守護霊とお守り
私たち人間は、産土神(氏神)さまから生命をいただいたとき、生涯お守りいただける霊を与えられています。
この霊が守護霊です。
ところが人がその心に邪心を抱くと守護霊は力を失います。心が無垢で無心であることほど、守護霊は守りやすいといわれています。また禍津日神がつき、間違ったことをした場合も助けることは出来ません。
しかし何とか助けようとして心に働きかけます。それが反省や後悔となって表れ、その間違いに気付かせようとしてくれます。
ご自分で造ったお守りに入魂するときに、熱くなるまで手をこすりその掌でお守りを包むようにいいましたが、それは守護霊への誓いの儀式でもあります。お守りはその人の心のアンテナを持った受信機が備わった電動自転車のようなものです。自分が一生懸命ペダルをこぐ事へのアシストをしてくれます。お守りを持っていることによって足が軽くなります。神様がお守りに感応して助けて下さるのです。
守護霊も、お守りもそれに祈るのではなく、神様からいただいた神聖なものとして、行いを正しくするための御印なのです。お守りをお持ちの方、たとえそれがおみやげで頂いたものであっても、貴方の元へ来るべくしてきたものです。また常日頃自分の守護霊を意識して、日頃のお守りに感謝の念を絶やさないようにして下さい。
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