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DAY 36-38 子どもと一緒にNZ 2024

(2024年の一年間、高校生の娘と小学生の息子、そして母である私の3人で「ニュージーランド暮らし」を決行します。このチャレンジの準備から現地での暮らし、帰国までの事実、そして気持ちをココに記録しておこうと思います。)

子どもたちが学校に安定的に行ってくれるようになってきました。
「行きたくない」とか「やだなー」という言葉を聞かなくなりました。
まぁ、心の中では思っているのかもしれないけれど。

今日は溜まったnoteをアップしたい日

毎日書き溜めてきた日記をnoteにアップできるくらいの記事に仕上げる作業です。
書きながらいろいろと思い出して笑えてきたり、写真を見直していたりすると、あっっという間に2時間くらい経ってしまいます。

息子にリンゴジュースを頼まれていた!
洗濯を今のうちに干して、後からコインランドリー持っていかないと。
息子のボールを膨らませるポンプ探し(いまだに)

こうしてあっという間にわたしの5時間は過ぎていきます。

ここはニュージーランドだろうか。日本にいる時と全く同じ日常・・・。

もうすぐ娘の誕生日

さて、あいかわらず学校での異文化交流・人間関係に苦しむ娘。
もうすぐ誕生日という事実も例年とは異なり、ワクワク度が高いとは言えない状況。
なんとか元気づけたい。

誕生日にギターを買ってあげられたら、日本から持ってくるのを泣く泣くあきらめた娘も、喜ぶに違いない!

先日までさまざまなモノを探しに回ったOP  SHOP(リサイクルショップ)。
そのうちのどこかにギターがあったのです。
なかなか良い状態だった気がするのだけど・・・

ここ数日、ギター探しにまたしてもOP SHOP巡りをしていました。

そして今日、ついに見つけたのです!
まだありました!

お店の人に言って、触らせてもらったけれど、なんせ持ち方も演奏の仕方もさっぱり分からない。
(触る必要なかった説)

キズを一箇所見つけたけれど、大したことない。
弦が硬い?ような気がしたけど、フツーの状態が分からないのに硬いも柔らかいも判断できない。

でも、娘がいつか「欲しい」と言っていたメーカーのような・・・やっぱり違うか・・・これもさっぱり分からない。

今度の金曜日は娘だけ学校がお休み、ということで(買い物嫌いの息子を同伴しなくて良いチャンス)
「金曜日まであるか?」と聞いてみたけど、もちろん「分かりません」
そしてもちろん、お取り置きもしてもらえない。


「金曜日に娘を連れてきます!」と言って、念のため新品ばかりを売っている楽器屋さんにも行ってみることにしました。

さてどれほど高いのか
と恐る恐るお店に入ってそれらしいギター(いろいろ種類ありますね、それさえ素人すぎてよく分からない)
を見せてもらいました。

思っていたほど高くない。新品でも安いものがある、ということが分かりました。
それがどんな種類だったのか、知りませんけど・・・

よし、決定。金曜日に娘を両方のお店に連れて行こう。

娘が気にいる、笑顔になる、良いギターに巡り会えますように。
多少高くても構いません、娘をどうか助けてください。

小学校から連絡

Kenny is absent from school today.
Please reply with reason.
Thank you

(Kennyは学校を休んでいます。理由を教えてください。)

学校からテキストメッセージが届きました。

今さっき、教室まで行ったのに!来ていないと連絡が。

え!まさか息子、学校抜け出した?・・・・わけないのだけど。

すぐに車を脇に止めて、よく落ち着いて考えることに。

とにかく大丈夫。さっき教室まで送り届けたから。

カバンも廊下のフックにかけていたのを見たし。

教室に向かう途中、クラスメートの女の子が「今Kennyって名前呼ばれてたよー」と教えてくれたのを思い出しました。

あの時、呼ばれた直後だったから、先生も欠席にしちゃって、そのまま息子はちょこんと座っただけで何も言わず・・・
でも顔見たらすぐにわかるはずなのになぁ。

モヤモヤ

ということで、
「さっき送り届けたはずなのだけど、うちの息子、そこにいませんか??」
とメッセージを送りました。

本来なら電話一本したいところだけど、ココはまだまだ未熟者のため、テキストで失礼しますよ。

10分後くらいに、連絡がありました。

「Kenny発見。今度からちょっとでも遅刻したときはオフィスに寄ってくださいね」

とのこと。
あー良かった。脱走したりしていなかった。

出欠確認はタブレットのオンラインでやっているので、その場にいないと一瞬でオフィスに「欠席」という連絡が行ってしまうようです。

なので、その場を逃した場合は、「今来ましたよー」とオフィスに寄って申告しないと、欠席扱いということに。

効率が良いというか、融通が効かないというか、、、
とにかく仕組みを理解しました!
今後気をつけます。

ポンプとパンツ

息子のボール問題、どこまで書いたかな。もう忘れてしまったけど。
日本からわざわざ持ってきたにも関わらず、いまだ膨らませずにいたのです。
新しいボールを買ったけれど、息子がどうしても持ってきたボールも膨らませたい、という。
(バタバタとポンプ探しをしたのはこの日でした)

もういい加減、買うべし。
Kmartで見つけたこちら。

最初から買えばいいのに。あれから何日経っただろう。ようやくです。

そして急激に成長している息子。いよいよ持っているパンツがみなキツいということが判明。

サイズ感、素材感にうるさい息子なので、本人無しで購入するのは怖いけれど、この柄に一目惚れ。

なんとパンツ7枚それぞれに、MONDAYからSUNDAYと書いてあるのです!

これに従って頑張ってパンツを曜日通りにはこうとする息子の姿を思い描いたら、買わずにはいられません。

ニヤニヤしながらホクホクした気持ちで、パンツをレジに持って行くわたし。
マーケティングに完全に打ち負かされた瞬間なのでした。

クロネコさん

さて次は娘が図書館から借りていたギターを返しに図書館へ。
そして絵本を大量に借りてきました。(毎晩息子と読んでいます)

それからいつものスーパーへお買い物。

ココのところずっとカレーライス(牛肉)か親子丼(鶏肉)かサイコロステーキ(牛肉)でお肉ばかりだったので、魚が食べたい。

でも高い。とにかく高い。
King Salmon 16ドル。

スーパーの魚売り場の前、スマホで翻訳しながら魚を選ぶおばさん。
白身魚はいろいろあるのだけど、聞いたことないものばかり。

今日は「Vietnamese BASA」という魚を買ってみました。なんせサーモンの半額以下。

日本名ではパンガシウスというらしい。
「BASAは危険?」とか「BASAはやめておけ」というページがちらほら目に入ったけれど、お店で売ってる=死ぬことはない、と思う派のわたし。
とりあえずお試しで買ってみました。

もう少し安い時期とか安いお店を研究しよう。
子供たちになんとかして魚を食べさせないと。

スーパーから出て駐車場を歩いていて、思わず声に出してしまったのだけど、

「え!クロネコさん?!」

ヤマト運輸(クロネコさん)にそっくりなトラックが停まっていたのです。

ロゴなどは何もありませんでしたが、とにかく色も形も絶対にクロネコさん。

事実かどうかは知らないけれど、そうに違いない。
古い日本車がうようよ走っているニュージーランド。きっとそうだ。

生地屋さんを経営していた20年前くらいからいつもお世話になっていたクロネコさん。
東京でも神奈川でも岐阜でも。どこのクロネコさん(配達のお兄さん)も本当に感じが良くて働き者。

ニュージーランドのスーパーの駐車場で、お世話になった歴代のお兄さんたちの笑顔を思い出したのでした。

その車からのっそりと降りてきたのは、ネコじゃなくてクマ。
工事服を着た大きな大きなグリズリーベア。ワイルドなおじさんでした。

爽やかなクロネコさんたちの懐かしい笑顔は、一瞬で消えていったのでした。

今日のランチ

最近ようやくランチを落ち着いて食べられるようになってきました。
といっても、用事を済ませて家に帰ってくるのがいつも2時頃。
お迎え出発ギリギリまで後45分。

こないだ買っておいたインスタントラーメン。
それにしよう。

卵を入れて、ほうれん草入れて、とやっていたら、日本と変わらない食生活なことに気づきました。

ココでしかできないことをしよう。とくに昼間は。

と、固く誓った(自分自身に)ことを思い出しました。

このままではまずいぞ。

もうちょっと知らない野菜を食べてみるとか、ディナー用に知らない魚を買ってきたとはいえ、子どもたちが学校で頑張って異文化体験している時に、自分だけいつものラーメンをすすってるなんて。

なんだか後ろめたくて、匂いが残らないように換気扇をつけっぱなしにしてお迎えに出かけたのでした。

3人が落ち着いて暮らせる家を借りて、ガスや電気、Wi-Fiが(とりあえず)整い、それなりに食べたり寝たりできるモノがそろい、子どもたちが無事に学校に行ってくれるようになり、気持ちも落ち着いてきたからこそ、こうしてインスタントラーメンを平和に食べられるのだな。

ココまで来るのに36日。
あっという間過ぎる!
やはり昼間を有効活用しなければ。

動け、動け〜

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