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エッセイ風

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エッセイ 日々感じること セイ子の想い
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#いきずらさ

アカツキ

アカツキ

幼い頃はなりたくても
大人になんてなれないのに
いまは「ときめく」だけで
いつでも子供に戻れる
不思議だよね

ずっと迷って 出した答えは
正解よりも間違いのほうが多いのに
それでも見た目だけは大人になって

きっと
いまのこのツラいことや
努力が
未来で頑張ってる遺伝子に
役立つと信じて
いまを生きてる

誰かを好きになるって
誰かを傷つけること‥
よく覚えてる
「伝える」こと「わかり合う」こと

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ヤキモチ

ヤキモチ

試さないで…
私を試したりしないで…

昔、お付き合いしていた人が
私にヤキモチを妬かせようと
私の前で
違う人とイチャイチャしたり…

恋をするとあるのだろうか…
大好きな人を束縛したいという気持ち

たぶん
私にはそういう部分が欠落している

ヤキモチを妬かない私に
あの人はきっとイライラしてたんだろう

昔から自己肯定感が低かった
"私なんかが好きでごめんなさい"
だから試したりしないでくだ

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ギフト

ギフト

"普通"が当たり前じゃなく、努力もしている、ましてや性格が原因でもない。それが分かったことは、ひとつの"救い"だったと思う。

自分なりの諦めとか落とし所を見つけることで
特性要因の失敗を回避したり、世間では欠点であることを活かすこともできる。

以前、ある友人に自分がADHDであることをカミングアウトした

かえってきた答えは
「かわいそうに」
「大変だね」
たしかに苦労は多いけど…

私はかわ

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ごめんね

ごめんね

優しく"ごめんね"って
言わないで
君の痛みが刺さるから。

優しい?
でも
その"ごめんね"は
誰に伝えたいの…

許して欲しいのは誰
ズルいね…
責めれない
人に許して欲しいんじゃない
罪の重さに耐えかねて
自分が許されたいんだ

いつも"ごめんね"ばかりだね
君の"ごめんね"
それは大抵
"ありがとう"で済むこと

ずっと"ごめんね"言ってきたから
これからは"ありがとう"を

許されたい君

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Eternal

Eternal

大切なものはたくさんもたない方がいい
なくしたときツライもんね

私のもとから幾人の人が離れてしまっただろう
私の手のひらからどのくらい大切なものがこぼれてしまったのか…

私は人よりいろんなことが
足りない
自分では当たり前だと思うことが
他の人とは違う
他の人が当たり前のことが
私は違う

希望という名の友人は
握手をしてくれるわけもなく

絶望という名の
悪魔がいつもハグをする

安心して布

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同窓会

同窓会

毎年桜の散る時期に
案内が届くけど
出席したことない

今年も郵便受けに
同窓会の案内

正直いうと
封も開けたくないのだけど

コロナの影響のせいか
リモートとかで
開催されるとか

高校時代にイジメにあっていた

卒業以来
二度と会いたくないと…
そう願って
頑なにクラスメイトとの交流を絶っていた。
(腐れ縁の友人ひとりを除いて)

私は地元の高校に通っていたから
同じ中学の子も多かった

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バタフライ

バタフライ

飛び立つことにふるえてる


青さに躊躇

羽根に傷みがあるの
甘い春の香りに惑わされてしまうけど…

こんなに心が欠けていては
人を好きになってしまうことを
自分で拒絶する

いつも思うのは
"好きになってごめんなさい"
"こんな私でごめんなさい"
ウザいよね

花は雲の影で
明日の希望を追いかけて
私はいつも別れを想定して

追い風を待つけど
通り抜けて
飛び立つ勇気を与えない

足かせを外

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