まぁいっか劇場・一夜賢者の詩
思い返して悩み、将来を悩み、鬱々とすることもあるでしょう。私たちは日常的に過去と未来に縛られながら生きています。
歴史に学び、経験に学び、そして適切に反省し現在に活かすことは有意義といえるでしょう。しかしながら、いつの間にか後悔が膨らみ心を塞ぐことも少なくありません。
未来を描き、将来を夢見て、目標を立ててそこに向かって歩を進める。それは向上心の成せる業であって人間らしい美徳のひとつと感じますが、確定的な未来など幻想に過ぎず、世界は多変量によって刻々と変化する複雑系です。未来が変わることもありふれた事象で、或いは並行世界への移動なのかもしれませんが、ともかく未来を案じたところで、心の平穏はありません。
さて、原始仏教すなわち仏陀の遺したとされる古い記録の中に、一夜賢者経偈という詩があります。
原典はパーリ語ですが、ちょっと読めないので漢文に訳したものを引用いたしました。旧字体が多過ぎて読みにくいけどまぁいっか。ノリで読みましょう。書き下し文?現代語訳?ええいままよ、白文でupしてしまえ。これは仏陀と弟子の会話を詩的表現にて記載したもので、一夜賢者という言葉が特徴的です。
超訳しますと、以下のようになります。
んん???
どこかで聞いたことのあるフレーズですね。
そう、
松岡修造です。
1:40-2:02のあたりが一夜賢者の詩の超訳部分です。
この歌の作詞は松岡修造氏本人です。全力で応援する彼の熱い魂が紡いだ言葉は、図らずも仏陀の言葉に酷似していました。こんなこと書いてると双方から怒られそうですが、まぁいっか。この応援ソングの秀逸なところは相手を追い詰めるような言葉を避けて「できる、できる」と松岡修造がただ応援してくれるという点にあります。企業色の強過ぎるレモンソングですが、それはまぁいっか、と置いておくとして一見の価値ありと愚考いたします。
あ、ちなみに一瞬SNSで小さな話題になった「松岡修造の応援ソングが鬱病に効果がある」というのは該当文献の存在しないガセネタですので、ご注意くださいませ。
…なにこの記事。
まぁいっか。
拙文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、寒空の下にウザいくらいの熱を帯びる修造ソングが響きますように。
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