜ(でも選ぶのは人間)という世界」では参加をしたい!加わりたい!と声を出さないと存在はないものと同じ。そして認めてもらえる努力を示せるとそのコミュニティに入れる。でもそれはいつも認めてもらえるとは限らない。そういう世界でした。超むずい。

うちの子も最初はレギュラーなんて夢のまた夢でしたね。でも主張できるようになった&トライアスロンで鍛えたおかげで学内スポーツでも選抜に入れるようになりました。周りの子はほぼ白人だったので大会の時はぶっちゃけとても見つけやすかった。

ただ、全て安泰だったわけではないです。差別的な体験が全くなかったわけじゃないし本人もそれなりに苦労したようです。上下関係のない世界でうまくやるというのって実はものすごく大変なんだと思います。だって「こうやれば安泰」っていう正解がない。何が地雷かを見つけて避けなくてはいけない。


じゃあどうすべきなのか。私が思うのにその際に必要なのは人間力。そしてそこで無敵になるのは「可愛らしさ」だと思うんです。


具体例をあげます。私ちょっとびっくりしたんです。この大谷さんのインタビュー。大谷さん、最後の最後でレジェントであるインタビュアーへのリスペクトと言葉に表し、ハートをグッと掴む会話術と仕草ってちょとすごくないですか???

ずっと真面目に話してたAロッドがめっちゃ顔くしゃくしゃにして喜んでるのがね、すごいよね。。。

体育会系の上下関係っ実はとてもシンプルなんですよね。年齢が上っていう明確なルールがある。だからそのルールに従えばいいんです。でも、年功序列を引っ剥がすとそこには実力だけの世界。じゃなくて、そこに人間力が加わるんです。これが厄介でその人間力とはその人の生存者的、文化的背景や見た目とかいろいろなものが要素として「加わってしまう」。この加わってしまう感は根底にある心情があからさまになってしまう可能性があります。

そのような混沌とした状況下で「認めてやっか」と思わせる要素。これがどのくらいその人にあるかがものすごく重要になってくるわけです。その認めてやっかと思わせるスイッチがアジア人の場合は「可愛らしさ」だと思うのですよ。

ちなみになぜ可愛らしさなのか。それは「カワイイ」という感情を持ってもらえると相手は根底に「自分が傷つく可能性が少ない」と思ってもらえるから。結果的に立場を追われることになっても「カワイイ」という感情を持てれば、自分を傷つけない。マッチョリズムが強いコミュニティにおいて負けるということは傷つくこと。でもそこに「あいつ可愛いしなあ」という気持ちあれば、あくまで自分の優位性は保てる。だってあいつはカワイイ(自分のほうが強い)から。自分が全面敗北にならない。だから受け入れられる。
大谷さんが究極のマッチョリズム、MLBの世界で実力があるのはもちろんだけど、そこにプラスして受け入れられるのは「カワイイから」、カワイイから自分が負けてもカワイイからね。って自分のマッチョリズムを守れるからじゃないかと思うのです。
つまり、コミュニティにおいてマイノリティが存在を示す際にカワイイって実はものすごく大事だと思うのです。

仕事だけならAIの方ができる。違う、そうじゃない。俺は君そのものに聞きたいんだっていかに思わせるか。それはもう「実力+カワイイ」なんですよ。


時代はAI、AIに仕事を取られないようにするにはどうしたらっておじさんが多数投稿されてますが私は「AIに仕事をとられないには実力+カワイイ」しかないと今日のオオタニさんを見て確信致しました。おじさんがなぜそこに触れないか。それはおじさんがもうカワイイを身につけることができないって自分でわかってるからではないかな。


若者はまだ間に合う。
AIに負けないためには実力+カワイイを身につけるべし。


オオタニしか勝たん。