見出し画像

今泉まお 日々の活動記録<2019/11/13~12/31 ★就任3~4カ月目★>

政治活動に関連した日々の行動を記録します。
自分のためのメモでもあり、また、なるべく透明に情報を記載し、起こったこと、過程を公開していきます。

※これまでの記録はこちらです
【1カ月目】     →  https://note.mu/seijinote/n/n10d7e073c156
【2~3カ月目】→ https://note.com/seijinote/n/n99a04a3e5f08


◆まとめ&発見メモ
8月20日、兵庫県第4区総支部長に就任してから3カ月目にして、ようやく日々の活動を開始することができた。
朝の駅立ちと街頭演説会ポスター掲示のお願い。地域や党のイベントへの参加。
その間に、街なかにはじめてポスターをはっていただき、「支援者」お一人目といってよい方との出会いもあった。

また、事務所周りの整備は少し目途が立ってきたので、家族の引っ越しや子どもの保育園探しに着手する余裕もできた。
自分なりの活動の在り方を手探りしながら、家族のこと、政治のこと、自分のこと…と、時間の使い方にこの先悩みそうな予感を得た。
同時にその間、国政には大きな動きがあった。現政権への野党の追及、国会議員の逮捕、さらなる合流に向けた呼びかけ。
党の一員として、また政治家としての自覚を強めた期間でもあった。

行ったこと、学んだことは以下の通り。

・事務所の家具周りをホームセンターとIKEYAで整え、稼働できる状態に。
・日々の政治活動に使う車の必要性を痛感。これまで自家用車をつかっていたが、車なしには活動できない選挙区のため、家族がまったく車をつかえなくなってしまうとともに、ガソリン代も私費と混じってしまって経費にできない。
 スピーカーをつけ、カッティングシートで演出し、政治活動専用の車を仕立てるべく選挙区内の車屋さんに飛び込みで入り、見積もりを依頼する。
・郵便局の「料金受取人払」の手続を終え、後援会用の資料の印刷が終わり、器材一式が揃う。
・食都神戸のイベントや、西脇市の「若者の投票率」をテーマにしたワークショップ、憲法総がかり行動の講演会など様々なイベントに参加。
・党の総支部長研修、青年局大会、兵庫県での立憲カフェなど党関連のイベントに参加。そろそろ私も企画せねば…という思いを強める。
・選挙区の各市をめぐり、またお声がけいただいたらどこへでも行き、なるべく多くの方にお会いする。
・駅立ち活動。まだ家族が選挙区内に引っ越していないことから、リズムが作れず、あまり立てない。
 夜の駅立ち活動では「国会パブリックビューイング」もできるように、「桜を見る会」の質疑映像をMacにセットして、MacbookPro, Bluetooth接続スピーカー、トラメガの、一人で持ち運べるミニマムセットを試してみた。
・ポスター掲示のお願いに地域を巡る。なお、ポスターは事前運動に当たらないように、「演説会」のお知らせとして作成して、それを掲示していただける先を探して訪ね歩く。
 小選挙区で知名度を得るには1000枚貼ることが必要とのこと。私はまだ6枚…。
・これまでの自分の仕事の一環で、シンポジウム「マンガ・アニメ・ゲーム・特撮のミュージアム計画」に登壇。ゲーム分野の展示の諸課題と可能性について話す。
 臨時国会で「メディア芸術ナショナルセンター(MANGAナショナルセンター)法案」の審議の行く末に注目していたことから、 そこに自民党の山田太郎議員が飛び入り参加で意見交換を行う。
・子どもがインフルエンザに罹患、自分は電車内でカバンを置き引きにあい、翌日発見されて米原までとりにいくなどの日常生活におけるトラブル発生。その対応で予定を色々と変更。
・年末のご挨拶。


◆活動記録

----------------------------
2019年
11/13(水) 朝の駅立ち
     神姫バスさんご挨拶。池田林太郎神戸市議のご同席。
11/17(日)、18(月) 立憲民主党青年局全国大会に参加
11/23(土) シンポジウム「マンガ・アニメ・ゲーム・特撮のミュージアム計画」(明治大学)登壇。
11/24(日) 連合北播 解散レセプションに参加
      夕方の駅立ち
11/26(火) 兵庫県連の青年局打ち合わせ(県議会にて)
11/27(水) 神戸市「食都神戸大交流会」参加
      「憲法総がかり行動」講演会参加
11/28(木) 神戸電鉄さん総会
11/29(金) 連合東播OBの忘年会参加。子供とともに。
12/1(日)  明石でもちつき参加。子供とともに。
12/2(月)  立憲民主党兵庫県連常任幹事会、その後地域グループとの会合
12/4(水)  三木市、加東市で地域巡り
12/7(土) 兵庫県連主催「政治資金規正法」に関する勉強会。その後党の近畿ブロックで交流会。
12/8(日)  西脇市「若者はなぜ選挙にいかない?」ワークショップ参加。
12/10(火) 朝の駅立ち。その後三木市中心に地域巡り
12/13(金) 党本部の選対の研修会参加(東京)
12/15(日) JP労組退職者の会幹事会にてご挨拶。その後「しあわせの村」で子どもと遊ぶ。
12/16(月) 総合地球環境学研究所 「人文学研究者の社会貢献」について勉強会、プレゼン。
12/17(火) 私鉄総連さん会議、懇談会参加(有馬温泉)
12/19(木) 三木市にて地域巡り
      ※この午後から子供がインフルエンザに罹患、各種予定を変更
12/22(日) 立憲カフェin明石「言いたいことを言ってもらう会」(林丸美明石市議主催)参加
12/25(水) 朝の駅立ち
      西区にて関係者にお会いする。
      小野市にて地域を巡る。支援者にお会いする。
12/26(木) 子供と保育園見学
      年末の挨拶回り

その他、下記の作業を行う。

・事務所の家具を手配。ホームセンターとIKEYAで調達し、配送を受け取り組み立てる。
 これまで電話だけだったが、ガス、電気、水道を開設。ようやく稼働できる状態に。

・外注支払いが発生するため、管轄の明石税務署で「給与支払い事務所の開設」届けを提出。
 「報酬」の源泉徴収のための納付書を発行してもらう。

・これまで、ポスターや一般向けに配布できる政策ビラは制作していたが、後援会の資料はまだできていなかった。
 資料内に「ハガキ」があり、活動に関心のある方には情報のご提供をいただけるようになっているため、
 郵便局で「料金受取人払」を申請する必要があり、遅くなっていた。
初めてのことだったので、手順をメモしておく。
 1.管轄の郵便局(第4区総支部は明石)にて、「料金受取人払」郵便の申請書をもらう。
その場で、「料金受取人払」郵便用の郵便番号を教えてもらう。
 2.指定さらた郵便番号を記載し、また郵便局webサイト上でその郵便番号でバーコードを発行。それを掲載した状態で資料を仮印刷。
 3.所定の用紙に記載して郵便局で申請。印刷部数の確定と、印刷物のサンプル提出が必要。サンプルが本番と同じ用紙でない場合は、紙見本もあわせて提出。印刷する部数毎に申請が必要。
 4.後日、申請が通ると切手欄に記載すべき承認番号が郵送にて送られてくる。
 5.承認番号を掲載した最終版のサンプルを印刷。
 6.サンプルを3部提出。受領されたら本番印刷。
 ※私の場合は、オンラインでの印刷だったので、サンプルを三部だけ印刷するのではなく、本番用を少量部数印刷し、そのうちの3部を提出した。 

・政治活動用の車の見積をとる。日々の政治活動の車に必要な条件を自分なりに出したので、下記にメモを作成した。
https://note.com/seijinote/n/n78ee458695ce

・個人のMacbook ProのWiFiのハードウェアが故障。またDVDも出てこない状態に。Appleでみてもらう。
 さらにiPhoneもバッテリーがやられて、11にかえる。

・その他、政治活動とは別に続けている展覧会やイベントの仕事を名古屋、東京で行う。

なお、れいわ新撰組・山本太郎さんが関西にきていたので、街宣を見に行った。
参院選前からこれまで何度も見に行っているが、内容というよりは、この時期に、この熱狂を作り出していることが非常に印象的だった。
ボランティアの連携もとれていて、運営も動線もしっかりと検討されていて一体感がある。
政治家は、私だって、「自分が変えるんだ」という強い覚悟と思いをもっている。
しかし、それを伝えて、伝播させなくては大きな力にはならないし、実行までの道筋もできない。
思いを強く、しっかりと表現をして、一人ひとりの信頼を寄せてもらえるようにならねばいけないと、大きな刺激を受けた。
----------------------------

◆ニュースと日常と雑感

・COP25が開催。主要な議題で合意に達せず、大きな成果は得られなかったという各国の反応とともに、日本はCANインターナショナルによる「化石賞」を受賞。
 日本の気候変動対策において、石炭と原発は国内で議論が必要な筆頭の課題だ。
 原発は、気候変動対策に関するメリットがあるといわれるが、その稼働だけではなく、原発そのものの開発・運用に関わる総合的なエネルギー収支があることを認識すべきである。

 科学的な事実と、価値判断は異なる。
 まず、同じ科学的な事実を認識するところから議論ははじまる。
 もし科学的な議論が進行中で、事実の認定ができなくても、客観的なリスクを認識し、そのリスクの大きさを前提に議論することはできる。

 政治においては、原発の問題、福島の現状、環境対策含め、人々の生活とこころ、科学的な認識の双方に向き合って取り組むべき課題がある。
 私がその時、まず大事にしたいと思うのは、「リスク0」は存在しないという事実だ。しかし、リスクは頻度と影響力の大きさで測れる。
 不安を呼び起こしやすい課題について議論するとき、まずどのようなリスクがあり、それがどのくらいの影響を及ぼしうるのかを丁寧に共有することを重視したい。
 客観的なリスクを把握した上で、一人ひとりのこころが置いてきぼりにならないように、丁寧なプロセスを政治からつくっていきたい。

 私は、前職の科学館では人類が直面する「地球規模課題」に関して知り、対処を考えるための企画を積極的に行ってきた。
 それらは、空間も時間も日常のスケールを逸脱しているため、実感をもった問題の把握がしにくい。
 そして、不安、安心という人間の心のありようと密接に関わるため、冷静な議論もしにくい。 
 大きな空間スケールについては、飛行機の移動で地球の裏側までいく経験を多くの人類が共有している現在、共通認識をもちやすい。
 しかし、時間軸についてはそうはいかない。
 地球環境は、数千年、数億年という単位で動いている。
 そして、人類にとって地球規模の環境対策は、数十年、数百年という長期的な時間軸を設定し、人類の生存のために取り組まなくてはならない課題だ。
 それは、日々、それぞれの現実を生きて、個々の仕事をしている一人ひとりにとっては、一番の優先課題にはしにくい。

 だから、未来に実感をもつ若者自身が声をあげることが、大きな力をもつ。
 今年は、若者が当事者として声をあげることで、国際社会が動くという力強いうねりがあった。
 しかし政治家は、若者の声に頼るのではなく、自信が国の未来を考える当事者として、想像力をもって、我々生存の課題として地球規模の課題に取り組まなくてはいけない。

 
・世界経済フォーラムによる「ジェンダーギャップ指数」で、日本が110位から121位に順位を下げた。
「後退した」という声が聞こえるが、国際的にジェンダー平等が進む中で、日本は改善を図れていないことが明らかになったと認識している。中でも政治におけるジェンダーギャップの状況の改善は急務だ。

 一方で、伊藤詩織さんの民事裁判での勝訴という、私を含む性被害の撲滅を願う人々にとって力強いニュースもあった。
 この出来事に対して、事実認定についてあれこれ言う声が聞こえるが、情報をもっていない個人は、事実の内容について判断をすることはできないと考える。
 最新は、民事裁判で認定された事実なので、まずそれを前提とすべきだ。

 ジェンダーギャップや性被害に関して、「セックスにおける合意の在り方」が話題となった。
 ツイッターで私が記載した、セックスの合意に関する考えに色々な反応をいただいたので、以下にメモする。

 → https://note.com/seijinote/n/n84b780868abb

 また、立憲民主党の初鹿議員が強制わいせつの容疑で書類送検された。
 被害を訴えた方に思いを寄せること以外、捜査中の案件であり、事実について情報を持ちえない以上は何も言えることはない。
 ただ、立憲民主党の一員としては、党員であった時期に起きたことであるため、新たな状況になった今、党として適切な時期にしかるべき検証、説明と対応をすべきであると考える。


・「桜を見る会」に関する数々の疑惑、前IR担当副大臣の逮捕など、現政権の問題がさらに次々と明らかになった月であった。
 引き続き、野党の一員として、健全な、公正な日本社会を取り戻すために全力をあげていきたい。

 政治活動を始め、街頭出て、色々な方と話していると、「政治」は、友人や職場での日常では(日本では)中々言いにくいことも言い合える「触媒」だと気づく。 
 職場で明日も共に働く同僚とは、(日本では)異なる意見をぶつけにくい。分からないことは「分からない」と言いにくい。友人の姿勢が理解できなくても、「理解できない」と話して気まずくなりたくない。
 本当は、議論と人格は別で、その共通認識があって、お互いの多様性を認め合えたり、建設的な議論ができる訳だが、日本では中々正直に意見をぶつけることがしにくい。
 でも、「政治の話題だ」という言い訳があれば、自由に自分の意見を言い合える環境が自然と作られることを感じている。
 だから、政治家を名乗る私は、あらゆる意見をぶつけてもらえる、とても幸運な立場だと思う。
 公正な社会をつくるためには、同じ意見の人々同士で確かめ合うのではなく、異なる意見の方々の話こそ聞いていかなくてはと考える。


◆その他観たもの、参加したもの、聴いたもの

 これまでの活動記録では、ここに「観たもの」と「見逃したもの」を書いていた。
 そして、前回は映画を観に行けなかったから、「来月は映画をみるぞ」と決意を書いていた。
 しかし! なんと、今月は映画どころか展覧会も何も行けなかった…。

 吉祥寺での「表現の不自由展」も、毎年欠かさずいっていた「Any Tokyo」も、「グッドデザイン神戸」も、千葉市美術館の目による「非常にはっきりとわからない展」も、全て見逃してしまった…。

 私はいつも、東京出張の度に前後に時間をつくり展覧会を観に行っている。
 兵庫、神戸、名古屋で活動する時も同じく。予定があれば、その近辺で合間をぬって、体験したい場所を訪ねている。また、土日は子供をつれて何かしらを観に行っていた。
 しかし今月は、平日は保育園のお迎えの必要性があったり、東京で予定があった夜に兵庫で会議があったりして、どこもかしこもトンボ帰りで、全く時間がとれず。
 土日は、色々なイベント参加で、さらに盗難対応や子どものインフルエンザ対応などもあり、さらに少し時間があるときは子供とちゃんと公園などで遊ぶことにしたため、何も観に行くことをしなかった。
 これまでの10年、いや20年で、展覧会に全く行かない月があっただろうか…。
 読書はそれなりにしたが、圧倒的にインプットが少ない月だった。ほぼ国会中継や野党合同ヒアリングしか聴いていない。

 ちなみに、Netflixでは安定の「テラスハウス東京編」と、「Queer Eye Japan」を観たが、 
 「来月は映画を観よう」と宣言したにも関わらず、映画館には今日までもちろんいけず。
 たまたま夫が借りてきた「貞子」しか観なかった…。
 
 しかし、これを書いている本日12月31日、たった今家族でStarwarsを観に行ってきた。今月唯一、今年最後の映画館、行けてよかった…! フォースと共に…


※これまでの記録はこちらです
【1カ月目】     →  https://note.mu/seijinote/n/n10d7e073c156
【2~3カ月目】→ https://note.com/seijinote/n/n99a04a3e5f08


画像1

一人で持ち運べるミニマムな機材で、夜の駅立ちセットを試してみた。

画像2

国会中継の映像をセットしたMacbook Pro、Blurtooth接続のスピーカ、トラメガとマイク、キャンプ用照明。


画像3

街なかに掲示していただいたポスター第一号! 政治活動をはじめて気づいたが、ポスターは、街でメッセージを発し続け、自分と街と、そこに暮らす人々とをつなぐ面白いメディアだ。

画像14

ポスターのデザインは一野篤さん。すっきりと品がありながら、可読性高く目立つデザインを目指す。メッセージから細やかにデザインを立ち上げていただき、感謝です。

画像4

はじめて個人宅にポスターを掲示していただいた。兵庫県第3区で活動される国民民主党の佐藤泰樹さんのご紹介。感謝…!

画像5

明治大学で開催された「マンガ・アニメ・ゲーム・特撮のミュージアム計画」に登壇(写真は山田太郎議員のツイッターから。)

画像6

西脇市でのワークショップ「若者はなぜ選挙にいかないか?」に参加。

画像7

党本部が開催した全国総支部長の研修に参加。北海道第7区の篠田奈保子総支部長と。篠田さんは、私が公募の面接プロセスで合格が見えてきて、生活の変化に不安を抱える中、インタビューの記事を読んで勇気づけられた方。一足先に総支部長に就任されていた篠田さんは、弁護士であり4児の母でもある。「政治家も個人として人間らしい生活をすべき」という主旨のことを明言されていた。

画像8

明石市議の林丸美さん主催の立憲カフェ「言いたいことを言ってもらう会」で、ご参加の皆様から精力的かつ率直なご意見をいただく。

画像9

餅をつく。

画像10

つきたてのお餅を教わりながら丸める。


画像11

事務所で家具を組み立て。


画像13

選挙区を移動中に一時駐車。

画像12

阪神・淡路大震災から25年の神戸のルミナリエ。