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10歳旅・15歳旅・20歳旅のススメ

5月5日、「こどもの日」。
手元にある90を超えるテーマから子育てに関するものをピックアップ。前回にちょっと触れた家族会議以外にある我が家の独自ルール。10歳旅・15歳旅・20歳旅について。

子どもとの時間は朝と週末

我が家は子宝に恵まれ、娘3人・息子2人。
妻のおかげでみんな健康に育ってくれている。
たとえ学校の成績が芳しくなくても(笑)

楽天の株式公開した当日に入籍して始まった結婚生活。子宝に恵まれながらも事業成長・事業拡大の中、朝から夜中まで全力疾走の生活は変化せず。唯一の変化は土日に出社をしなくなった程度。子どもとの時間は「朝」と「週末」のみ。子育てに積極的に時間を費やしたとは到底言えない

朝は登校準備している子ども達と朝ごはんを一緒に食べる。子どもの顔は朝食よりも何十倍も栄養になる。でも、ゼロよりマシだが、やっぱり全力で向き合っている訳でもない。会議のように議題を設定している訳でもないし。

週末は週末で家族行事やら子ども達の習い事やらもあり、なんかバタバタ。夕食時間にみんなが自由に話す(誰も人の話を聴いてない?)食卓。食後にカードゲームしたりそのときどき子ども達の中でのブームに合わせて一緒に遊ぶ。

ある時、自分は本当に「子どもと向き合えているか?」と疑問が湧いた。

1対1のコミュニケーション

家族大好き。子どもとの時間も大好き。でも、気づくと常に子ども「達」との時間。次女が生まれる前の長女だけは1歳7か月まで親を独り占めしてたが、その後はずっと「子ども達」として接している自分に気づいた。

遊んでいるが、1対1ではなく複数の子どもとだし、たとえサシで話し合っても精々1時間~2時間とか。たまに子ども行事で半日くらい一緒になることもあるが、我が家の場合、基本「家族みんな一緒」がベースだったので、常に複数名の子どもとの時間だった。

そこでスタートさせたのが、子どもと私の時間。

日々子どもの成長に寄り添ってくれている妻に相談し、「子どもが10歳、15歳、20歳にそれぞれなった年に、彼らが『行きたいところでやりたいこと』を一緒にパパもやる」ことにした。

長女が10歳になった時に始まった本企画、すでに長女次女は10歳旅も15歳旅も終え、息子二人も10歳旅を終えている。昨年のコロナ以降、末娘10歳旅、息子15歳旅、長女20歳旅がお預け状態になっているが、この企画は超オススメ。

子どもの知らない部分が見えてくる

日頃に向き合って会話をしていても、当然、他の家族と接する時間や家の中で別々なことをする時間ができてしまう。それが、旅に出ると、基本24時間ずっと一緒にいる。朝食も昼食も夕食もふたり。街中を散策している時の会話もふたりきり。当然、深い話ができる。

好きな科目、苦手な科目、好きな先生、苦手な先生、仲の良いお友達、それぞれの理由を聞きながら彼らに新たな質問を投げかける。将来の職業イメージや好きな人のタイプやその後の結婚年齢や理想の家族構成も。

10歳の時にはぼんやりだった回答も、15歳になるとイメージの輪郭もしっかりしてくる。〇〇みたいな性格の人との結婚は有り得ない!とか、子どもは2人。多くても3人などなど、その理由も含めて非常に面白い。親としてのWell-beingを実感できる時間。

丸々一日過ごした後、子どもが寝てから、その日の会話を思い出しながら情報を整理して妻に送って共有。この自分勝手な企画を許して残り4人の子ども達の面倒をひとりで切り盛りしている妻へ感謝をしつつ、新しい発見を共有することで若干の罪滅ぼし。

大好きな企画なだけに皆様にオススメしたく、つい長くなってしまった。1,000文字程度でまとめられるよう以後、気を付けます。

でも、本当に本当にオススメなので、まだお子さんが小さい方、是非とも計画してみてください。友人の一人はハリーポッター好きな娘さんを10歳旅で英国のハリーポッター聖地を行脚したら、自ら「留学したい」とその後の成長に大きな変化があったらしいです。

最後に「スキ」のチカラ
今まで多くの方々の有難いnote記事を読ませていただいたのに、全然「スキ※」をしてこなかったことに猛省。当事者になってみて「スキ」が背中を押す声援の役割になっていると気づいた。今後は読後ちゃんと「スキ」します。(皆様もよろしければ「スキ」お願いします。ちゃんと書く気になるので)※ハートマークを押すこと