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【必見】知る人ぞ知るAWSを利用するスタートアップ企業のリアルドキュメンタリー

この度「AWSを好きになる本 ゼロから始めるクラウドジャーニー」というAmazonのクラウドサービスであるAmazon Web Services(AWS)についての本を出版させていただくこととなりました。

出版を記念して、本の予約受付開始の3/19(金)から発売開始の3/26(金)まで毎日記事を書く「出版アドベントカレンダー」という企画を行っています。

6記事目となる今回の記事では、知る人ぞ知るAWSの公式ドキュメンタリーとして「Now Go Build」というプログラムについて紹介していきたいと思います!

こちらのドキュメンタリーはテクノロジーそのものよりも「世界中のスタートアップ企業がテクノロジーを活用してどのような問題解決に取り組んでいるのか」といった内容がフィーチャーされているので、技術者以外の方にもとってもおすすめの内容となっています!

※書籍については紹介ページを作ったのでよかったら覗いてみてください。
本の編集さんとの対談動画なども掲載しています!

Now Go Build とは?

Now Go Buildとは、AWSを利用するグローバルな起業家たちのストーリーを紹介するAWSの公式ドキュメンタリー番組です。

この番組の特徴はAWSのCTOでありコンピューターサイエンスの博士号を持つワーナー・ヴォーゲルズ氏が世界中の様々な地域を訪れ、各地のスタートアップ企業が解決を目指して取り組んでいる問題や新しいソリューションをを紹介する内容となっています。

映像はYoutubeで公開されていて、日本語字幕も選択することができましたので英語が苦手な方でも問題なく視聴いただけます。英語を勉強されている方にとってはいい学習教材としても利用できそうですね。

Now Go Buildの面白ポイント3つ!

このプログラム自体は以前から知っていたもののチラ見しかしたことがなかったので改めて動画を見てみたところ、こちらが本当にとても素晴らしい内容になっているので推しポイントを3つ解説したいと思います!

1. 世界中の国々の暮らしや文化も感じられる

まず、世界を代表する企業であるAmazonが手掛けているだけあって映像のクオリティがとてつもなく高いです。単純な絵のきれいさもありますが、登場人物の目線のようなリアルなカット、動きのある躍動感のあるカットなどがありそれだけで興味を引きつけられる映像になっています。

そして、スタートアップ企業の事例紹介の前に、その企業がどの国に会って、そこの人々はどんな暮らしをしていて、どんな文化が地域には根付いているのかといった紹介があります。なので気分は疑似旅行気分というか、かなり現地のリアルを感じられる内容になっています。

2. リアルかつグローバルなビジネス事例を知れる

そしてメインとなるのはスタートアップ企業が取り組んでいるビジネスの紹介です。

普段生活しているだけだと自分の会社や顧客の企業以外のビジネスについてはあまり目を向ける余裕が中々無かったりしますが、Now Go Buildではスタートアップ企業、しかも世界各国のということで斬新でユニークなビジネス事例を知ることができます。

また、企業が利用するテクノロジーについては「AWSのどのサービスを使っていて実装方法は~」といったAWSのカンファレンスなどで紹介される具体的な内容よりも一般的な内容で説明が行われているため、技術者でない方も理解して楽しめる内容になっている点も魅力的です。

3. ビジョナリーな価値観に触れられる

そして最後に、Now Go Buildで紹介されている企業は単純にテクノロジーを利用してどう利益を上げるかという視点ではなくて「どのような影響を周囲にもたらすことができるか」「どのような新しい価値観を世の中に提示することができるか」といった点を語っていることがとても特徴的です

「AWSを好きになる本」の中でも書かせて頂きましたが、AWSというテクノロジーを利用することはあくまでも手段であり、本質的に重要なことは「テクノロジーを利用してどんな目的を達成するのか」ということです。

テクノロジーを利用してどんな世の中の問題を解決することができるか」ということは重要でありつつも普段あまり考えることがないので、それを既に実践している人たちの声からはきっと何らかのインスピレーションを得ることができるのではないでしょうか。

第1回放送ではインドネシアのスタートアップを取材

Now Go Buildの第1回放送では、インドネシアの首都ジャカルタにある「Hara」というスタートアップ企業が紹介されています。

こちらの企業では家族で運営しているレベルの小規模な農家の様々なデータを収集し、それを銀行や農業製品メーカーに提供することで信用をベースに農家の支援を行うサービスを提供しています。

個人的な話をすると学生時代に生活困窮者に無担保で少額融資を行うバングラディッシュのマイクロファイナンスの事例などを勉強したことがあったので、それにテクノロジー(主にブロックチェーン)の要素を足したような今回の事例はとても興味深かったです。

日本では落合洋一さんの会社を訪問?!

Now Go Buildでは東京のスタートアップ企業を取り上げた回があるのですが、そこでは落合洋一さんの会社「ピクシーダストテクノロジー」に対する取材も行われていました。

日本企業の事例としては他にも、医療データ解析にマシンラーニングを活用する「MICIN」、介護プラットフォームを展開する「Z-Works」も取り上げられていますので是非こちらもご覧になってみてください。

終わりに

AWSのCTOであるヴォーゲルズ氏が直接世界各地のスタートアップ企業を訪れるという番組は企画からして非常に面白いですね。

私も個人的なYoutubeの動画を何本か撮って公開しているのですが、部屋で喋ってる映像だけじゃなくてどこか取材に行くような映像もいつか撮れたらなあなんて思いました。

現状だと部屋で喋るだけの動画も更新がままならない状態なので取材に行ってそれを動画化するなんて夢のまた夢ではありますが。

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