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学生最後の一人旅 in ヨーロッパ ~旅をする目的~

こんにちは。SEIJIです。

今回は、実際に私が旅をしてきた中で、今の自分に一番影響を与えている旅の原体験について振り返りたいと思う。

それは、就活を終え大学卒業を迎えるまでの時期に行ったヨーロッパへの3週間一人旅のこと。


~旅の目的~

これまでも旅が大好きで一人旅に行くことはあったが、長期期間を使って一人で旅に行けるのは一旦これが最後。イギリス以外行ったことのなかったヨーロッパに行きたいという想いから実現した今回の旅。
スペインに飛び、陸路でフランス、ドイツへ移動するプランを立て、旅が始まった。
旅の目的として持っていたのは、各国の文化やグルメを楽しむ、趣味の一眼レフで絶景と建造物を撮ることはもちろんだが、根底にあったのは、シャイな自分を解放すること。
旅は好き。でも、緊張に弱い性格で、現地の人や旅人と積極的に交流することや堂々と振る舞えないところなど、克服したいと思っていた。

ただし、楽しい出会いもあった一方で、克服まではいかなかったというのが自分なりの旅の結論。


~旅の経緯、出会い~

出会いはあった。
初めに泊まったマドリードのゲストハウスで、泊っている何人かで夜ごはん食べに行かないかと誘われた。快諾をして、夜の街をみんなで楽しんだ。
また、日本人の旅人に出会い、後日訪れるミュンヘンに行く日程が被っていたため、その日ミュンヘンで合流する約束ができた。
次のフランスでは日本人ゲストハウスに泊まり、たくさんの旅人が泊りに来ていて、追加で現地に留学をしている日本人にも出会い、翌日のモンサンミッシェル、パリ市内観光をともに巡り、とても貴重な時間を過ごさせてもらった。

達成できたこともある。
目的としていた国の文化やグルメを思いっきり楽しむこと。現地の絶景、建造物をカメラに収めること。
スペインでは、マドリードでスペイン名物タコスやパエリアを食べることができ、次に行きたかった場所、ミハスへ。白い街並みは圧巻でしかなかった。

ミハスのメインストリート

また、マラガでローマ水道橋やアルカサル城、ピカソの家にも行き、ヨーロッパならではの建造物を目のあたりにして、心が浮き立った記憶が深い。

ローマ水道橋
アルカサル城
ピカソの家



そんなスペインを満喫した後、フランスでは先に述べた現地で出会った旅人とモンサンミッシェル、凱旋門、セーヌ川、夜にモンパルナスタワーから眺めるエッフェル塔のライトアップ、そしてパリの夜にお洒落ディナーを味わったり新しい出会いと充実した時間を過ごすことができた。

モン・サン・ミッシェル
モンパルナスパワーから見たエッフェル塔



その後は一人で横断開始。ランスで世界遺産テタンジェへ行きシャンパンを味わい、ブルゴーニュのワイン畑をレンタル自転車で駆け抜け、ドイツとの国境ストラスブールへ着きハウルのモデルにもなったコルマールのかわいらしい街並みを歩いた。

世界遺産にもなっているテタンジェ
ブルゴーニュ地方のワイン畑巡り


コルマール ハウルの動く城のモデルになった建物


その後夜行バスでドイツへ入り、ミュンヘンでマドリードで出会った旅人と合流し、ノイシュバンシュタイン城へ行き、夜はウインナーとビールを嗜み。

こう思えば、大満足の3週間だったと言える。

ノイシュバンシュタイン城


もちろんこの一人旅は、自分にとってなくてはならない期間ではあった。
経験として語れるものができたし、ヨーロッパの魅力を知ることができた。また行きたい、旅っていいな、を今でも思わさせてくれる、大切な経験。
それでも今回来た目的の根底「シャイな自分を解放すること」を考えると、本当にこれで良かったのだろうか、と考えてしまう正直な自分がいる。
出会いはあった。楽しかった。でもその後そこで出会った人たちと繋がりはなくなっている。
もっと自ら積極的に輪を広げていれば変わっていたのではないか。
結局今もシャイな面が消えていない。
このような感情があるから、旅へのモヤモヤ、また今の私生活でのモヤモヤにつながっている気がしている。


~この旅の経験を糧に~

でも、今回の記事ではそれで終わらず、視点を変えてプラスにとらえて終わろうと思う。
まず、一人旅に自分の性格を克服するなんてことは求めてはいけないのかもしれない。
旅に出て、無理に変わろうとする必要はない。余計に自分を追い詰めてしまいそう。
純粋に、旅を楽しめばいい。現地での出来事は全て流れに身を任せよう。その方がラフに緩くのんびりと、自分らしさも出しやすい。

その自分らしさが、現地での出会いを加速させてくれるに違いない。
後は、旅をもっと楽しむために語学力を伸ばそう。

こうして色々と考えることができた。
このプラス面の考え方が、今にも生きている。
今後も、自分らしさを大切に旅をめいいっぱい楽しめばいい。

この経験から旅好きが継続できているからこそ、
今入っているコミュニティ「POOLO」にも出会っているし、
これからの旅を楽しむ準備もできている。

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