平等ではない

私たちセラピストは知識や技術、経験値共にその力量には差があるのだと思う。しかし、それを理由にして経営や治療の結果にケチをつけるのはまったくもってお門違いだ。
どんな状況においても結果を出す人は出すし何かしら爪痕を残していく。厳しいように聞こえるがそもそも人の能力や環境に平等なんてものはない、と考えておいた方がいいでしょう。
そして環境や人に期待をしない事も大切である。田舎の方がチラシの反応は良いから、都心の方が若い顧客は多いから、とか環境に左右される事は少なからずあるものの結局そういった環境に依存したマインドの持ち主はいずれ終わってしまう。
あくまでもオマケみたいな位置づけくらいにしておいたほうが言い訳をしなくて済む。

隣の芝は別にそんな青くないよ

結果が出ない時、上手く行かない時、想像と違った時は兎に角上手くいってる奴らに腹が立って仕方ないだろう。もしくは自分の実力に落胆するか、まだ自分の実力に落胆した方が良くて、妬みや嫉妬心が強くなると、今の結果は自分の責任だと現実を受け止めてられず、環境や人に文句をいい捻くれていく。でも実際は近隣の上手く行ってそうなお店もそんな大したことなかったりする。ただ、強烈な嫉妬心を持つようなマインドの持ち主は、目指すものの基準が高いとも言えるから自分にさえ矢印を向けられればその不のエネルギーは自分の背中を押してくれるだろう。

やることを淡々とこなし、人よりも時間を投資できれば大抵の事はできるようになるはずだ。
まずは人や環境に文句を言うのを辞めて9割、イヤ10割目の前に起こっている現象は自分の招いた事だと一回考えてみると良い。

良い先生、良い経営者は皆共通して自責マインドである。

でも良く考えたら、努力次第でなんとかなるのであればそれはもう平等といっても良いのかしら

自責の念を標準装備にしておこう。


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