【ケーススタディ】テック企業のマスコットとロゴを作ったよ
こんにちは。アメリカ・シリコンバレー在住のSeikaです。
先日Jyugonという会社のホームページ作成を手掛けたので、その制作過程をnoteでシェアしていこうと思います。
今回は第三弾、「ロゴ制作」です。
企業の価値観、目標、特性を抽出し集約させて制作するロゴ。
ロゴはプレッシャーも伴う難しい制作なのですが、
今回はスピード勝負だったのでAIで作りました。
AIのロゴ生成に興味のある人は読んでみてくださいね♩
(2024年2月19日公開)
1. ブランドビジョンの明確化
まずはロゴの方向性を決めます。
どんなタイプのロゴにするか、
文字ロゴ、シンボルロゴ、イニシャルロゴ、抽象的なロゴ、ロゴには様々なタイプがあります。
またカラーはどうするべきか、
モノクロ、グラデーション、またはブランドカラーを取り入れるか。
スローガンは入れるべきか、入れるとしたら何がふさわしいのか。
細かいところはたくさんありますが、
ここでマスコットを作り、会社名も入れることをざっくりと決定し
余裕を持たせて次の工程に進みます。
2. AIツールの選定
次にロゴを制作してくれるツールを検討しました。
マスコットに関しては、「Midjourney」「getimg.ai」、
文字ロゴに関しては、「Brandmark」と「Looka」。
まずはこの4つで作ってみることにしました。
3. AIで制作
まずはマスコットから。
getimg.aiで作ります。
会社名がJyugon(ジュゴン)なので、ジュゴンを基にした親しまれるマスコットを目指します。
プロンプトを考えるのに時間はかかりますが、
プロンプを入力すると30秒で4枚ができます。
10分で54枚完成。
この段階ではほとんどイマイチですが、こちらのジュゴンくんには心が動きました。
今度は、Midjourneyで作ります。
プロンプトを入力し結果を見ながら、少しずつ調整していきます。
いくつかマスコットの候補ができたので、今度は文字のロゴ制作に取り掛かります。
まずはLooka。
業界、好きなロゴ、カラー、会社名、スローガンの有無、シンボルを選ぶとパパッと生成してくれます。
すぐロゴは生成してくれますが、購入前は細かなカラーの調整はできなそうです。
金額もチェックし、別のサイトでも作ってみます。
今度はBrandmarkで作ってみます。
こちらのサイトも会社名やイメージを伝えると瞬時に作ってくれます。
料金体系は3タイプで、$25から。
真ん中にある$65のデザイナーセットは、使われたフォントを確認することができ、アニメーション付きのロゴ、ブランドガイドライン、名刺、レターデザインなども含まれ使い勝手が良さそうでした。
4. プロジェクトメンバーに提案・決定
メンバーの意見を聞き、絞っていきます。
ここで文字ロゴは決定しました。
Y、G 、Nは途中切れていますが、YGNと認識できるゲシュタルト原則の閉合が使われています。
5. 調整
マスコットに関しては決まったものの背景削除など調整する必要があったので、
Figmaを使って整えていきます。
6. 完成
細かいところを調整し、メンバーにも確認してもらったら完成です!
7. まとめ
こうして「Jyugon」のマスコットキャラクターとロゴが誕生しました。
温かみのあるマスコット、シンプルなロゴで
テックに親しみを持ってくれる人が増えたらいいな〜と思っています。
もし記事が役に立ったと思ったら、ぜひスキボタンを押してください😊
それでは、次回の記事でお会いしましょう!
Follow me here😊
この記事が参加している募集
よろしければサポートお願いいたします。いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます。