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よく眠る日々のこと
いつも気張って投稿してしまうので、もう少し気楽な感じで文章が書きたいものだな、と思う。だから、最近考えたことをぱっと書いてみたい。
昨日、一昨日は体調があまり良くなく、ずっと鈍く頭痛がしていた。季節の変わり目のせいなのか、夕方になるにつれて笑うのも億劫なほどに頭が痛くなっていき、いつもより早めに眠った。
元々睡眠時間がきちんと取れないとすぐに体調を崩してしまうので、どんなときでもある程度は眠るようにしている。
それは私が小学生の頃、夜の9時には寝なさいと親に言われていたこと、真面目にそれを守ってきたことが影響している。
受験生のときも、7時間は必ず眠っていた。基本的には日付が変わる前に眠ることを目標に勉強し、日付が変わったらもう全てを終わりにして、残っていることは翌日に回すようにしていた。私の周りには夜中の2時とか、3時とかまで勉強している同級生も多くいたけど、どうしても睡眠時間だけは削ることができなかった。欲張りなのだ。
そういうわけで、小学生のころから同級生たちにはよく眠る人だと認識されている。もう20歳の大学生になったのに、今でも日付を越えてからメールの返信をしたりすると、「まだ起きてるなんて珍しいね」と返事が来るくらいだ。
そしてそういう生活が普通だと、眠れない日々が苦痛に感じてしまう。課題があって、遅くまで眠れないと、自分が世界一不幸な人間のように感じてしまうのだ。私はこんなに遅くまで起きている、なんて可哀そうなんだろう、というような気分になってしまう。この話をすると、大抵は笑われるけれど。
そんな具合で日々よく眠ることに取り組んできたので、睡眠に対して絶対の信頼を置いている。
その日にどうしても気分が落ち込んだり、どうしても許せないと思うような出来事があっても、一旦眠ってみたら案外明るい気持ちになる。物事を客観的に考えられるようになり、昨日は言えなかったことが言えたり、できなかったことができたりする。
それに、寝る前に頭が痛かったり、お腹が痛かったりしても、眠ってしまえばもう翌日には治っていることも多い。眠っても翌朝体調がよくなっていないときは、ちょっと、病院へ行くことを視野へ入れることもできる。
今回の頭痛は2日間続いたので焦ったけれど、昨日も一昨日もたっぷりと睡眠をとったのですっかりよくなった。昨日は夜の20時30分にお布団に入り、今朝は7時ごろに目覚めた。眠る前、頭痛がひどくて頭が割れそうなほどだったけど、今朝は痛みも違和感もなく、すっきりとした気分で1日を始めることができた。
やっぱり眠ることは大切だなと思う。
私の仲良しのお友だちに、睡眠時間を使って何か別のことをしたい、というほど活動的な女の子がいるけれど、私と彼女はそこは意見が食い違うな、と思う。人は人生の3分の1を眠って過ごしているとはよく聞くけれど、私にはその時間は確実に必要なものだからだ。
それにしても人生の3分の1も眠っているなんて、人間はみんな眠り姫みたい。
そして私はよく夢を見るので、それを楽しみに眠ったりもする。私の夢はいつもはちゃめちゃに破天荒で、ロマンチックで、独創的な上、自分が夢を見ていることにはいつも全く気づかないので、とても楽しい。二度寝したら夢の続きを見れたりもする。たまにちょっとこわい夢も見るけれど(最近だと歯がぼろぼろ抜けていく夢とか、土が話しかけてくる夢とか)、でもお化けが出てくるとか、そういうことはほとんどないので平気だ。
そういうわけで、よく眠る少女は、よく眠る大人の女性になる。そして食べることは生きることとよく言うけど、眠ることも生きることだと私は思う。
そんなこんな、文章を書いているうちにそっと雨が降り出した。網戸から入ってくる風が冷ややかで、空気はしっとり重くなってきている。秋が近くへ来ていることを感じる。
体調を崩さないよう、今日も適度な時間に眠りたいな。
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