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#12.6 「DXの本質」 DXで「プロセス変革」をする

人ありきの業務改革からの脱却。

「DX」の構造を以下に示します。

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DXで実現するのは大きく分けると「新しい価値の提供」「業務の効率化」です。それが、単体ではなく、相互補完関係にあることが企業変革につながります。


どちらか一方では、単なるデジタル化(デジタライゼーション)に終わるのが関の山です。そして、「業務の効率化」において、人ありきの「改善」は「変革」には至りません。

DXにおいて、業務プロセス改革において、作業に何%削減は意味をなしません。人の関わりはゼロにすることから考えることです。
一つの作業だけではなく、「業務プロセスの塊」の単位で、ゼロにすることくらいの抜本的な改革が必要です。


「新しい価値を提供する」ために、業務も「人が介在しないプロセス」を考えるべきです。

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テクノロジーやロボットは24時間休まずに働けます。人は、人ではないとどうしてもできないような作業にのみ関わることがDXです。
新たな価値を生み出す場所で、必要な場所に限られた人財をシフトすべきなのです。

今回のコロナショックによって、大きな縮小を余儀なくされた企業も多いと思います。この縮小で、まず手をつけられるのが、間接業務です。しかし、単なる縮小では、コロナが終息した際に、大きく他社に水をあけられてしまいます。

コロナから回復し、その先の未来も想像し成長できるような仕組みを今のうちに準備をしておくべきなのです。

これが、プロセス変革の本質です。




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