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エッセイ風

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エッセイ 日々感じること セイ子の想い
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2021年7月の記事一覧

可能性

可能性

愛「私なんかがキラキラした主人公目指しても仕方ないじゃないですかぁ…脇役として身の丈にあった人生を送れれば、それで満足かなぁ…なぁんて……」
宗介「脇役?」
愛「でしゃばらないように、皆さまのサポートに徹することが性に合ってるんです」
宗介「昔は僕もそう思っていた。でもある人に言われたんだ。“どうして自分の可能性を信じないの”って。」

ドラマ『彼女はキレイだった』(日本版)
愛(小芝風花さん)

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昨日の私

「人と人を比べんじゃないわよ。みんなそれぞれ違ってて当たり前なんだから。他人が勝手に落ちこぼれ呼ばわりしていい権利なんてない」

ドラマ『プロミスシンデレラ』の劇中
優秀な兄と比較して「落ちこぼれ」と壱成(眞栄田郷敦さん)に言ったパーティーの主役の女子に早梅(二階堂ふみさん)がケーキをぶつけて一喝する

「この先、どう生きていくかなんて自分次第。家柄も金も関係ない。こいつ(壱成)はこいつよ!」

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ありのまま

ありのまま

"ありのままの自分を受け入れてくれる人なんていない…
だからきっと誰だって理想の誰かを演じている"

「無理して笑って…彼氏の前で、余裕のある女のふり?」と心配する朝倉美月(波瑠)に対して高岡幸保(岡崎紗絵)の心の中の呟きだ…

ドラマ『ナイトドクター』でのワンシーンだが
他の女性と仲良くしている彼氏の前で強がって、高岡は「ゼッタイ平気。ただのかまってちゃんだから」という。

私にも同じような経験

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ガンダムと私(カイ・シデン編)

ガンダムと私(カイ・シデン編)

「ミハル、俺はもう悲しまないぜ。お前みたいな娘を増やさせないために、ジオンを叩く!徹底的にな」

彼に好感を持つ人がどれだけいるだろうか…
『機動戦士ガンダム 』の作品の中でカイ・シデン(敬称略)は序盤皮肉屋で物事を斜に構える態度でホワイトベースのクルーにも反発を買うことがあった。
セイラに「軟弱者!」
と平手打ちにあうシーンはあまりにも有名だが。
私は彼をそれほど嫌いではない。
後の活躍もあるで

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ガラスの仮面

ガラスの仮面

ある人に
「寂しそう」
素顔を覗かれた

できるだけ
そう見えないよう
ガラスの仮面

あなたの表情は本当か?
私の気持ちは本物か?

私だけじゃない
全てを晒しているわけじゃない

ほんとの私
自分でも見失う

周りに悟られなように
女優でいよう

傷口は隠したところで
痛みは消えない

素顔で覆うその仮面も
ほんとの姿

いくつも顔を持っている
ウソでもいい…
その表情
仮面でもいいから、今が

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ないものねだり

ないものねだり

立ち直った気がしただけだった
空を飛びたい
理想に近づきたい
手に入れたと思っていたんだ
目に見える確かなものが全てではないことは知っている
それでも…欲しいんだ

「大丈夫」
もうひとりの僕が
優しく微笑むから
安心してしまう
繰り返す波のように
僕の痛みはまた
きっと癒えてない

ないものねだり…

僕じゃない僕になれる

また
立ち直った気がしただけだった

障害を乗り越えれる気がした

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