ソ連のTV放送(後編)
慢性的な娯楽不足だったソ連にあって、TVは貴重な娯楽源。ソ連人は意外にもインドアでテレビっ子だった、という指摘もあるくらいだ。
後編では、ソ連で人気があったTV番組、ソ連最末期の変動を見ていこう。
«В мире животных» 動物の世界
大人から子供まで愛された動物番組。1968年に放送開始され、現在まで続く、驚きの超長寿番組だ。番組テーマ曲として使用された、ポール・モーリア・グランド・オーケストラの演奏による«Alouette»(作曲はアリエル・ラミレス)は、ロシア人に最もなじみ深い楽曲の1つとなった。
番組OP。余談ながら、ポール・モーリア・グランド・オーケストラはソ連で結構人気があった。
さらに余談ながら、筆者は「Love is blue」が好きです。
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