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WEBライターである自分が何を提供できるのか。

この観点がずっと抜け落ちていた。
仕事をくださいという、
その視点だけだとこの世界は生き残れない。
仕事は作るものだと思った。

クライアントさんからは、
課題に直面した際の問題解決力こそ
フリーランスで食っていくための必須スキルだと言われた。
その通りだと思った。

結局のところ。
ただパソコンの前に座っていれば、
仕事が降ってくるようなことはない。
動かなければ何も進まない。
だから、自分が何を提供できるのか考える必要がある。

自分が何ができるか考えた。
ライティング?
ディレクション?

それだけだった。
思えばこの3年間文章を書くことしかしてこなかった。
だから自分のスキルはそれだけだった。
これには自分が一番驚いた。
なぜなら、なにかしらできるだろうと考えていたからだ。
確かに、僕は毎日、集中してパソコンに向かった。

でも、それは文章を書くこと。
他にはライターさんの進捗を管理すること。
他にはシナリオの案を考えること。
それくらいしかやってこなかったのだ。

これはマズいと思った。
3年でこれだけのスキルしかできないのは率直にマズい。
もっと考える必要がある。
この時から、その視点を持ち始めた。

僕はまず本を読み始めた。
マーケティングの本
WEBマーケティングの本
SNS運用の本
だが、そこにもやっぱりライティングの本はあった。

結局、文章が好きなんだなと思った。
そうでなければ3年も書けはしないだろう。
僕は、ライティングベースで課題を解決しようとした。

ライティングとマーケティング。
これは簡単だ。
セールスライティングだ。
僕はモノを売るための文章をまた一から学び直した。

ならモノってなんだ。
売るものモノがない。
あるとすれば自分くらいか。
自分のスキルを売るしか他にない。

自分を売るための文章を勉強し始めた。
そこからSNSに繋がった。
ライティングとSNS ならやはりXだろう。
Xで集客をして、自分を売り込む。

そんな、誰もが良くやるような手法を。
3年たってようやく始めようと思ったわけだ。
もっともXはスパム扱いされたため、
少しの間休みを取ることは他ならない事実だが。

本を読むこと以外にもやったことはある。
友人に勧められて異業種交流会に参加した
正確には異業種交流会のボランティアとして参加した。

多くの事業者が目を輝かせて、名刺交換をしていた。
残念ながら自分は名刺を持っていなかった。
でも、それは相手には関係のないことだったのだろう。

おそらく自分の名刺を渡すことが大切なのだ。
それか、有力な人物の名刺をもらうことか。
だから、そこは問題ではなかった。

と、こちらはややネガティブな書き方をしたが、
多くの学びを得た大切な場所であった。
まず、多くの事業者と直接話す機会というのは貴重だ。
そして、僕がWebライターだと話すと、
同じくWeb関係の人たちは快く受け入れた。

どうやって自分を売るのか。
そう聞くと、大半はオフラインだと答えた。
そうか。オフラインイベントに来る人たちの
成功体験とは、オフラインなのか、と思った。

人脈が大切なのだと、そう言っていた。
それは自分になかった視点だった。
学びを得た瞬間だった。
自宅へ戻り、直接人に会うのも悪くないなと思った。

ただ、それは思っただけだった。
大切な視点ではあるが、
優先すべきことではないような気がした。
今やるべきことはWeb集客だ。

なんとなくそう思ったのだ。
だからこうやって今もパソコンの前で作業をする。
これを続けた先に、何が待っているのか。
側から見れば、パソコンに対峙しているだけ。

だけど、日を追うごとに、
自分の環境が変化している感じがする。
それが楽しいのだ。
もう少しだけ、僕はこの高揚感を胸に抱いて、
文章を書き続けるだろう。

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