完全に”ととのう”事が出来たサウナ@北海道・道東(鶴居村)
お盆休みは、いつもの事ながらあっという間に終わってしまいましたね~。
それにしても暑い夏。抜本的に何かを変えようとしない限り、これからの夏は、もっと暑くなってしまう事を思うと、一人ひとりができる事をやっていく他ないのかなと思います。
さて、連休中、家族で北海道へ旅行しに行ってきました。帯広から道東を中心に回る予定でしたが、台風7号の影響で帰りのフライトがキャンセル。
北海道からの脱出方法を考えながらの旅となり、中々慌ただしい状況でしたが、北海道ならではの経験を沢山する事ができ、本当に充実した旅となりました。
リスク回避や代替手段を検討しまくった結果、幸いな事にどうにか函館からのANA臨時便で東京に戻れました。元々スターアライアンス派でしたが、ANAには感謝しきれない限りです。そのために、釧路⇨函館を半日で移動する羽目になりましたが、飛行機で帰れる事が出来たので、結果オーライだったと思います。
今回の旅行では、色々ネタがありまくりですが、あくまでジブン目線で一番良かった事を挙げるのであれば、「サウナを思う存分楽しめた事」、これに尽きると思います。
〇根っからの銭湯好き、サウナ好き
私は、子供の頃から銭湯好きで、中学生の頃から一人で家の近所にある銭湯によく行ってました。なぜか近所に銭湯が2つもあって、部活の試合の前日とかに、「勝てますように」とゲン担ぎで、行ってましたね。
それでも高校生までは、銭湯にあったサウナには入った事はなく、大学生から社会人になって、たまにサウナにも入るようになり、その時は、とりあえず汗が大量にでるぐらい限界までサウナに入り、苦しくなったら外にでて、シャワーを浴びるというような感じで、無理やりなサウナの入り方の繰り返し。
ですので、当然、水風呂なんかには入ったこともなく、なぜ水風呂に入るのかすら、全く理解できていませんでした。
〇サウナに目覚めたきっかけとは?
大きく意識が変わったのは、木下 斉さんのVoicyを聴いて知った「医者が教えるサウナの教科書」を読んでからです。
サウナ好きな方なら、読まれている人も多いと思います。「サウナが体に良い」という事を、医学的根拠から明確に分かりやすく書いてくれる本です。
元々私は、体の健康に関して興味がある方であり、とりあえず体に良さそうな事は何でもやってみようというスタンス。なので、運動に関する以下の本も、めちゃくちゃハマってしまう部類のひとつなんですよね。
それで、辿り着いた結論として、体に良い事は、血流を良くする事が一番という事。ランニングについては以下メリットのもと、10年以上続けており、サウナについても同様の事が言えるんですよね。
■ランニングのメリット
①血流が良くなる ⇒ ②血流がよくなると、肩こりや冷え性も改善される ⇒ さらに走ることで自律神経を整える脳内物質「セロトニン」が多く分泌され、ストレス解消。
サウナ効果については、上記の加藤先生の著書を読んでもらった方が良いと思いますが、とにかく「サウナ⇨水風呂⇨外気浴」、これを正しいやり方で3-4セットやれば、誰でも”ととのう”事が出来ると思います。
”ととのう”という事を言葉で表現するには難しいのですが、水風呂を出たあとに、速攻で体を拭いて、なるべく早く外気浴ができれば、椅子に座ってる時に、あの何とも言えない瞑想体験を味わう事ができます。
体が、熱さ⇔冷たさという非日常的な体験を交互に繰り返す事によって、血流、心拍数や自律神経に影響を与え、特に脳の活動に対して、消費量を減らしてくれるので、脳の疲労改善に役立つとされています。これが、瞑想状態に近い感覚にさせてくれるんですよね。
上記の本を熟読して以降、家の近くの銭湯やジム等でも、時間を見つけて”ととのい”をやってきました。そうなると、当然、いつかはもっと環境の良いところで、サウナに入ってみたいと思うのが人間の心境だと思いますw
〇マナミキャビン@鶴居村
今回、道東方面を旅するのであれば、北海道ならではのサウナに是非とも入りたいと思い、全くサウナが好きでもない奥さんを説得を試みた結果、釧路から少し北に位置する鶴居村にある”マナミキャビン”で宿泊してきました。
上記のサイトを覗いてみてもらえれば、もはやこのサウナが如何に良いかの説明は要らないと思います。本当に全てが最高。
家族でプライベートで入れるバレルサウナ
ジブンで薪ストーブを温める事ができる
ロウリュはかけ放題
サウナ⇨水風呂⇨外気浴の動線に一切の無駄がない作り
完全なるプライベート空間で大自然の中でサウナができる
もはや北島康介ばりの「何も言えねえ」状況でしたw
最高の環境の中でサウナができる事は嬉しかったのですが、何よりも良かったのは、家族でこのサウナに入って色々と話しをしながら、皆で楽しめた事でした。これまで友達やグループでサウナに入った事がなく、まして家族で入る事なんて想像すらできていませんでしたが、奥さん、娘から「サウナって気持ちいいね!」って言ってくれたことが、一番良かったなーと思っています。
以前木下さんがサウナからVoicyの生放送を結構やられていましたが、サウナ好きが集まって、わちゃわちゃとお喋りができれば、そりゃ最高の憩いの場になるだろうなーと身をもって体験する事ができました。
という事で、サウナ好きな方で道東方面に行く機会があれば、是非ともお勧めのサウナです!
運営されている板 宏哉さんとは、当日ちょうど鶴居村から出る予定でお会いできませんでしたが、オーナーの板 真奈美さんとはお話しする事ができ、とても親切にして下さり、ありがたかったです。
〇北海道ホテル@帯広
実は、釧路、鶴居村に行く前に、帯広の北海道ホテルにも泊まっていました。一言で言うと、痒い所に手の届く素晴らしいサービスをされているホテルでした。ホテルとのタッチポイントにおいては、チェックインだけでなく、ウェルカムドリンクの仕組み等、とにかく全てが丁寧であり、とても気持ちの良いサービス。
ここでも当然ながらサウナに入ってきました。セルフロウリュが可能なタイプであり、コンパクトながらも、非常に作りが凝ったサウナ。北海道ホテルで有名なモール温泉にちなんで、この源泉を使ってロウリュをする事をモーリュと名付けたり、中々面白いマーケティングでした。
外気浴は露天スペースがあり、建物の間に見える木々を見ながら外気浴する事ができ、帯広の街中とは思えない良い環境。ここでも気持ちよくととのえさせて頂きました!
良いサウナは本当に動線が良く、加えて、サウナ出口に水飲み場まで用意されており、ユーザー目線に立った作りで感動モノでした。水風呂には、清流日本一にも選ばれた札内川の水を使うなど、ひとつひとつが期待以上の作り。
ここのサウナは、朝5:30からやっていて、一番乗りで入ったのですが、6時前には既にサウナは満杯状態となり、本当にサウナーに愛されているホテルなんだなと思いました。
サウナだけでなく、朝食(十勝の美味しい素材を使った料理)やウッド調の可愛らしい部屋のデザイン(且つ寝室とトイレの間にドアがあって遮断されている等)、満足することだらけなので、十勝方面に旅行に行かれる方は、是非ともここのホテルもお勧めです。
という事で、数年前から完全にサウナに目覚めてしまった私ですが、これからもサウナは細く長く続けていきたいと思うので、良いサウナに入るという視点での旅もやっていけたらなと思っています。
ではでは、今日も一日頑張っていきましょう~!