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#たな読書_内発的な動機で生きていく

『左ききのエレン』という漫画を皆さんはご存じですか。
 
何者かになりたいともがく主人公朝倉光一と天才少女山岸エレンの出会いから始まり
広告業界、アート業界を跨いで彼らの姿を追う群像劇になります。
(もし読んだことがない方は是非!!本当にオススメです!)

さて、今回の1冊はその『左ききのエレン』に出てくる登場人物と名言から「働くこと」「生きること」「他者との比較」「幸せ」等を考える
『「左ききのエレン」が教えてくれる「あなたらしさ」』をご紹介します。

今回も本著の中で心に残ったことを纏めていきます。

他者との比較ではなく、内発的動機で生きていくことこそが、何よりも大事

エレンは勝つとか武器とかそんなことには無頓着です。自分の内なる欲求でがむしゃらに生きているのです。非凡な才能があるからそれが出来るのではなく、エレンには「好きでやっている」という内発的動機が感じられます。それは大谷選手と同じ非認知的な生きる力と言えます。誰もが勝つための武器ではなく、「あなたらしさ」という才能や武器があるのだということに気付いて、内発的な動機で生きていくことこそが、何よりも大事なのです。

「左ききのエレン」が教えてくれる「あなたらしさ」 P.28より

人間の脳は認知的にできているため、他者と比較したり、自己紹介してしまうようになっているのです。普通という勝手な尺度と概念で自分を評価し、平凡か非凡かを人と比較しながら生きていくのです。普通も特別も勝手な意味づけにすぎないのにもかかわらず、です。

「左ききのエレン」が教えてくれる「あなたらしさ」 P.69より

多くの人が気づかないうちに他者との比較によって自分という存在を認知している傾向が強いとのこと。
「他の友人はあの企業なのに自分は、、」「なぜ自分だけは昇進できないのか、、」などネガティブな考えが他者との比較において浮かんでしまった経験、ありますよね。

自分自身、ネガティブなタイプであることを自覚しているので勝手に比較して勝手に落ち込むといったことは枚挙にいとまがありません笑

ただし、本著と『左利きのエレン』ではそうではなく
「内発的な動機で生きていくことこそが、何よりも大事なのです」と断言しています。

「自分だってそうやって生きていきたい!けれど周りを気にしてしまうんだ!、、」
そんなジレンマに陥ってしまう前に非認知的に生きていくにはどうすればよいのか。

色々な文献を漁ってみたのですが
結局、経済産業省の文献に収束している気がしており
まずは夢中になれるものを見つけることが第一歩。になりそうです。

私の場合、上記を聞いた時に思い浮かんだ以下のことからまずは打ち込んでみようと思います!
・コーヒー、フットサル、キャリア支援、キックボクシング、読書etc…


自分のご機嫌は自分で取る

いろんなことで心が折れて不機嫌になる時、そこから脱出するにはまずそのような状態になっている自分に気づき、ご機嫌でいることの価値を重んじて、価値のあるご機嫌のほうへ自ら心を傾かせていくのです。自分自身の中にご機嫌の価値があれば自然とその価値に引っ張られて心がよい方向へ導かれて整うのです。

「左ききのエレン」が教えてくれる「あなたらしさ」 P.119より

誰かの何かや自分の何かによって不機嫌になったとしても、自分のご機嫌は自分で取るしかないですよね。ずっとぐるぐる考えすぎていては前に進むどころか、後ろ向きに進んでしまいます。

人生は一度きり。

いつも笑顔でご機嫌な人の周りには自然と人は寄ってきます。

自分自身でご機嫌を取れる方法を見つけ出して毎日を楽しく過ごしましょ!
自分の場合は運動と散歩を通じてリフレッシュしようかな。


選ばなかった道を想って泣くんじゃない

君は君が選んだ生き方で幸せになりなさい

最後は私の好きなシーンで締めくくらせていただきます。
皆さまが今日も素敵な1日を過ごせますように☕

田中亮成



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