【ケーススタディ】テック企業のカラー選定
こんにちは。アメリカ・シリコンバレー在住のSeikaです。
先日Jyugonという会社のホームページ作成を手掛けたので、その制作過程をnoteでシェアしていこうと思います。
今回は第二弾、「カラー選定」です。
これからカラー選定をする人は読んでみてくださいね♩
(2024年2月14日公開)
1. ブランドのアイデンティティを理解する
会社のミッション、ビジョン、価値観を確認するところからスタート。
Jyugonは日本のエンジニアを世界の技術革新の頂点へと導く教育と協力のエコシステムを創造することがミッション。
このビジョンに合ったカラーを選びます。
2. ターゲットオーディエンスの分析
顧客を理解することは、適切なカラーを選ぶ上で欠かせません。
顧客分析し、ターゲットを明確にします。
3. 色の心理学を学ぶ
赤は情熱を、青は信頼を象徴するなど、色にはそれぞれ異なる心理的影響があります。
色から受ける印象を知ることは大切なことです。
今回はそこまで調べませんでしたが、カラーが持つ文化的な意味合いについても研究するとなおよいと思います。
4. 業界を研究
テック企業はどのカラーを選ぶのでしょうか。
業界で好まれているカラーを研究します。
テック企業というと青をイメージする人が多いかもしれません。
記事によると、トップ100のハイテクブランドの50%以上が、ロゴに濃い青または黒の要素を含んでいるようです。
青は常に選ばれるカラーで、IBM 、 hp、SAP、Dell、twitter、どれも青です。
記事では、テック業界が成熟するにつれ、青の色調はどんどん明るくなっていたことも書かれていました。
安定と成功、心を落ち着かせる青。
有能なカラーですが、ebayやGoogleはカラフル、XeroxやOracleは赤、Splunkはビビッドピンクなど
青がすべではない点も心に留めて置きたい点です。
5. 候補を挙げる
ターゲットオーディエンス、心理学、業界分析、
会社名のジュゴンから連想するカラーは、青。
KhromaやMuzilを使ってカラーを選んでいきます。
候補として挙げられたカラーがこちらの二つの青。
主色、副色、アクセントカラーをどうバランスさせるか慎重に選びます。
6. プロジェクトメンバーと決定
プロジェクトメンバと一緒にカラーを選定。
そして、鮮やかで未来を感じさせるティールを主色に選びました⭐️
7. まとめ
カラー選定はブランドの核となる大事なプロセス。
鮮やかなティールを選ぶことはテック業界の標準から考えるとちょっと冒険かもしれません。
しかし、革新性と未来志向のイメージを強調するカラーで、女性にも好まれそう。
Jyugonが目指す方向性とターゲットオーディエンスとの深いつながりを築くための基礎になればと思います。
次回は、会社のロゴについて書いてみます。
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それでは、次回の記事でお会いしましょう!
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