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徒手施術のための解剖学

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このマガジンは 施術家・セラピストのためのマガジンです。 このマガジンで お伝えするのは 解剖学の知識を 日常の施術に活かすにはどうすればいいのか そのヒントになるような内容に… もっと読む
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筋肉の解剖学、その基本?

筋肉の解剖学、その基本?

骨格筋は

骨格・骨または靱帯などの

『結合組織』のいずれかに結合しています

さらに

筋肉は

当たり前ですが

常に2箇所以上に付着しています

筋肉が

収縮すると

付着点が近くに引き寄せられ

筋肉が

弛緩すると

付着点は離れて行きます

と習います!

そうです。

学校では

筋肉は

【収縮と弛緩】

すると習います

その収縮と弛緩によって

骨が動き

運動が行われると

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いまさら前距腓靱帯損傷の記事とかいる??

いまさら前距腓靱帯損傷の記事とかいる??

足関節捻挫をした際に

一番損傷しやすいのが

この【前距腓靱帯】かと思います。

足関節が底屈位で

内反を強制された際に

なるものという知識でもあると思います。

テレビなどのメディア等では

外側側副靱帯損傷として報道されたりもします。

スポーツ活動中の

ジャンプの着地時や

ターン動作の際に受傷することが多いので

多くの競技で見ることが多い損傷だと思います。

今回はこの

【前距

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筋肉の5つの役割(仮)

筋肉の5つの役割(仮)

筋肉はなんのために存在している??筋肉はなんのために存在するのか?

ここが分かっていることは基礎中の基礎です。

そして筋肉は

決してボディビルダーや

スポーツ選手だけに必要なものではありません。

日常生活の

あらゆる動作をするために

欠かせないことはもちろん

心臓や内臓の働きにも関与するとても重要な器官です。

解剖学を学んできている人は

最初の方に学ぶことなので忘れていることも

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胸郭出口症候群 治療・介入の地図

胸郭出口症候群 治療・介入の地図



胸郭出口症候群 Thoracic outlet syndrome(TOS)は

腕神経叢が

頚部から上肢に至る間に

狭い間隙で絞扼を受ける

【絞扼性神経障害】ということはご存知かと思います。

絞扼部で

受ける力学的ストレスにより

大きく分けると『圧迫型』と『牽引型』になります。

この記事で

・解剖学的に見て腕神経叢の絞扼部位はどこか?

・また絞扼される条件として何が考えられる

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解剖学を治療に活かす考え方(例)肩関節屈曲

解剖学を治療に活かす考え方(例)肩関節屈曲

今回は一つ

現場で使えるかもしれない考え方の共有を

肩関節を例に挙げて

肩関節について肩関節は可動域の広い関節ですが

具体的にどれくらいの角度動いて

そのときにどの筋肉が働いているのか

肩関節を治療・介入するうえでも大切ですので

覚えていて欲しいのは前提としてみていきます。

当たり前の事ですが

上腕を前方に上げる動作

「屈曲」や「挙上」といいます。

さらに上腕は

屈曲で0度

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筋肉の収縮と弛緩について

筋肉の収縮と弛緩について

皆さんご存知の通り

骨格筋は
骨格・骨または
靱帯などの『結合組織』の
いずれかに結合しています。

さらに筋肉は
当たり前ですが
常に2箇所以上に付着しています。

筋肉が収縮すると
付着点が近くに引き寄せられ

筋肉が弛緩すると
付着点は離れて行きます

そう習いましたよね?

そうです。

学校では
筋肉は【収縮と弛緩】をすると習います

その
収縮と弛緩によって骨が動き
運動が行われる

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解剖学、筋肉の当たり前

解剖学、筋肉の当たり前

今回は
初めてのnoteなので
解剖学を元にした考え方を
いろいろと書きたいと思います。

当たり前な事
ばかりかもしれませんが、
お付き合い頂ければと思います!

必ず、
動作には
多くの筋肉が関与しています。

その筋肉の
機能について
それぞれの動作で働く
異なる筋肉のさまざまな役割を理解することで

解剖学を
日常の施術に
簡単に活かす事ができます。

主動作筋は
時に主動筋とも呼ばれます

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