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仮面ライダークウガ感想

なんだか久しぶりに自分の事を書きます。
ついこの間、シンウルトラマンを見てから特撮にハマりました。

平成ライダーの最初の作品で人気が高いとネットの意見があったので仮面ライダークウガを見てみました。初ライダー視聴です。

2000年放送で僕が5歳の時の作品ですね。

一応世代なんですかね? 友達がおもちゃを持っていたかなーって記憶があります。


結果はすごく面白かったですが、ストーリーが完全に大人向けですね。

ヒーロー物というより、刑事物な印象でした。

以下感想です。ネタバレ注意。



1 主人公、五代祐介の笑顔が優しくて悲しい。

主人公五代祐介は【みんなが笑顔でいられる為に】に戦う事を決意するのですが、本人の笑顔は人を安心させるために笑っているイメージでした。

劇中で言った台詞。「本当は綺麗事がいいんだもん。コレ(暴力)でしか解決できないなんて、悲しすぎるから」はクウガを象徴する台詞だと思います。


2 警察官が頼もしい

クウガの警察官はとても頼れます。そこの部分が魅力的だと感じました。

敵の怪人、グロンギはゲゲルという、殺人ゲームで競い合うという非常に危険な相手に立ち向かいます。、

最初は怪人に効かなかった銃も改良し、クウガにバイクや銃(フォームチェンジの為)を提供し、連携して戦う。

「市民の安全の為に全力を尽くす姿」は同じ大人としてかっこいいと思いました。

3 最後の戦いが異質

最後は最強の敵、究極の闇をもたらす存在と呼ばれるン・ダグバ・ゼバと戦う為に五代は同等の力を持つアルティメットフォームに変身する事を決めます。アルティメットフォームは理性をなくし、全てを破壊し世界を闇に陥れる可能性がある危険な形態です。


相棒の一条さんの「寄り道をさせてしまってすまないお前は気ままに冒険している姿が似合っている」という言葉は胸を打ちます。

そしてダグバとの決戦はなんと素顔で殴り合いになります。

雪原に飛び散る血飛沫はとても残酷。

その時ダグバは楽しそうに笑い、五代は悲痛な表情で泣いていたのが衝撃的でした。

仮面ライダークウガは自己犠牲の上で戦うヒーローだという事が伝わりました。

その後外国に旅立つのですが、外国人の子供たちに向けたどこか影のある笑顔に見えました。

ヒロインの桜子さんが言った、「五代くん、絶対笑顔を取り戻して、返ってきますよね」というセリフが少しだけ悲しく、爽やかなラストでした。

現在は仮面ライダー龍騎を見ています。

こっちも面白く、見終わったら感想を書きたいですね〜。

今度シン・仮面ライダーも上映するらしいので楽しみにしています!









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