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チョコレートは本命だけにしとこうぜ

※自分を鼓舞する回です。

バレンタインってあんまりいい思い出がない。

去年は、バイト先への義理チョコとか要らんだろと思いつつ、他の方が配る手前、1番下っ端の私が渡さないのはと思って買っていった。
一昨年は、妹と交代でキッチンを使ってお菓子を手作りし、朝4時まで彼氏の悪口を言いながらラッピングしてた(ごめんなさい)。数ヶ月後に別れたけど。

会社でバレンタインイベントをマストにされることも、簡単に「作って欲しいなぁ(材料費&ラッピング費自己負担+徹夜→お返しは親のお金)」とか言いやがる人間さんにお菓子作ることもうんざり。

お菓子にかかるお金なんてちょっとで、徹夜もたった1日のことじゃん!って割り切れたら良かったけど、"彼女だから当然"って顔でそれを求められることに吐き気がした。女ってだけでバレンタインに参加させられる風潮が嫌だった。


自分は何もしないやつのためにチョコレート作るなんて、マジでイライラしかない。

貰えて当たり前と思ってるのか知らないけど、さして感謝もされないし(思った通りにならないとクソほど機嫌悪くなるくせにね!)。女の役割みたいな風潮が嫌。元彼は"俺は男だから料理はしない"系男子だった。こいつ腹立つなと思って年1回のお菓子イベントのバターをケチった女は私です。

なんで私ばっかりしてあげなきゃいけないんだろうなんで、なんで。

最終的に妹とは「もっとマシな男がいる」などと汚い下衆らしい暴言を吐いていた(ごめんなさい)。

今思えば、結局あげる選択をしたのは私なんだから、"私ばっかりしてあげている"なんて考えは被害妄想でしかなかった。一応補足するが、被害が無かったわけではない。私の常識は歪んでしまった。
本当は、愛想ないとか冷たいとか思われても関係ない。"女なのに"と言われたら、"こいつ言葉通じないなぁ"くらいに思ってしまえばよかった。失礼な相手に失礼のないようにするなんておかしな話だったんだ。


先日、ゼミナールの顔合わせで、ひとつ上の先輩に「俺らの代女子1人しかいないけど、ゼミ選ぶとき気にならなかった?」と聞かれた。
先輩は「全然気にならなかったです。」と答えた私を、少し驚いた(引いた?)様子で見ていたが、勘違いしないで欲しい。ゼミの華になろうとかしてない。

私が男性が多いからやめようと思わなかったのは、学業に性別は関係ないと思ったからだ。
どの性であっても、男性だから、女性だから、セクシャルマイノリティだからと性で分けることは望まない。
今の私なら、性が原因の評価に、"これができる(できない)のは女性だからではありません"とハッキリ言える自信がある。
かつ、私自身も"男性だから〜"と思わないだろう。
だからこそ、男が多かろうと女が多かろうと関係なかった。言ってしまえば、男女なんて、生物学的な性別であって、本人次第でどうにでもなるものなんだから。

もちろん、ゼミナールでもバレンタインイベントはしない。今年はアルバイト先にもなし。もらったらしょっぱいものを返します。


楽しいことだけしよう。

去年よりもっと、楽しいことだけ。
だから、欲しいとは言わないがあげると言ったら可愛く喜ぶ本命にはあげる。可愛いから。はい、ほんと天才。

"楽しいことだけ"という基準で判断して欲しい。別に楽しいなら職場を含めて誰にあげてもいいし、あげなくてもいい(職場で配るとき、他の人に強制する流れを作るのはナシね)。

楽しくなければ本命や恋人にも渡すのはやめようと思っている。素直で居られなくなったら距離を置こう。自分を騙しながら人と付き合うのは辛い。

今私は、好きな人に色々と伝えたいことがあるのだが、不安と緊張でなかなか言えずにいる。一緒にいても黙ってしまうし、家に帰ってから今日の私可愛くなかったなぁとか考えると辛くなる。それでも変わらず優しいので簡単に舞い上がる。不安定な自覚はある。私は脆い。

できることをひとつずつやりたいから、言いたいことは直接言うことにした。言えなかったときのために、便箋を買った。私は決して完璧ではないが、間違いなく頑張っている。そう褒める。

ちなみに、告白するわけではない。
今後もその予定はないのであしからず。泣くなよ私。



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