最終演説

第25回参議院通常選挙の結果と共に、今後に向けて

第25回参議院通常選挙、私は全国から11,991名の方にご期待をいただきました。

力不足で落選となりましたが、この結果をしっかりと力にして、今後の活動につなげます。
応援、ご支援いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。

どのような形で政治活動を続けるかにつきましては、決まり次第、改めてこのnoteやツイッター等を通じてご報告いたします。

今回、野党共闘の動きと共に、多くの市民が出馬する勇気がわく選挙でした。全体の結果には、懸念も希望もありますが、事実と受け止め、次の行動へと変えていきます。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。


令和元年7月23日 今泉真緒

より詳しいコメントを下記に掲載しております。


(公職選挙法で、選挙後のあいさつ行為に制限がありますので、このような形でのご報告で失礼いたします。)

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第25回参議院選挙が終わりました。

私の得票数は、なんと、11,991票でした。
結果は落選でしたが、全国から11,991名もの方に、ご期待をいただきました。
総務省の都道府県別の数をみると、
東京からは1879名、私がこの選挙戦を過ごした兵庫からは402名の方でした。

そして、そのうち何名かからは、直接お知り合いだった方も、知人でない方からも、直接メッセージをいただき、また街頭でもお声がけいただき、「投票します」というお声やご意見をいただきました。
また、家族や知人を通じて、応援のメッセージを頂いた方もいらっしゃり、大変力になりました。

応援、支援、ご期待をいただいた皆様、本当にありがとうございました。
力不足で落選となりましたが、この結果をしっかりと力にして、今後の政治活動につなげます。
具体的にどのような形になるかは、決まりましたらご報告いたします。

今回の参院選、自民党は議席を減らし、改憲勢力は3分の2を割り込みました。
野党共闘の一人区では多くの方々が当選され、その実現は共産党の方々の勇気ある行動があってのことで、さらに立憲民主党の新人、れいわ新選組の強い個人の方々をはじめ、野党から多くの政治家を目指してこなかった方々が声をあげ、メディアがとりあげるいわゆる“争点”だけではない、多様な視点が提供される、とても勇気のわく選挙でした。

一方で、私が応援し、選対の方々と行動を共にし、この選挙期間の多くを過ごした兵庫県の安田真理さんの惜敗。
立憲民主党が擁立した、多くの新人候補、女性候補者が国政へと届かなかったこと。
維新の会の伸び、
N党のなんと一議席獲得、
投票率の低さ……。

今まで、有権者として見ていた私だったら、「いったい、なんでなんだろう?!」と暗い気分になる結果もあります。

ただ、今回は初めて、中から選挙の結果を受け止めました。
そうすると、この結果を受け、自分はどういう行動をとるべきかという発想が自然に生まれます。
悔しさは力に、また今すぐに理解できない状況は事実と受け止め、冷静に状況を分析すべきという気持ちになります。
これが当事者になるってことなのかな、暗い気分だったのは、そのまま思考停止に陥っていたのかも、と気づきました。

安田真理さんはじめ、近畿で新人の力強い候補の方々がここまでの応援を受けたこと。
そして、党を超えてつながり合う個人の連携が大きく、強くなりつつあること。
これは、大きな希望です。

今回、応援の声をいただいた皆様にご相談をしながら、また選挙期間でお会いした方々とともに、次の行動に移りたいと思います。

最後に、今回の選挙への関わりを通じて、SEALDsで活動された、当時学生だった方々が、現在も立憲民主党と共に活動をされていることを知りました。
私は当時、自分が声を力強く上げるわけではなく、すごいなぁと思い、目撃したいという思いで首相官邸前などの現場にいっていました。
そして、その若い皆さんに、今回の私の活動でも助けていただきました。
選挙戦最後、枝野代表のマイク納めの時に演説の機会をいただけたのも、そういう方々がつないでくださったおかげです。

今回、学生や市民の声におされ、野党共闘の動きとともに立ち上がった、その現場で群衆の一人だった私が、立憲民主党から出馬できたことは幸運でした。

また次の活動ではどのような形になるか明確ではありませんが、改めてこのnoteやツイッターでご報告いたします。

どうぞ今後とも、よろしくお願いいたします。


今泉真緒(令和元年 7月23日)