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SとMは酸性とアルカリ性だ。

 まずはこちらをご覧ください。夏木凛さん率いる、とても楽しいイベントでした。が、

 出演した相方の思うさん、コメント欄に、

「どMではない!」発言

 こんなことを書いています。なんという「欲しがりさん」でしょう。Sは十中八九こんな発言はしません。例えば「Mですね」とサラッと流してカウンターを狙うか、必死に否定などせずに態度でS性を示し相手に立場を分からせるはずです。

 SとMの議論は複雑ですが、喩えるなら「酸性とアルカリ性(塩基性)の関係」と私は考えます。
 リトマス試験紙とかBTB溶液とかのアレです。
 酸性と塩基性で中和滴定するやつです。
 なんのことやら?と遠い記憶の方は「酸性が強い方がH(水素イオンのことです。変な意味ではないですよ)を出して塩基に与えて幸せになる」とだけ覚えていただければ大丈夫です。

 酸や塩基の強さには幾つかの分類がありますが、例えば下のような表を参考に考えます。

NHK高校講座テキストより引用

 酸性はS、塩基性はMです。
 酸性の中でも強弱があり、より強い酸の前では弱酸は無力です。Sはserviceと称されることもありますから、やはりHを出して塩基に与えるというのは道理と考えます。

 相方の話に戻りましょう。

 彼はイベントの中でたしかに「夏木さんって怖いんですよね」という趣旨の発言をしていました。視覚情報はありませんでしたが、声色はなんだか嬉しそうです。実に面白い。
 メラビアンの法則を照らし合わせると、やはり本心は「(怖いけど)嬉しい」のように思われます。不思議ですねぇ、私は一度も夏木さんを怖いと思ったことはありません。

 自分は強塩基ではない、という彼の言葉を尊重するなら、酸性ということになりますが、さて、どれくらいの酸性度か…と思ったところで、先ほどの表を見てみましょう。

   ○○について思うこと…
   ○○…           思う…
CH3C○○H……! 酢酸……!!

 共通項を見出しました。お酢です。

 彼の名誉のために酸に分類した結果、思うさんは「お酢」だということが判明しました。


 小学校の自由研究でリトマス試験紙を自作し、あらゆるものの酸性・塩基性を調べた経験のある私は、人の酸性・塩基性も手に取るように分かります。しかしながら、これは非常に繊細な問題ですから、誰彼構わず言いふらすようなことはいたしません。

 実は医者にはMが多いとか、相方を責めるあの人がSではないとか、そんなことは言えません。

 SもMも恥じることはありません。それはただの性質です。ちょうど中和されるパートナーに出会えるといいですね。


 駄文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、水素イオンが丁度収まり、素敵な「塩」ができますように。


「スナック凛」控えめに言ってサイコーでした。


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