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サウジアラビア旅行で感じたこと

サウジアラビアへ行ってまいりました。個人的に、今回が今までで1番難易度の高い旅でした。

何より、情報が少ないのが難点でした。観光VISAの発給が開始したのが2019年9月末。渡航したのが10月10日なので、VISA発給から1〜2週間で入国された方達が発信してくださっていた情報をTwitterをなどで収集し、それを手掛かりにしての冒険でした。

今回の記事では、サウジアラビアで今までは単身での入国認められていなかった30歳未満の日本人女性が観光してきた率直な感想、実際行って見てきた事を書いていこうと思います。私の個人的な感想ですので、その点ご考慮いただければと思います。
これからサウジアラビア旅行を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

まず、率直な感想。
本当に素敵な国でした。迷っているなら絶対に行って欲しい!!!

生きてきた中で1番不安な気持ちで日本を出国したのですが、旅を終えてみると、今までで1番行ってよかったと思える旅になったと感じています。

私は今回の旅で危険な目にも合わず、素敵な出会いだらけだったので、サウジアラビアに対してはすごくプラスのイメージですが、もちろん気をつけなければ危険な目にも合いかねないと思います。

私がサウジアラビアへ行く前に読ませていただいた、記事も載せておきます。是非こちらも合わせて読んでください。

実際にサウジアラビアへ行ってきて、私はこの記事に書かれていることは真実だと思います。
私は幸いにも実際体験しておらず、自分の記事にはあまり書けないので、ぜひ上記記事には目を通し、このような事が起こりうる事は認識していただくのがいいかと思います。

事実、友人とホテルのエレベーターで部屋に帰るとき、同じエレベーターに乗ってきた男性に、友人のことをホテルの外で見かけて素敵だったので着いてきた。と言われていました。
断ったらなにもしてきませんでしたし、幸いにも怖い目にはあいませんでしたが、日本ではなかなか想像のつかないことが起こりえるのは間違いないと思います。

ですが、私は今回の旅でサウジアラビア(リヤド)が治安の悪い場所だとは感じませんでした。
では何故、このようなことが起こるのか…、文化の違いだと思うんです。

郷に入っては郷に従え。私もまだまだ勉強不足ですが、サウジアラビアに行く際には、最低限の文化やマナーを学んでから行くべきだと思います。
日本と違う文化を持つサウジアラビアで日本にいる時と同じように振る舞えば、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。特に女性は危険な目にもあいかねないと思います。

私は今回の旅で本当にサウジアラビアが好きになりました。でもそれは旅行前に、しっかり学んで、現地でも最新の注意を払って行動したから、素敵な思い出を作ってこれたからだと思います。

前置きが長くなりましたが、サウジアラビアについて紹介していこうと思います!!

女性の服装

イスラム圏の方がよく身につけているアバヤやヒジャブですが、今回の観光VISA発給開始とともに、外国人のアバヤ着用の義務はなくなりました。

ですが、私は現地でアバヤを着用していました。
現地の友人に聞いたところ、治安はいいし女性だけで歩いていても問題ないけど、アバヤは着ていた方がいいよ!と言われました。

どこで購入したのかというと、私は現地のモールに入っていた衣料量販店にて購入しました。日本で言ったら「しまむら」みたいなお店ですね(笑)

サウジ


King Faisal Road, Riyadh 12612, Saudi Arabia

こちらのモールの二階になります。
一階にはlulu hypermarketというスーパーマーケットが入っていて、一軒でなんでも揃うので、すごく便利でした!

入国した時の服装ですが、全身黒で露出のない服にしました。モールに行った時も同じ服装で、アバヤを着ている人の中にいても浮かない服装を心がけました。

入国時に全身黒でないと入国できないのかと言われると、そういうわけではないと思います。カラフルなTシャツで入国していた方もいました。ですが、黒を着るのは、現段階でサウジアラビアへ入国するのであれば、最低限のマナーかなと思います。

治安

昼間のリヤドの街を歩いた印象では、治安はそこまで悪くないと思います。

外務省の海外安全ホームページの危険区域情報だとレベル1(十分に注意してください)の評価。
[https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_050.html#ad-image-0:title]

外交等で少々不安になる報道がされていますが、街自体の治安が悪いという印象は受けませんでした。ただ、私が危険そうな場所は避けていたのでそう感じたのもあると思います。ですが、観光客自体がまだ少ないので、観光客狙いの犯罪というものもあまり存在していない印象でした。

以前はテロリストの通過点なっていたりしましたが、町中のセキュリティーを強化したので、今はほとんどそういうことはなくなったと現地のuberドライバーが言っていました。
実際、政府機関の前の道路を始め、ホテルのゲートなどを車で通過する際にセキュリティーチェックがあり、トランクの中をチェックされます。
更にホテルのエントランスにもセキュリティーチェックがあるので、通るたびに荷物を赤外線カメラに通しました。

移動手段

移動は基本UBERでした。
UBERなら目的地を伝える手間もありませんし、現地語が話せなくても安心です。UBERのドライバーも変な人には出会わず、どなたもとても親切でした。降りるときに、ファイブスター★(評価)って言ってくるドライバーがとても多かったです(笑)

まとめ

私は、今回リヤドから遠くまで行って観光したわけではありませんが、街を歩いたりお店の人と話したりしても、危険を感じる面はありませんでした。
サウジアラビアに女性が旅する上で、私が大切なのではないかと思うのは、現地の女性の行動に合わせて行動することです。
服装もそうですが、サウジアラビアの女性はすごく控えめに行動しているように私の目には写りました。男性とのスキンシップは取りませんし、目もあまり合わせないそうです。そんな中で外国人が、いきなりアバヤも着ないでフレンドリーに男性に話しかけに行ったら、変な誤解をされる可能性もあると思います。

例えば、欧米や南米の方は、日本と比べてスキンシップが多く、目があったらウインクしたりするじゃないですか?初めてウインクされた時に、日本人が「え…なんだろ!?」って思うのと同じだと思うんです。すごくフレンドリーな欧米や南米出身の友達の振る舞いに対して、「あの子に気があるの!?」って聞いたら、「ただの親切だよ!」って言われて、びっくりした経験が私もあります。

人との距離の取り方1つで相手に勘違いをさせてしまうこともあるということを自覚することが大切だと思います。私は極力男性と密室で一緒にならないように気をつけたり、どうしても1人でuberにならなければいけなかったときにはあまりフレンドリーになりすぎないように距離の置き方にも注意しました。そして、私は今回チャレンジャーなことはあまりしていないので、女性一人でバスを使ってどこかへ行きたい!!なんて方は、もっと詳しく色々なことを調べるのをお勧めします。

VISA発給が始まったばかりの今だから見られる、現在のサウジアラビアもたくさんあると思います。
日本との文化、宗教やマナーの違いをしっかり認識し、サウジアラビアについて理解して、楽しいサウジアラビアの想い出を作れる方がたくさん増えれば嬉しいです。

最後に!今回の旅の前に色々とアドバイスをくださった皆様、本当にありがとうございました。皆様のおかげで楽しい旅をしてこれました。

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