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【AIで挑戦】写真の服を簡単に変えられるのか?
こんにちは。アメリカ・シリコンバレー在住のSeikaです。
先日Jyugonという会社のホームページ作成を手掛けたので、その制作過程をnoteでシェアしていこうと思います。
今回は第四弾、「CEO写真」です。
CEOの写真をカジュアルな服装からスーツに変えられるか、AIを活用したフォトエディターで試みました。
AIで服の変更はできるの?
AIで服を変えてみたかった!
ちょうどツールを探していた!
と思った方は読んでみてくださいね♩
(2024年2月25日公開)
1. Pincel
まずは、今回の中で1番仕上がりがよかったPincel。
![](https://assets.st-note.com/img/1708881595376-EUhHtXPM87.png?width=800)
こちらがオリジナル。
服をブラシで消して、プロンプト「business suit」と入力すると・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1708884049906-kjE0PmZnPR.png?width=800)
ご存知の方もいるかと思いますが、
アメリカでエンジニアとして大活躍されている酒井潤さんです。
許可をいただき掲載させてもらっております。
できました⭐️
![](https://assets.st-note.com/img/1708884111865-TgPY7Vu2KN.png?width=800)
写真にもよりますが、左上のものなどはそれらしく見えます。
数秒でこんなに簡単にできるのか〜と感動しつつ、気になる点もあります。
服の境界線が不自然。
これはブラシできれいに消すしか解決策がないようなのですが、限界を感じました。
特に襟のあるタイプは拡大すると服と首が一体化しています。ユニークなスーツになった。
重ね着の半袖スーツが予想外に出来上がりました。全身写真は特に難しい。
スーツのサイズがダブタブになってしまったり、大きくずれてしまったりと難ありでした。
ギリギリも含め実際使えそうかな?という写真は、
60枚作って10枚ぐらいでした。
Pincelですが、他にも以下の機能があります。
オブジェクトリムーバー
AI画像エディター
AI画像レプリケーター
AIポートレート
AIロゴアートワーク
AI QRコードアートワーク
AIアーキテクト
フェイススワップ
AIマルチメディアチャット
AIアップスケーラー
背景リムーバー
写真エクステンダー
AIディテーラー
ロゴをアートにしたり、面白いバーコードリーダーを作ったり、
ついつい使いたくなる機能がたくさんあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1708888903259-WAW1IdBwGt.png?width=800)
Pincelですが、無料トライアルはなく全て有料です。
私が初めてPincelを使った2023年は、$7からの3種類のプランとなっていましたが、
2024年2月時点で$19からの2プラントと変わっていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1708894066584-mh2g2HSrt1.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1708893843105-O7nsJU6lec.png?width=800)
2. YouCam Makeup
次に試したのは「YouCam Makeup」。
このアプリは特に10代のユーザーに人気。
1週間の無料トライアルがありますが、服の着せ替え機能を使うと写真5枚につき約0.70ドルかかります。
結果はやや不自然で、特に顔と服のバランスが合わないことがありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1708889291836-LuLCfFbSnG.png?width=800)
3. The New Black
The New Blackでは服こそ作れたものの、着せ替えることはできませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1708889657949-mhn706epgv.png?width=800)
4. Facetune Editor
Facetune Editorは携帯アプリのサービスで、7日間の無料トライアルあり。
写真の明度・彩度、髪の色、服の柄は簡単に変更できますが、
今回のように服をマルっと変えることはできません。
5. その他のツール
他にも候補はありましたが、試すにまで至りませんでした。
Wardrobe AI!
→ウェイティングリストで待機中MyFashion AI
→This site can’t provide a secure connectionとの表示PICTOFiT
→eコマースのための試着アプリだったRosebud AI
→ウェイティングリストで待機中。
お友達紹介でちょっと早くできようなので、興味のある方はこちらのコードを使ってみてください。Wardrobe AI!
→ウェイティングリストで待機中
6. まとめ
AIを活用したフォトエディターは非常に魅力的ですが、全身写真の編集や服の着せ替えにはまだ課題が多いようです。
ただ、これらのツールには大きな可能性があり、日進月歩で進化することが容易に想像がつきます。
私が試した時点よりも、今作り直したらもっと良くなっていることでしょう。
ちなみに最終的にCEOの写真はスーツ姿ではなく、AIで加工する前のカジュアルな服装のものが採用されました。
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それでは、次回の記事でお会いしましょう!
Photo by Mohammad Faruque on Unsplash
Photo by Christina @ wocintechchat.com on Unsplash
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