見出し画像

#10「DXの本質」 Why DX??

なぜ、DX(デジタル・トランスフォーメーション)は必要なのでしょうか??
背景にあるのは「2025年の崖」問題がその一つです。
「2025年の崖」とは、経産相が出した「DXレポート」に出てきた言葉です。
簡単に要約すると、

・老朽化した既存のレガシーシステムがDXを推進する上での足枷となる。
・2025年までにシステムを刷新しないと、それ以降年間12兆円の経済損失の可能性がある。


これが、「2025年の崖」問題です。

以前にも書きましたが、この「2025年の崖問題」がDX推進の障壁となっています。
個人的な解釈は「壁」と「崖」
壁を越えないと崖が待ってるよーっ。
今後、社会はデジタル化し、デジタル技術を用いた企業が、どんどん出てくるよーってことです。

そんな中、日本の企業のDXは遅れています。

・2025年の崖の内容としては、現在のレガシーな基幹系システムでは、そのシステム自体は負の遺産でしかなくDX推進の足枷になり、ビジネスの成長は見込めない。
・この問題を2025年までに解決(システムの刷新)しないとそれ以降年間で12兆円以上の損失となる。
というのが、2025年の崖問題である。


壁を越えて崖からの転落を避けるか、コロナのせいにして、なにもせずに崖から転げ落ちるか...
それは、あなた達次第です...

DXが迫られ、超えなければいけない壁として必要な3つの理由を挙げます。

① レガシーシステムの限界
既存のモノリシックなシステム構造ではビジネスの成長は見込めないだけではなく、環境の変化に柔軟に対応できません。

② 顧客や社会の変化
顧客や社会のあり方や価値観は大きく変化し、多様性にとんでいます。
消費はモノからコトへ、所有から使用へ、コト付きのモノへと変化しています。

③ テクノロジーの進化
テクノロジーの進化は指数関数的なスピードで進化しています。
クラウド、人工知能、IoT、5G、ブロックチェーン等の目覚ましい発展があります。デジタル・ネイティブな企業によるディスラプションへの対応も迫られる
である。

DXが必要な理由は、なんとなく分かった。
でも、どう進めればいいんだ!

ということで、次回以降は思考法と進め方を考えていきたいと思います。
まずは、目的指向(思考)と未来指向(思考)について、考えてみたいと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?